Practice Makes Progress

~ナースえいや三十にして立つ~
アメリカでCNA→ICU RN→NP

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更新日:2022年01月19日

Practice Makes Progress ~ナースえいや 三十にして立つ~」へようこそ(^^)
現在のコンテンツはナースプラクティショナー(NP)としての勤務やアメリカ日常生活・子育てに関する事などが中心となっています。
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Daisypath Anniversary tickers

新卒NPの就職活動②

2020-05-29 00:00:00 | 【アメリカ】NP(ナースプラクティショナー)
長女:5歳 Pre-K4(年中組)
次女:1歳 Toddler1歳児クラス
私:30代後半 ICUナース/ナースプラクティショナー


前回(新卒NPの就職活動①)の続きです。


就職活動に乗り気では無いものの、何もしないという訳にはいかないので、取り敢えずLinkedInとGlassdoorで求人情報を集める事にしました。

この2つを使って分かったのはOutpatient(外来クリニック)がほとんどである事。そしてPrimary care(内科の外来クリニック)が多い事。Post-acuteやERの求人もありましたが、80%位はOutpatientな印象です。(注:あくまでも私の住む地域のNP市場の場合です。)

当初の私は職種にこだわっていませんでしたが、色々な求人情報を見るうちに、外来クリニックの職は自分の求めてるものでは無いと感じ始めました( ̄ー ̄)

私はFNPなので外来クリニックで働くことを前提にトレーニングを受けてます。しかし、プライマリケアでもPediatrics(小児科)でもoncology(腫瘍科)でもorthopedics(整形外科)でも、ピンと来るものが無く応募する気になれませんでした。

恐らくですが、OutpatientでもCardiology(循環器科)Nephrology(腎臓内科)Pulmonology(呼吸器科)で応募があれば前向きに応募していたと思います。が、残念な事に私の興味がある専門での応募が無かったんですね。

そんな時に、同僚からHospitalist NP(急性期病院で働く内科のNP)を探しているドクターの話が舞い込み、連絡を取ってみました。面接の結果雇っていただける事になり(⌒▽⌒)各種手続きを開始。

そんな中、ある日の勤務で一緒に働いているICUドクターと「最近どう?」という何気ない会話があったので、子供達の話をしたり、近々ICUナースを辞めてHospitalistとして違う病院で働き始める予定だと話したのでした。

至って普通な日常会話で、この時は全く予想だにしてなかったのですがこの会話が運命を変える事になります。(←大袈裟www)


次回(新卒NPの就職活動③)へ続く。


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コロナの医療業界への経済的影響

2020-05-28 00:00:00 | 【アメリカ】RN(看護師)
長女:5歳 Pre-K4(年中組)
次女:1歳 Toddler1歳児クラス
私:30代後半 ICUナース/ナースプラクティショナー


看護師(RN)という職業は経済に左右されにくいです。COVID-19(新型コロナウィルス)で様々なビジネスが閉鎖され、全米において失業者が続出しています。うちの州は全米最悪だそうで、失業率はなんと28%((((;゚Д゚)))))))そんな中、大変有難いことに職を失うことなく収入を確保出来ている私達ですが、全く影響を受けていない訳ではありません。

まず、コロナが流行して病院全体の患者が減りました⤵︎減った理由は①多くの人が病院を嫌煙して来ないようにしている②命に関わらない手術(例えば膝の人工関節の手術とか)を停止した、という2点が大きいです。

特に2番の命に関わらない手術というのは、心臓胸部外科などの病院が儲かる手術$$$も含まれており、手術だけでなく、術後の入院による儲けも無くなりました。

そんな訳で、病院全体のとしては患者数、手術数の減少によりビジネスとして厳しくなっているんですね⤵︎⤵︎⤵︎うちの病院は常に満床で人手不足なんですが、私の印象では60-70%しかベッドが埋まってない感じ。

うちのICU病棟はCOVID専用病棟になっている事もあって、今でも忙しく「人が足りないから出勤出来る人いないー???」と毎日のように連絡が来ますが、ER、オペ室、術前術後の回復室、検査室に勤めるナースやテクは、シフトがキャンセルされたり、他の病棟へフロートするなど影響を受けています( ´_ゝ`)

