■あらすじ
これは最も一線を超えた「結婚」!? 児童相談所に勤務する夏目アラタは、結婚に夢を見たことなど一度もない30代、独身。
そんな彼はある時、訪問先の子供から奇妙な依頼を受ける。それは、自分の代わりに「ある死刑囚」に会って欲しいというものだった…… 『医龍』『幽麗塔』『第3のギデオン』の“乃木坂太郎”、刺激的新境地!
■ネタバレ
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↓ネタバレ↓
4人をバラバラにした怪人に会おうとしている、児童相談所に勤務する夏目アラタ
まっすぐすぎる行動でハプニングを起こしながらも児童相談員として従事する夏目アラタ。
同僚からは狂犬と呼ばれている夏目だが、15年前、児童相談所一の問題児だった夏目なら、同じ問題児の気持ちが分かるはずだと所長は期待を込めている。
しかし、夏目は問題児の気持ちなんて分からないと言う。
夏目は同僚に「相手を半殺しにしてでも、子供を守りたい時」に自分を使うのが正しい使い方だと説明します。
鉄砲玉だと言って聞かない夏目に同僚は、人生を大切にするように説教をされます。
若くて公務員の引くてあまたの条件なのだから、結婚をするように促されますが、夏目は「やっぱ一人が、楽ですわ」と言い切る。
バラバラ殺人の被害者の子供の秘密
不登校気味の山下くんの家へと夏目達は向かいます。
事前の調査によると山下くんはバラバラ殺人の被害者の子供だということが分かりました。
また、バラバラ殺人の犯人は捕まったのの、殺されたお父さんの首が見つからないと山下くんから聞き出します。
首を探し出そうとした山下くんは、犯人から聞き出そうと夏目の名前を使って文通を始めていたのでした。
犯人は30代の男性が好みだったことから、夏目の名前を使って文通を始めたものの、最後に来た手紙に「今度、直接会って話そうよ」と書かれていました。
その手紙を最後に犯人からは返事が無く、山下くんが会ってしまうと正体がバレることから、山下くんは夏目へ、代わりに会って欲しいと頼みます。
夏目は山下くんに犯人からの手紙を見せてもらった後に、今後は手紙のやり取りはしないように約束をし、代わりに犯人に会うことを決めました。
同僚からは「見直した!」と称賛されますが、山下くんが犯人との手紙のやり取りを面白が始めていて、悪の側へ一線声掛けていたことを見抜き、引き受けたと夏目は話します。
犯人の正体はピエロの扮装をした・・・
犯人は通称「品川ピエロ」
逮捕時の回想シーン。
バラバラ殺人の犯人はピエロの扮装をした女性だったことが、逮捕時に発覚します。
被害者はいずれも社会的に成功した30代男性でした。
殺人ピエロといざ面会
夏目は殺人ピエロと面会をするために拘置所へと向かいます。
向かう前に殺人ピエロについて調べてみるも素顔を確認することはできませんでした。
面会は一日一組だけ。
5回目にしてようやく面会許可が降りました。
素顔が分からない凶悪な殺人鬼と会う前に夏目は緊張しながらも、スーパスターと面会するようなものだとワクワクする一面も見せます。
面会に来たのは、なんと童顔の21歳の女性でした。
動揺しながらも犯人と目を合わせる夏目ですが、鳥肌を感じ声をかけるタイミングを逃してしまします。
焦る夏目。
そんな時、犯人が「思ってたのと違う」と言い残し、退出しようとします。
このタイミングを逃すと次は無い。
どうやって引き止めるか。
夏目は考え抜き、覚悟を決めた表情で「俺と結婚しよーぜ」と犯人にプロポーズをするのでした。
■感想
凶悪な殺人鬼にまさかのプロポーズ!
オチだけでもとても続きが気になるマンガですが、ページをめくる指が止まらなくなるくらい引き込まれるストーリーと綺麗な絵が特徴的です!
ピエロの殺人鬼といえば、アメリカのシリアルキラー「ジョン・ウェイン・ゲイシー」が有名ですね。
愉快なメイクのピエロと冷酷な殺人要素の設定は昔からありますが、そこに一線を超えた「結婚」 要素!
続きが気になる方はゼヒ読んでみてください!
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