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最近読んだ「無料で立ち読み」が出来るマンガを紹介します!一部ネタバレも含みます!

【無料立ち読み】死役所【分冊版】/あずみきし 第1話

2019年11月11日 | 無料立ち読み
■作品紹介

題名:死役所【分冊版】
著者・作者あずみきし
掲載雑誌:月刊コミック@バンチ
発行元:新潮社
ジャンル:青年漫画・ヒューマンドラマ 


■あらすじ

お客様は仏様です。此岸と彼岸の境界に存在する、死役所。ここには、自殺、他殺、病死、事故死……すべての死者が訪れる。罪無き者は、天国へ。罪深き者は、地獄へ。あるいは――。“助けたこと、後悔してるんです。…こんなことを考えてる、自分が嫌で…”命を棄ててまで、守りたいものはありますか? 魂抉る死者との対話、待望の第1巻。 


■ネタバレ

※以下ネタバレとなります。ネタバレを知りたくない方はブラウザバックを推奨します!




↓ネタバレ↓





ある日、男子中学生の鹿野はいじめが原因で飛び降り自殺をします。
死んだはずだと思ったのに意識がある…。
そこは「死役所」
死んだ人だけが行き着く場所だった。
鹿野は自殺課に通され「自殺申請書」を提出するように、自殺科のシ村に案内されるもシ村の人を小馬鹿にした態度を見て提出せずに去ってしまう。
「自殺申請書」を提出しなければ「冥土の道」に行ってしまうため、同僚から「ちゃんと探して教えてあげてください」と叱られ、シ村は鹿野を探しに行きます。
一方、鹿野は「死役所」内をふらふらしている内に、いじめっ子に会います。
実はいじめっ子は、鹿野のお義父さんに轢かれて死んでいたのです。
鹿野が自殺した後に、鹿野が生前に記録していた日記をお義父さんが読み、いじめっ子を轢き殺していたのです。
いじめっ子は自分が死んだのは鹿野のせいだと責め、死んだ後にも関わらず前世と同様に鹿野を殴りつけます。
そんな時にシ村が通りがかり「冥土の道」についての説明を行います。
「冥土の道」とは、天国でも地獄でもない何もないところ。
手続きが遅れると成仏できなくなるとシ村は告げます。
シ村の説明が終わった後もいじめっ子は自分が死んだのは、鹿野のせいだと罵り殴り続けます。
その様子を見てシ村は、死んだあとでは痛みを感じないので殴るのを止めるように、人を小馬鹿にした態度でいじめっ子を静止させます。

いじめっ子は殴るのを止め、「成仏の扉」へ進みますが、地獄へ落ちます。
前世の悪質な強要や間接的な殺人が地獄行きの要素として揃っていたのです。

鹿野はいじめっ子を殺してくれたお義父さんにもう一度会いたくなりシ村に相談しますが、ちょっとだけ生き返ったりすることはできず、生まれ変わることができるのは天国に行った人だけで、生まれ変われるかどうかは死役職では分からないと説明されます。
鹿野はシ村にお義父さんが死んで死役職に来た時に「お義父さんともっといろんな話をしたかった」と伝えてもらうようにお願いをします。
シ村は今までに見せたことのないような笑みで「よろしいですよ、お客様は仏様ですから」と鹿野に返事をしました。
ただ、約束は確実ではないと後付をしますが、鹿野はどこか安心したような表情を見せながら、成仏するため「成仏の扉」へと歩いていきます。


■感想
2019年10月からドラマにもなっている「死役職」です。
初めて読みましたが、所々グロいシーンがあるので血しぶきやバイオレンスなシーンが苦手な方はドキドキするかもしれません。
しかしながら、誰しもが一度は想像をしたことがあるはずの死後の世界の世界が現代社会風に描かれており、人を小馬鹿にした態度を取るシ村に最初はイラッとしましたが、話が進むに連れて「実はイイやつかも!?」と思ってしまいました!笑
死後の世界×ヒューマンドラマをかけ合わせたマンガ「死役所」が気になる方はゼヒ読んでみてください!


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