新幹線の白石蔵王駅から車で15分ぐらい、東北本線の大河原駅近くから始まる、白石川堤「一目千本桜」を観てきました。この近くに住む、私に似て可愛い姪から、おじさん、桜が好きなら、一度はみて、と言われていたのです。
その日(20日)は、実はあまり期待していませんでした。というのは、1週間ほど前が満開と聞いていましたので、その日はせいぜい桜吹雪かな、それでもいいやと思っていたのです。それがなんと、この一週間、東北地方も冬のような寒さで、満開の桜が凍り付いたように、そのまま残ってくれていたのです。私に観てもらいたいために待っていてくれたのです。
一目みて、ここの一目千本桜が気に入ってしまいました。結構、流域の広い白石川の両岸に、何処までも何処までも桜並木が続いています。本当に一目で千本の桜が見渡せる感じです。姪の話ですと、東北線の二駅分ぐらいの距離続いていて、端から端まで歩くには、2時間ぐらいかかってしまうそうです。
その桜木の数もさることながら、びっくりしたのは、桜木のりっぱさです。大人が3人ぐらい両手を回してやっと繋がるくらいの幹の太さです。その大きな幹に空洞ができていて、半分息も絶え絶えという桜木も何本もみつけました。それでも老木の桜の花は見事です。若い桜木は咲き急ぎますが、老木は、ゆっくりと花を咲かせ、ゆっくりと花を散らします。みるからに堂々としていて、なんだか、観る方までその、ゆうゆうとした雰囲気に引きこまれて、ゆったり落ち着いた気持ちになります。
ソメイヨシノの寿命は7,80年と聞いていましたが、この幹の太さは100年を超えているのではと思いました。それほど貫禄がありました。家に帰って、「大人の桜旅」をみてみましたら、ここの桜は、「愛郷奉仕ノ念止ミ難ク」と高山開二郎翁が大正12年(1923)に寄贈したそうです。このとき5年の苗木を植えたとして、現在は、90才近くになっているはずです。もう平均寿命を超えているようです。
川堤の桜としては、角館の桧木内川河川敷の桜並木が有名で、私も観ましたが、ここの桜並木は質量とも、それを凌駕していると思います。おまけに、ピンクの桜並木の向こうには、まだ雪の冠をつけた蔵王の山々を見ることができます。桜と蔵王の残雪、この景観が、いかにも北国の春といった風情で、なんとも言えず心地良いものでした。
その日(20日)は、実はあまり期待していませんでした。というのは、1週間ほど前が満開と聞いていましたので、その日はせいぜい桜吹雪かな、それでもいいやと思っていたのです。それがなんと、この一週間、東北地方も冬のような寒さで、満開の桜が凍り付いたように、そのまま残ってくれていたのです。私に観てもらいたいために待っていてくれたのです。
一目みて、ここの一目千本桜が気に入ってしまいました。結構、流域の広い白石川の両岸に、何処までも何処までも桜並木が続いています。本当に一目で千本の桜が見渡せる感じです。姪の話ですと、東北線の二駅分ぐらいの距離続いていて、端から端まで歩くには、2時間ぐらいかかってしまうそうです。
その桜木の数もさることながら、びっくりしたのは、桜木のりっぱさです。大人が3人ぐらい両手を回してやっと繋がるくらいの幹の太さです。その大きな幹に空洞ができていて、半分息も絶え絶えという桜木も何本もみつけました。それでも老木の桜の花は見事です。若い桜木は咲き急ぎますが、老木は、ゆっくりと花を咲かせ、ゆっくりと花を散らします。みるからに堂々としていて、なんだか、観る方までその、ゆうゆうとした雰囲気に引きこまれて、ゆったり落ち着いた気持ちになります。
ソメイヨシノの寿命は7,80年と聞いていましたが、この幹の太さは100年を超えているのではと思いました。それほど貫禄がありました。家に帰って、「大人の桜旅」をみてみましたら、ここの桜は、「愛郷奉仕ノ念止ミ難ク」と高山開二郎翁が大正12年(1923)に寄贈したそうです。このとき5年の苗木を植えたとして、現在は、90才近くになっているはずです。もう平均寿命を超えているようです。
川堤の桜としては、角館の桧木内川河川敷の桜並木が有名で、私も観ましたが、ここの桜並木は質量とも、それを凌駕していると思います。おまけに、ピンクの桜並木の向こうには、まだ雪の冠をつけた蔵王の山々を見ることができます。桜と蔵王の残雪、この景観が、いかにも北国の春といった風情で、なんとも言えず心地良いものでした。