「私らも考えなしだがねえ」って、予約してしまったから。
マサチャンママ、遅刻友と、昨夜は、路面も凍ろうかという雪の降る中、3人の誕生会および新年会開催で国仲まで出かけた。
いやいや四の五の言いながら出かけた甲斐があったというもの。
ブリの煮物から始まって、紅鯨の刺身、5種盛り刺身、焼き肉、大根サラダ、お寿司、鱈の味噌汁とお腹いっぱい堪能した。
で、佐渡に帰って来てから3日目にして、青い空、陽の光、ドンデンのお山を見た今日。
買い物がてらの岸壁コース。ちょうど漁を終えた漁船が帰って来たので見学させていただいた。
着岸するとまずは軽トラを止める場所の雪かき。
まずはバイ貝水揚げ。
発泡スチロールの箱に氷詰め。3人で手際よく流れ作業。
おおーっ、佐渡沖冬の味覚、甘エビ。我らは南蛮エビって言ってるけれど。
長テーブルの上にざざーっと。
大きさ別仕分け開始。
テーブルの向こうに2箱、全部で7箱。
速いのなんの、あっという間。
いちばん小さいの、いまだ1匹。
特大。私の口には到底入らない。
いくら生業といっても、この寒空に沖から帰ってきてのすぐの作業。
いっときも休んでいない、温かい飲み物ひとつ口にしない。新潟出荷に間に合うよう急いでいるんだろうな。
最後まで野次馬よろしく見ているわけにはいかない。お礼を言ってその場を後にした。
ああ、それにしても美味そうだったわ。やっぱり冬の味覚の1番は甘エビだな。