気ままに

大船での気ままな生活日誌

愛車を手放す

2006-09-29 21:42:42 | Weblog
愛車を手放してから、そろそろ2ヶ月になります。手放す直接のきっかけになったのは、続けて2回、バッテリーが上がってしまったことです。それだけ、乗らなかったということです。

大船に来る前は、地方都市に住んでいましたから、車は必需品でした。職場まで、毎日往復20キロ乗っていましたし、休みの日には、買い物に行くにも、図書館に行くにも、外で食事するにも、郵便局に行くにも、公園に遊びに行くのにも、そして成田空港に行くにも、車を使っていました。

大船に来てからは、まず、職場に通勤する必要がありません。毎日、休みの日ですが、買い物は、歩いて数分のところに大きなスーパーが、10分も歩けばアメ横のような駅前商店街があります、図書館へも歩きで行けますし、電車に乗れば、いい図書館がたくさんあります、外食は、中華、和食、洋食、居酒屋、何でもござれ、歩ける距離に、数え切れないほどあります。郵便局は本局がすぐ近くにありますし、鎌倉の公園は駐車場がありませんから、車は使えません、たまに行く成田だって、大船発ナリタエクスプレスがあります、という具合で、車を使う機会が、極端に減ってしまいました。

箱根とか伊豆とか、遠出のドライブをすれば、という人もいるでしょうが、私は運転そのものが、あまり好きではありません。ランチビールも飲めないですし、ゆっくり外の景色も眺められません。加えて、ワイフもドライブが嫌いです。免許証は学生時代にとっていますが、これまでも、運転は私にまかせっきりです。ほとんどペーパードライバー状態でした。二人とも歩くのが好きなのです。

車にとっても、あまりご主人さま(私のことです、ワイフが言ってくれないので、車に言わせているのです)に使われないのも、ほされているようで寂しかったと思います。その上、マンションの駐車場が、地上部のが、くじではずれて、地下部のになってしまいましたので、毎日、暗いところで暮らすようになりました。これでは、ほとんどノイローゼ状態になっていたと思います。一軒家のときは、毎日、ご主人さまのお供をし、やさしいご主人さまが好きな散歩から帰ってきたときでも、ぽんとボンネットを軽くたたいてくれたのに(事実です)、大船に来てからは、それもありません。

こんな使用状態でしたので、まずワイフから、文句が出ました。今日、卵が1箱97円で、安いからといって、ヨーカードーの10時開店に合わせて、行くくらいですから、経済的な問題からです。・・・でも不思議なのは、高いグルメなんかには平気でお金を出すんですよね、女性の心理は分かりません・・・近くに、トヨタのレンタカーのお店が出来たのも、後押しになりました。使いたい時には、レンタカーでいいのではないか、車の維持費とか保険金も要らないし、マンションの駐車料金だって要らない、いいことづくめではないかと、言うわけです。

2ヶ月たちました。結局、車がなくても、なんの不便も感じませんでした。むしろ、気楽になりました。こういう人は車をもつ必要はないと思いました。都会に住む人は、よほどドライブが好きな人を除いて、みな車を手放した方が良いと思いました、都市部の道路の混雑ぶりは異常です、それに、これからは、エコの時代です、少し昔に戻った方がいいと思います・・・・な~んて、エラそうなことを言えるのが、いいですね。車を手放したおかげです。

写真は紫苑です。花言葉は「君を忘れず」だそうです、愛車に贈りたいと思います。

コメント
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