気ままに

大船での気ままな生活日誌

鎌倉の秋もアキきない

2007-10-02 10:18:29 | Weblog
昨日から10月。いよいよ本格的な秋、到来ですね。駅の観光ポスターで「秋田の秋は飽きない」というキャッチコピーをみました。秋田でなくても、ここ鎌倉でも、秋は飽きません。

第二回鎌倉芸術祭が始まり、10月から11月にかけて、20ものイベントが計画されています。ボクがチェックを入れたもののひとつに、特別先行試写会「小津の秋」があります。小津安二郎監督がこよなく愛した蓼科の山荘、無藝荘を舞台にした哀愁の物語で、なんと舞台挨拶に主演の藤村志保さん(NHK大河ドラマの常連ですね)が来られるそうです。鎌倉芸術館で行われますが、ここはむかし、小津監督の仕事場、大船撮影所があったところです。是非観にいきたいです。

そして、ボクは長谷の鎌倉文学館で行われる文学講座「中原中也」第1回”中原中也と小林秀雄”にも二重丸のチェックをいれました。と、とところがです、日付をみてびっくり、それに時間まで「小津の秋」と同じではありませんか。11月9日の午後2時。な、ななぜなのだ、小津と小林を同じ時間帯にするとは、どうゆう了見なのだ、小町通りの”天ぷらひろみ”に小津安二郎天丼と小林秀雄天丼があるが、同じ日に両方食べるやつがどこにいるか、あんぽんたんのひょうろくだま、とボクはいかりしんとうになったのでございます。でも冷静になって考えれば、小津と小林の両方のフアンは、いくらもいないのかもしれませんね。じゃー、どちらの天丼にするって?

北大路魯山人さんは大船(山崎地区)に通称「星岡窯」と呼ばれる窯をもっていました。その、山の斜面に向い階段状につくられた登り窯は、現在、河村家が継承しています。その特別見学会もあります。でも参加者は20名だけ、抽選で当る確率は低いです。当って欲しいです。

そして、宝物風入れ、能、鎌倉彫、数々の音楽会、観たいもの、聴きたいものが目白押しです。

一方、鎌倉の秋の自然もいいです。萩、彼岸花はそろそろ終わりですが、まだまだ秋の草花は続きます。すすき野原もあります(写真)。そして秋も深まれば、紅葉です。鎌倉湖畔や獅子舞等の自然のもみじ。そして、お寺の境内のもみじ。

鎌倉の秋もあきないです。


コメント
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