小春日和の午後、大船フラワーセンターに行ってきました。赤や黄色のもみじの始まったもの、色とりどりの実をつけているもの、葉を落とし冬支度を始めたもの、華やかに花を咲かせているもの、新春に向けつぼみを膨らましているもの、などなど、植物たちは、それぞれの晩秋の姿をみせてくれました。
もみじ編:
イチョウが色づいてきました。もう一息でまっ黄色になります。同じ化石植物のメタセコイアは、まだ青々していました。これも、来月には、焦げ茶色のいいもみじになるはずです。寄り切りでイチョウの勝ちー。
ナンキンハゼが半分、赤くなっていました。緑と赤の混ぜごはん・・いや混ざり具合もとてもきれいです。2週間前訪れた奈良公園のナンキンハゼは、もう真っ赤でした。浴びせ倒しで奈良の勝ちー。
大きなけやきもすっっかり秋色。小さな、くろばなろうばいも秋色。判官びいきで、勇み足で小さな植物の勝ちー。
実編:
ハンカチの木に実がついていました。大きい梅ぐらいの大きさで、色はブラウン系です。梅酒につけた梅を取り出して、かるく靴で踏んづけ、2,3回蹴飛ばすと、こういう形になると思いました。みかけは美しいとは言えませんが、涙と汗のハンカチ人生を送ってきたという、いぶし銀みたいな感じを受けます。たぶん、渋い味だろうと、かじってみたかったのですが、残念ながら手の届く範囲にはありませんでした。
カクレンボの木にも実がついていました。本当は、カンレンボクという名前なのですが、自分だけ分かれば良いと思って、いつもそう呼んでいます。とても面白い形をしています。2センチぐらいの長さの細長いナッツみたいな袋が何十も房状に着いていて球形になっています。翼果と言うそうです。日が当たっている木を見上げると、うす緑色の実が、きらきら輝いているようで、私にはとてもきれいにみえます。これも手の届く範囲にないと、あきらめていたのですが、ふと下をみて驚きました。熟して茶色になった実がたくさん落ちていたのです。早速、細長いナッツみたいのを、かじってみました。甘くも、苦くもありませんでした、無味です。湘南ビールのつまみにはなりませんでした。
花編:
つばき園は、早咲きが咲いていました。立寒椿、秋の山、窓の月、千代田錦、あけぼの、とかの品種です。ここは200種くらいの椿があるそうです。これから楽しみです。この春訪問した、茅ヶ崎の氷室椿庭園もすばらしいですよ。ここは250種あります。押し出しで茅ヶ崎の勝ちー。
さざんかは、かなり咲いていました。しゃくやく園の垣根がわりに植えてありました。私の前に住んでいた家もさざんかの生け垣でした。ここには、さざんかと椿の交雑種というのもあり、きれいな花を咲かせていました。12月から翌3月まで花が咲くそうです。名前は、ハルサザンカです。交雑なのに名前に椿のつの字も入っていません。きっとお母さんが、さざんかだったのでしょう。女は強いです。張り倒しでさざんかの勝ちー。
特別編:
朝日新聞でも紹介された、テイオウ(帝王)ダリアが堂々と咲いていました。こんなに脊が高いとは思いませんでした。4~5mの高さです。幹も太く、まるで木です。その先端部に20cmぐらいの薄紫色の8つの花弁の愛らしい花をたくさんつけています。ダリアの仲間ですが、このように木質化するのは、この種だけのようです。確かにダリアの帝王ですね。木の下に掘り出された根っこが展示してありました。巨大な塊根です。比較のために置いてある、普通のダリアの球根がかわいくみえます。うしろで団塊族ぐらいのおじさんが、テーノーダリアと何度も言っていました。私はおかしくなって、上をみましたら、うす紫色の花が、青を出せないので濃紫筋をたてて、そのおじさんをにらみつけているのが分かりました。
フラワーセンターの植物たちの、それぞれの晩秋でした。
もみじ編:
イチョウが色づいてきました。もう一息でまっ黄色になります。同じ化石植物のメタセコイアは、まだ青々していました。これも、来月には、焦げ茶色のいいもみじになるはずです。寄り切りでイチョウの勝ちー。
ナンキンハゼが半分、赤くなっていました。緑と赤の混ぜごはん・・いや混ざり具合もとてもきれいです。2週間前訪れた奈良公園のナンキンハゼは、もう真っ赤でした。浴びせ倒しで奈良の勝ちー。
大きなけやきもすっっかり秋色。小さな、くろばなろうばいも秋色。判官びいきで、勇み足で小さな植物の勝ちー。
実編:
ハンカチの木に実がついていました。大きい梅ぐらいの大きさで、色はブラウン系です。梅酒につけた梅を取り出して、かるく靴で踏んづけ、2,3回蹴飛ばすと、こういう形になると思いました。みかけは美しいとは言えませんが、涙と汗のハンカチ人生を送ってきたという、いぶし銀みたいな感じを受けます。たぶん、渋い味だろうと、かじってみたかったのですが、残念ながら手の届く範囲にはありませんでした。
カクレンボの木にも実がついていました。本当は、カンレンボクという名前なのですが、自分だけ分かれば良いと思って、いつもそう呼んでいます。とても面白い形をしています。2センチぐらいの長さの細長いナッツみたいな袋が何十も房状に着いていて球形になっています。翼果と言うそうです。日が当たっている木を見上げると、うす緑色の実が、きらきら輝いているようで、私にはとてもきれいにみえます。これも手の届く範囲にないと、あきらめていたのですが、ふと下をみて驚きました。熟して茶色になった実がたくさん落ちていたのです。早速、細長いナッツみたいのを、かじってみました。甘くも、苦くもありませんでした、無味です。湘南ビールのつまみにはなりませんでした。
花編:
つばき園は、早咲きが咲いていました。立寒椿、秋の山、窓の月、千代田錦、あけぼの、とかの品種です。ここは200種くらいの椿があるそうです。これから楽しみです。この春訪問した、茅ヶ崎の氷室椿庭園もすばらしいですよ。ここは250種あります。押し出しで茅ヶ崎の勝ちー。
さざんかは、かなり咲いていました。しゃくやく園の垣根がわりに植えてありました。私の前に住んでいた家もさざんかの生け垣でした。ここには、さざんかと椿の交雑種というのもあり、きれいな花を咲かせていました。12月から翌3月まで花が咲くそうです。名前は、ハルサザンカです。交雑なのに名前に椿のつの字も入っていません。きっとお母さんが、さざんかだったのでしょう。女は強いです。張り倒しでさざんかの勝ちー。
特別編:
朝日新聞でも紹介された、テイオウ(帝王)ダリアが堂々と咲いていました。こんなに脊が高いとは思いませんでした。4~5mの高さです。幹も太く、まるで木です。その先端部に20cmぐらいの薄紫色の8つの花弁の愛らしい花をたくさんつけています。ダリアの仲間ですが、このように木質化するのは、この種だけのようです。確かにダリアの帝王ですね。木の下に掘り出された根っこが展示してありました。巨大な塊根です。比較のために置いてある、普通のダリアの球根がかわいくみえます。うしろで団塊族ぐらいのおじさんが、テーノーダリアと何度も言っていました。私はおかしくなって、上をみましたら、うす紫色の花が、青を出せないので濃紫筋をたてて、そのおじさんをにらみつけているのが分かりました。
フラワーセンターの植物たちの、それぞれの晩秋でした。