来月で保護して一年になる。
真っ黒に汚れていて、ずっと庭に居座っていた野良猫。
ある日腰の部分にえぐられたような深い傷があって見過ごせず、そのままどうにか病院に連れて行った。
でも採血が出来ないほどの貧血があり、もう去勢したほうが採血も一緒に出来るかもとの先生のアドバイスでそのまま手術へ。
「あと少し遅かったら死んでいたかもしれない。膀胱に石が沢山詰まっていて、完全には流しきれないがこれが限界、腎臓がかなり悪い。採血の結果はエイズだった。」
術後先生から言われたこの言葉で保護を決意。
短い猫生であっても死ぬ時は安全な場所で苦しまないように・・。
そう願いながら先生と相談しつつ療養食や薬で今日まで乗り越えてきた。
最初は部屋の奥に潜んで出て来なかったのに、最近はみんなと一緒に部屋でくつろげるまでになり、ここ数日は私のいる机の上にあがってそこで過ごすことも。
特に私が食事をしているときなどは、鼻先を突っ込もうとするくらいに。
体重はかなり落ちているし、おしっこの状態も良いとは言えないが、来月を迎えたらまた一年。
そうやって何回も7月を迎えられたらいいなと思っている。
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