5月中旬辺りから緊急性の無い手術も徐々に再開していますが、コロナ以前のレベルには到底及ばないので、いずれはレイオフも出てきそうな気配(-᷅_-᷄๑)レイオフが無くても、福利厚生が縮小されたり、今年の年次昇給はかなり怪しい感じ(´;ω;`)

どんなに経営状態が厳しくても、患者のケアをするナースは必要なので、ベッドサイドのスタッフナースは失職する確率はかなり低いです。が、マネージメント層(チャージナース含む)は切られる時は簡単に切られるし、スタッフナースでも経験年数が長い(=時給が高い)ナースは心穏やかでは無いと思います。

こんな時期にNPとして働き始める私も100%職が安泰なわけではありません。NPとして就職数ヶ月の元同僚は、コロナの影響でパートタイムへ時間を減らされ給与減になったと言っていました。私が雇われたグループでは、当面は私を必要としてもらえそうな感じなので、職に影響が出ない事を祈るばかりです。


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共働き夫婦と学校閉鎖アメリカ編②

2020-05-26 00:00:00 | 【アメリカ】子育て
長女:5歳 Pre-K4(年中組)
次女:1歳 Toddler1歳児クラス
私:30代後半 ICUナース/ナースプラクティショナー


この記事(共働き夫婦と学校閉鎖アメリカ編)の続きってわけでもないのですが...

相変わらず子供達のPreschool兼Daycareは閉まったままです。開いているプリスクールやデイケアもチラホラあるようですが、子供達が通っている所は基本的に州の方針を軸として再開する予定のよう。

今現在の予定としては、6月に入ったら3-5歳児の通うプリスクールクラスだけをオープン。0-2歳児の通うデイケアクラスは8月の新学年からオープンする予定(でも確定ではない)と連絡を受けています。

長女はPre-K4(日本で言う年中組)、次女は1歳児クラスに所属しているので、長女は6月から、次女は8月から、と再開時期がズレてしまいます。

私が働いている間は旦那(月ー金で在宅勤務)が子供の面倒を見ています。旦那の職場も6月に入ったら出勤する日が出てくるかも(?)という話が出ているみたいですが、次女が8月までデイケアへ行けないので、それまでは出勤不可、引き続き在宅勤務の意向を伝えています。子供達が通う所は旦那の職場付属プリスクール/デイケアなので、そこが完全に再開してくれない事には、職員である旦那も戻ることが出来ません。幸い、旦那の上司はとても良い人なので我が家の状況に理解を示してくれており、仮に出勤する日があるとしても、私の仕事スケジュール(私が休みの日)に合わせて出勤する予定です。

そして、迷っているのが長女を6月から通わせるか、このまま次女と一緒に8月まで自宅で面倒を見るか、という事。長女は今年の8月からKindergarten(幼稚園、日本で言う年長組)に入ります。8月まで自宅で面倒みる場合、もうプリスクールへ戻る事はなく、お友達とも先生達ともサヨナラを言わずに終わってしまいます。卒園式も無かったし、4年間過ごしたプリスクールとお別れするのに節目が無いのは「ちょっと悲しいなぁ(´・ω・`)」というのが正直なところ。大々的な儀式でなくても「今日が最後でもう戻って来る事は無いんだよ」という人生の節目を教えるのは大切だと思うんですよね。そう思ってるのは親だけかもしれないけど(^ー^;)

6月に戻るメリットはあると思っていて、大きな遊具や広いスペースがあるから体力を惜しみなく発散出来るし、家では出来ないようなアクティビティーもしてもらえます。お友達との交流を通して学ぶ事もたくさんありますよね。

あとは、COVID(新型コロナウィルス)感染リスクとの兼ね合いかなー、と思っています。夏なので季節的な感染率は下がる⤵︎⤵︎⤵︎児童数も通常より少ないのは確実なので、感染率は通常より低い⤵︎⤵︎⤵︎ただし地域全体のコロナ感染率や数がどうなるのかは不明⤴︎⤵︎子供の感染も取り沙汰されているので完全に安心出来る訳ではない⤴︎⤵︎などなど。

大人の事情を付け加えるとすれば、1人でもプリへ行ってもらえると親が助かる(^▽^;)We need to keep our sanity...ただし、家から遠いので送り迎えに1日2時間費やす事になる(-᷅_-᷄๑)プリへ行かなければ学費が浮く$$$などでしょうか カキカキ_φ( ̄ー ̄ )

色々天秤に掛けて考えてますが、私の価値観からすると、6月からプリスクールへ行った方が本人の為に良いと思ってます。コロナにかかるリスクはあるけれども、風邪の症状が出たら直ぐさま対応し、早め早めに対策をしっかり取れば、仮にコロナにかかっても重症化を防ぐ事は出来るはず。ただ、旦那はかなり慎重派なので、まだ結論は出ておらずどうなるか分かりません。

皆さんはどうされてますか?


