気ままに

大船での気ままな生活日誌

江ノ島西浜夕照

2007-10-25 09:10:29 | Weblog
昨日も秋晴れの空でした。こんな日の海に沈む夕日はきれいだろうな、とモノレールに乗って、江ノ島を望む西浜(海水浴場)海岸に出てきました。お日様はまだ西の空の上の方にいましたが、もう昼間の輝きはなく、ぼんやりしたオレンジ色の光の帯を海に落としていました。浜辺には夕日を観ようと、若いカップル、子供を連れた家族、老夫婦たちが座ったり、柵に寄りかかったり、思い思いにの格好で海を眺めていました。ボクも少し歩いて、浜辺に残されたボートのうしろの石段に腰を下ろし、沈む夕日を待ちました。

左側に江ノ島が、右前方には茅ヶ崎のえぼし岩がみえます。富士山がみえれば最高だったのですが、この日は天気はいいのですが、水平線の向こうにはうすい雲がかかっていて、全くみえませんでした。オレンジ色の太い光の帯がお日様からまっすぐボクの目のところまで繋がっていて、なんだか、お日様と握手をしているようでした。そのうち、海の色がエメラルドグリーンに変ってきました。そして空の色もうすいオレンジ色に染まり、なんともいえない、うるわしい景観になりました。”江ノ島八景、西浜夕照”と命名したいです。浜辺の人々もうっとりと、まるでイースター島のモアイ像のようにじっと海をみつめていました。

真っ赤な、豪快な夕日もいいですが、こうゆう、うすぼんやりと沈んでいゆく夕日もなかなかいいです。夕日が沈むのを確認してから、ボクは立ち上がり、歩き始めると、反対側の空に、昨日みた十三夜のお月さまが、十四夜になって出迎えていてくれていました。

コメント
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