記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

明治・大正期の名島海岸潮干狩り景と、15年前の潮干狩り体験

2020年11月29日 21時23分48秒 | 福博まちの記憶

調べ物で「名島海岸」の明治大正期の絵葉書を見ていて「そういえば、娘と名島に貝掘りに行った事があったな」と思い出し、保存写真データから探し出しました^_^。1枚目は今から100年前、1925(大正14)年頃の絵葉書。

私が撮影した貝掘りの写真は2005年のものです。名島海岸は多々良川の河口付近、この日は史跡・名島帆柱石そばでバケツ一杯にアサリを獲った記憶もあります。2枚目は1枚目の絵葉書と似た角度で撮った写真、後ろに史跡・名島帆柱石が見えます。

潮がひく大潮の時期は、昔から名島海岸は潮干狩りや磯遊びの名所だったようですね。3枚目は1915(大正4)年頃の絵葉書、左後方に見えるのは豊臣秀吉ゆかりの太閤水があった妙見島。いま一帯は埋め立てられて陸続きになっています。

最近は名島海岸に潮干狩り時期に足を運んでいませんが、今でも潮干狩りは出来るんでしょうか。名島神社の周囲は整備が進み駐車スペースもなくなって、普段もなかなか参拝にも行きにくくなりました。

手持ちの名島海岸の絵葉書で一番古いのが5枚目(上)の1906(明治39)年の印がある絵葉書です。発行は博多電灯会社、福岡市で最初に電力供給した会社で発電所は現在の中洲、吉塚うなぎ屋のある一帯だったようです。

潮が引いた名島海岸、今でいうインスタ映えな写真が撮れてました(笑)。

この頃までは、6枚目の写真後方に見える福岡市クリーンパーク臨海内、リサイクルプラザの運営団体(NPO法人エコネットふくおか)の活動に参加していて、休日ごとにリサイクルプラザや名島界隈に来ていたので貝掘りも身近だったようです。広報担当の理事も1期務め、愛知万博(愛・地球博)で開催されたグリーンマップ世界会議にも、福岡市からの代表で参加したことも懐かしい思い出です。

 

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