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ARDSは水晶

2020-05-25 06:41:23 | 【アメリカ】RN(看護師)
長女:5歳 Pre-K4(年中組)
次女:1歳 Toddler1歳児クラス
私:30代後半 ICUナース/ナースプラクティショナー


COVID-19(新型コロナウィルス)で人工呼吸器に繋がれた元同僚のK(イニシャルは仮です)。Kはつい最近まで一緒に働いていたICUナース。もちろん、医療知識があるので自分で出来る術は全て尽くした上で、それでも呼吸困難に陥ったので古巣である我が病院のER(救命救急)へ来ました。

一緒に働いていたKは家族も同然。我が病棟でもお墨付きの優れたナース達が配属され、幸いなことに快方へ向かい、やがては抜管されて無事に自宅へ帰ることが出来ました。

大変光栄なことに、私はKを2回ほど担当させてもらいました。最初はKの入院初日。この頃はCOVID患者が増えている時期、かつ、誰も快方へ向かっていない私の中でのCOVID絶望期。(この辺とかこの辺の時期ですね)。PEEP 14、FiO2 100%という数字を前にKの命を大変心配し、その夜は全然眠れませんでした。

ICUナースでさえ生死の境を迷うウィルス。このウィルスを前に恐怖で慄いたのは言うまでもありません。Kの命を脅かすのであれば、私がこのウィルスに倒れてもおかしくはない。これは今でも思っています。とにかくKを案じた私は、勤務している日は必ずKの元へ立ち寄り、ガラスドア越しにKの回復を祈りました。私はクリスチャンでもイスラム教徒でも無く、特に宗教は信仰していないのですが、祈らずにはいられなかったのです。

Long story short...Kは回復して人工呼吸器を外れ、ICU最終日(一般病棟へ移っていた日)に再度担当させてもらいました。まだまだ回復途中で、気管挿管されたトラウマもあっただろうし、人工呼吸器に繋がれていた間に投与されていた鎮静剤の影響もあって、その日のKは虚ろ気味ではありました。それでもKが私に教えてくれたこと。





ARDSは水晶のように硬くて痛い





ARDSとはAcure Respiratory Distress Syndromeの略で、日本語では急性呼吸窮迫症候群と言います。息を1回吸ったり吐いたりする度に、カチコチになった肺が水晶になってバリバリと割れるがごとく、胸部を刺激して鋭い痛みが走るのだそう。

確かに、ARDSになる患者さんってAmbuBagで酸素を送り込もうとすると、通常よりも力を入れないと酸素が入りにくいです。固い肺というのは抵抗力が大きいので、空気も酸素も入りにくい。例えて言うならば、通常は普通の風船(空気を入れやすい)だけど、ARDSの肺はフラスコを吹いて大きくしようとしているようなもの。

 

医療者として患者さんの体験談は大変有用な情報で貴重だし、何年医療に携わっていても、日々勉強になる事があるなぁとつくづく感じます。


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ビジネス再開後COVIDは...?

2020-05-22 15:33:10 | 【アメリカ】RN(看護師)
長女:5歳 Pre-K4(年中組)
次女:1歳 Toddler1歳児クラス
私:30代後半 ICUナース/ナースプラクティショナー


我が州ではPhase1が始まり、ビジネスが再開して1週間半ほど経ちました。





COVID患者増えてまっせー\\٩(๑`^´๑)۶////





一時期40人位いたCOVID ICU(新型コロナウィルス感染者専用のICU)の患者さん。ビジネス再開する頃には6-7人まで減ったのに、再開後1週間で一気に増えました(T_T)

