昨日は暑かったけれど、エアコンのお世話にならずに済んだ。
風があったからね、夜も網戸にして。やっぱり自然のままに寝られるって気持ちいい。
今日はどうだろう。
ライン返信の折に、横浜年下友から「ミュシャ」ヨーロッパで見たよね、って。
そうなのよ、私も確かに見た覚えがあり、ラミネート加工したしおりのお土産まで
記憶にあるの、探せば出てくると思うけど。でも曖昧だから書かないでいた。
が、二人して見た記憶があるというからにはやっぱり、だ。
そうなれば、二人でツアーに乗って行ったプラハしかない。プラハで見てたんだ、そっか。
どのくらい前からかは分からないけれど、坂道を下ったところに小さな店ができていた。
床屋さんのとなり。しげしげと見たわけではなくバス車内からのチラ見。毎日チラ見。
外観がとてもおしゃれ、でもおしゃれ過ぎない。狭い店内を見れば美容室だろうと分かる。
ところが美容室にありがちな、カットいくらとかの価格表がない。見事にいっさいない。
外観は「Lucca」の看板だけ。うーん、と唸った。自信あるのだろうね、きっと。
で、「Lucca」から思い出したね、50代後半横浜友とのイタリア旅行、三人の珍道中。
フィレンツェ滞在の折に1日自由行動の日があった。どうしようか。
あなたに任せると言われて張り切って。フィレンツェから行かれるシエナにしようかピサにしようか。
フィレンツェが内陸だからやっぱり明るい海洋都市ピサだな、なんて。
ここからは、以前にも書いたと思うけれど再度記憶をたどって。
私はその前に娘とピサに行っているから、欲張って城壁の街ルッカに立ち寄ってそれから
ピサだと計画する。
まずは切符を買わねばならない、フィレンツェの駅で窓口のオジサンに「ルッカ」と言って。
ルッカはフィレンツェから何個目の駅かしら、分からん。こうなったらと、指を使ってトントンと、
駅を指し示すポーズ。ワン、ツウ、スリ―・・・ルッカ?!と言って確かめる。ボディランゲージ。
いやあ無事に買うことができましたよ、ルッカまでの切符。ホーム確かめ電車に乗り込み、過ぎ行く
景色なんぞ見てたのかしら、今思えばよくぞそこがルッカ駅だと分かって下車したわね。
うん?でも私のことだから少しは予習して電車時刻調べたり計画立ててたよね、きっと、って。
それから街を見学、城門を通って広場に行き、グイニージの塔なんぞ上って。
なにもかも恐ろしいまでの無鉄砲な行動、やみくもに突き進んでいく。
もちろんスマホなどないから3人の知恵で、ってほんとか。ただの怖いもの知らず、無知。
(グイニージの塔屋上から)
で、街歩き終えランチも食べ、今度は終点ピサ行の電車に乗り込んで、とまあここまでがLucca。
ピサ駅でも真っ青になるハプニングがあったけど終わりよければすべてよし。笑い話の思い出。
でもでも何かあったらどうしてたんだろうね。冷や汗たらたら。
中年女だって後先考えずやるときはやるの。いいのか。
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