気ままに

大船での気ままな生活日誌

平塚馬入のコスモス畑

2007-10-16 09:37:54 | Weblog
コスモスは日本人が大好きな秋の花の筆頭です。そのコスモスが、相模川の河口近くの河畔、”馬入・光と風の花づつみ”で花盛りというので、ワイフと一緒に出かけてきました。

馬入橋のバス停を降り、少し歩いて、相模川の土手を登ると、左手前方に、一面ピンク色のコスモス畑(3万平米だそうです)が拡がっていました。遠目では一面ピンクですが、近づいてみると、濃いピンク、うすいピンク、白色の花が、ちょうどいい案配に混っじていました。こうゆうときの、白花がなかなかの存在感を示しますね。お塩が甘味を引き立たせるように。少しですが、黄花コスモスも縁取りに植えられていました。いずれも、最高の見頃といっていいでしょう。こんな、すばらしいコスモス畑は久し振りに(初めて?)みたような気がします。

コスモス畑内の小径に入り、あちこち、きょろきょろ見渡しました。どこもかしこも見渡す限り、コスモス、コスモス、壮観です。観客も多く、あちらこちらでパチリパチリ。ボクも、コスモスの中に笑顔を埋めたポーズのワイフをパチリ。もちろん、今はコスモスの花摘みは花泥棒になって花罪(ツミ)ですが、10月28日(日)は、花摘みは罪になりません、思いきっり採ってくださいとのこと、その日が最終日だそうです。

なかなか離れがたく、コスモス畑内のいくつもの小径を何度も何度も往き来して、飽きるほどコスモスを観て、コスモスを触ったりして戯れました。そして、土手に登ってお弁当を食べながらも、また眼下のコスモス畑を見続けていました。

ついでに、恒例の(笑)一句。”秋桜(あきざくら)アキるほどみて 秋日和” 評:アキばかりでアキル句。・・ではと、”老妻の 笑顔うずめて 秋桜” 評(ワイフの):いくら句上でも、老妻とはひどいとクレーム。・・”句上でも 老妻いやよと 妻苦情 ”(汗)

ここは江戸時代、馬入の渡しがあったところで、広重の”東海道五十三次之内 平塚馬入川舟渡しの図”にも描かれています。その、もっと昔、鎌倉時代には頼朝が相模川(馬入川)に架かる橋を渡っているとき、奥州平泉で最期を遂げた義経の亡霊が現れて、驚いた頼朝が馬ごと川の中に落下したという伝えがあります。それで馬入橋というのです。

そんな歴史、ワタシ達何も知らないわ、と馬入のワタシのコスモスチャン達は、気持ちよさそうに、秋風に揺れていました。




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