ビジネス再開したいのは分かります。各種方面に経済的打撃が出ているのは肌で感じるし、病院だってビジネスなので例外ではありません。アメリカの多くの産業は営利目的で成り立っているので、私に「ビジネス再開するな!」と言う権限は無いし、ビジネス再開派かビジネス再開反対派、という立ち位置も明確に取れるわけではありません。





ただ、人々の警戒心が薄れているのが大変な懸念事項です。





外出する人が多くなりました。交通量もかなり増えました。どこへ行ってもマスクをしている人が少なくなりました。アメリカや日本を含む北半球は夏へ向かっているので季節的な感染リスクは減っていますが、人々の危機感の薄れによる感染リスクは高まっていると思います。

夏という季節のおかげで感染者は減少するか横ばいになるかもしれません。ただ、人々の警戒心は下がり続けると推測しているので、秋から冬にかけて感染者が激増する可能性は充分にあり得ると思います。

ですので、このブログを読んでくださってる方には、引き続き気を引き締めてマスクをしたり外出を控えたりしていただきたいと切に願っています。

私がこうやってブログをしている理由の1つは情報提供という目的があります。有名人でも何でもないので、ごく限られた方々の目にしか留まらないブログではありますが、何か月もブログを更新して無い時でも日々200名ほどの方々が訪れてくださっているようです。その200名の方が自己防衛策を取ってくださっていれば、相当数の方の感染を防ぐことが出来ます。

これ以上、夫婦で人工呼吸器に繋がれる、一家で感染する、妊婦さんが感染して緊急帝王切開、親の死亡により孤児になる、などの悲しいケースは見たくありません。あなただけの問題ではありません。知らず知らずのうちに、大切な人を悲しみの底に陥れかねない感染病です。一家において外出する人を定める必要最低限の外出に留める。外出する際は必ずマスクを着用する。などの措置を取っていただきたいと切に思います。



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コロナ緩み

2020-05-12 13:53:00 | 【アメリカ】生活全般
長女:4歳 Pre-K4(年中組)
次女:1歳 Toddler1歳児クラス
私:30代後半 ICUナース/ナースプラクティショナー


5月に入りコロナ太りが止まらない季節になりましたね(๑>◡<๑)

アラフォー + 持病の薬 + 外出禁止令 = 体重増加に歯止めが効かず(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

家では暇を持て余している4歳と1歳がやりたい放題で、初白髪を2本も発見してしまいました(´;ω;`)

子供の世話で毎日こんな顔→(›´ω`‹ ) ゲッソリ 
やこんな顔→ ( ꒪⌓꒪)してます。やっぱりアタイには専業主婦は無理_:(´ཀ`」 ∠):

家に閉じ籠るのって良くないですね。自分だけでなく旦那&子供も太ってきたので、運動したい・させたいのはヤマヤマなんだけど、日中はすでにかなり暑く外で遊ばせるのは危険。かと言って、インドアプレイグラウンドはコロナの影響で閉まっているし、本当に早く終息に向かって欲しい…(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

子供達が通うデイケア兼プリスクールは相変わらず閉まったまま。今月予定されていたプリスクールの卒業式はもちろんキャンセル。8月からKindergarten(幼稚園)に入る長女ですが、School pictureの一環でキャップとガウンを着て写真撮影をしていたので、卒業式がなくても記念に残る物があって良かったです(^ω^)うちはPreschoolだからいいものの、高校や大学を卒業する生徒及び保護者の方々は相当残念ですよね(>_<)

うちの州では外出禁止令が少し緩くなって、レストランや美容院などが制限付きで解禁になりました。が、多分COVID-19の患者さん増えるでしょうね。うちの病院ではいい感じで減ってきてるけど、普段の生活を見てると、またコロナにかかって入院する人増えると断言出来ますね。

外出禁止が1ヶ月以上続いてみんな疲れてきてるのは理解出来る。でもこの病気を甘く見たらアカン\\\٩(๑`^´๑)۶////ここ2週間は本当に車や人出が増えた。マスクしない人も増えた。気が緩んでいる人多いなぁ(ノД`)とつくづく感じます。

取り留めなく思った事を書いてみました。みなさんご自愛ください。


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コロナウィルス抗体検査の受け方

2020-05-02 04:41:00 | 【アメリカ】RN(看護師)
長女:4歳 Pre-K4(年中組)
次女:1歳 Toddler1歳児クラス
私:30代後半 ICUナース/ナースプラクティショナー


私がCOVID-19(新型コロナウィルス)抗体検査を受けたQuest Diagnosticsでは、ドクターからのオーダーが無くても自費で抗体検査を受けれるようになりました。(注:私はQuestとの利害関係はありません)



このテスト(SARS-COV-2 serology IgG immunoassay)をカートに入れる前に、4つの質問に答えて適切な人しかテストを自分でオーダー出来ない仕組みのようですが、$120払ってでも抗体検査受けたいという人(医療関係者やコロナ感染者と接触があり風邪の症状があった人など)にはいいかもしれません。$120が高いか安いかは人によりますが、特定の人達にとっては価値ある検査だと思います。

ただし、前回でも言及しましたが、抗体検査はFDAに認証されておらず、偽陽性や偽陰性も出ており、100%正確ではありません。その点をしっかり理解した上で受けるか受けないかの判断は必要だとですね。


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COVID-19の抗体検査を受けた話

2020-04-30 14:20:00 | 【アメリカ】RN(看護師)
長女:4歳 Pre-K4(年中組)
次女:1歳 Toddler1歳児クラス
私:30代後半 ICUナース/ナースプラクティショナー


COVID-19(新型コロナウィルス)の抗体検査を受ける機会がありました。

検査を受けたのはアメリカ大手臨床検査会社Quest Diagnostics。ウェブで予約を入れて、指定された時間にチェックイン。血液検査技師さんに医師からのオーダーを渡し、チューブ1本分の血液を抜かれて終了。普通の血液検査と何ら変わりありません。ちなみに検査名は「SARS-COV-2 SEROLOGY (COVID-19) ANTIBODY (IGG) IMMUNOASSAY TEST」となっていました。

Questでも他のラボサービス会社でも、血液検査って結果が送られてくるのに5日程かかるんですが、このCOVID-19抗体検査は翌日に結果が出ました(´⊙ω⊙`)

気になる結果は………




陰性ド━━━━m9(゚д゚)っ━━━━ン!!

2月にイタリア行ったし、3月の風邪は3週間引きずったし、ずっとCOVID患者担当してるし、結構期待してたんですけどねーヘ(゚∀゚ヘ) 意外にも感染してなかったようです٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

とは言っても、抗体検査は100%正確ではないし、偽陽性や偽陰性も報告されています。また、COVIDの抗体検査はFDAの認証もまだなので、怪しいと言えば怪しいテストではあります。なので、検査結果を鵜呑みにせず、結果をどう解釈して活用するかは個人次第。私の場合は………さらに気を引き締めてCOVID患者さんのケアをすると同時に、引き続き普段の生活にも細心の注意を払いたいと思います( ̄^ ̄)ゞ


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コロナにかかったナースZERO

2020-04-23 15:20:00 | 【アメリカ】RN(看護師)
長女:4歳 Pre-K4(年中組)
次女:1歳 Toddler1歳児クラス
私:30代後半 ICUナース/ナースプラクティショナー


前回の更新より少し間が開いてしまいました。とりあえず生きてます。

さて、何から書きましょうかね?(お題を決めてからブログは投稿しましょう、というツッコミはさておいて...)

そうそう、前回の記事で言及したCOVID-19(新型コロナウィルス)にかかった同僚の話ですが・・・この同僚は私が働くICUに隣接する病棟の看護師で、それからまた後にCOVIDにかかったナース(同じく隣接病棟勤務)がもう1人出たようです。

私が働くICUでは、COVIDの患者が出始めた当初から患者を受け入れ、新しく出来たCOVID専用病棟を専属的に担当していますが、うちの病棟ではコロナにかかった看護師は1人たりとも出ていません!( ̄^ ̄)と言えば聞こえはいいんですが...(^▽^;)





COVID疑惑の患者を受け入れた前後から体調を崩すナースが続出Σ ( ̄□ ̄;)!! (うちの病棟限定)
時期にすると2月下旬から3月上旬の話





その当時はアメリカでもコロナ患者が出始めた初期で、感染しているのか調べる手立てが無かったんです(;´д`)コロナを疑ってPCP(かかりつけ医)へ行ってもUrgent careへ行っても、検査キットが無かったんですね。我が州でCOVIDの検査を一般市民へ出来るようになったのは3月下旬から4月上旬。それまでには多くのナースは回復しており、検査するには遅すぎました_| ̄|○

私は2月にイタリアへ行っていたし、当初からCOVID患者を担当していたので、ハイリスク中のハイリスク(T_T)。風邪を引いたのはイタリアより帰国後10日してから。働く病棟でコロナ疑惑の患者が入ってきて5日ほど経ってから。

最初は次女の風邪をもらったんだと思ってたんですが、これがなかなか治らなかった(;▽;)結果的に3週間引きずったんです(ノД`)最初は身体の痛みから始まり・・・喉が異常に痛い・・・そしてカラ咳って言うんですか?英語にするとDry coughなんですが、痰を絡まない乾いた咳がずっと続いたんです(他にも細かい症状はありましたが割愛します)。

喉が異常に痛かったから「あー、これはStrep throat(溶連菌、溶血性連鎖球菌)にでもなったかな?」と思ったんですが、それにしても3週間引きずるのはおかしい!Σ(-᷅_-᷄๑)普通だったら3-5日もすれば治るのに!(ㆀ˘・з・˘)とCOVIDへの疑惑が急上昇⤴︎⤴︎⤴︎最終的には息苦しさや痰が絡む咳が出るようになり・・・(゚д゚lll) Upper respiratory(上気道)からLower respiratory(下気道)へ進行した時は、本気でCOVID-19にかかって気管挿管からの死を恐れました((((;゚Д゚)))))))今だから「何て大げさな ( ゚∀゚)アヒャヒャ 」と笑って言えますが、ICUのCOVID患者を間近でケアしている身としては、全然!( ̄□ ̄;) 全く!( ̄ロ ̄lll) 本気で!Σ(゚皿゚)笑えません。10代、20代、30代でも気管挿管されて人工呼吸器に繋がれてますから!(>_<;)40代以降は死者がたくさん出てますから!(ノ_<)私、もう40代へ足へ突っ込んでるので全然笑えません。甲状腺だけど、一応慢性疾患持ちなので棺桶予備軍ですよ!_(´ཀ`」 ∠)_ 

さすがに2週間経っても治らないからPCP(担当主治医)へ受診予約を取ろうとしても...「風邪の症状のある人は診ません」と言われてしまうし(;_;)、Urgent careへ行っても「Strepでは無いわ。アレルギーね (´・д・`) /」と言われてしまうし...(←絶対アレルギーちゃう。)

ま、結果としてCOVIDだったのか違うのかハッキリしませんが、うちの病棟のナース達はみんな回復して無事です(*^-^*)そういうわけで、うちの病棟では(偽)COVIDにかかったナースZERO( ̄∇+ ̄)vキラーン 功績更新中です(笑)



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忍び寄るCOVIDの影

2020-04-12 15:47:00 | 【アメリカ】RN(看護師)
長女:4歳 Pre-K4(年中組)
次女:1歳 Toddler1歳児クラス
私:30代後半 ICUナース/ナースプラクティショナー


先日、COVID-19(新型コロナウィルス)専用病棟の1つを管理するディレクターから一本の電話が。





はーい、えいや。体調はどう?ナースの1人がCOVID陽性になって自宅待機中なんだけど、えいやは熱など出てない?ブラーブラーブラ(blah blah blah)





はい、来ましたね( ̄ー ̄)身近な医療従事者のコロナ感染。うちの病院ではこれが最初のケースじゃないけど、チラホラかかった職員はいるようです。政治的な理由によりここではハッキリ言えませんが、コロナ陽性患者(疑惑がある人も含む)のケアにおいて常に正しいPPEを着けられる訳では無いんです。うちの病院では使える数に限りはありますが、適切なPPEは支給されています。それでも、適切なPPEを着けずにコロナ患者へ接触する場面というのは出てきます。

電話がきたという事は、感染したナースと同じ日に一緒に働いていたか、違う日に働いていたけど同じ患者を担当したのかなーと推測しています。うちの病院では、万が一コロナへ曝露した時の為に、各COVID病室へ入った職員の名前と電話番号を控えています。多分、それで電話が来たのかな?

エニウェイ、私は特に症状は出ていないので不幸中の幸いです。と言うか、実は私、もうすでにCOVIDに感染して回復してる気がするんですよね(^▽^;)ま、その話はまたの機会にでも………



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