気ままに

大船での気ままな生活日誌

松坂、琴欧州とかけて、卯の花ととく

2008-05-23 08:51:05 | Weblog
♪卯(う)の花の匂う垣根に 時鳥(ほととぎす)早も来鳴きて 忍音(しのびね)もらす夏は来ぬ♪

ぼくらの世代では、この季節になると思い出す唱歌のひとつです。でも、最近は卯の花をとんとみないし、まして生け垣の卯の花なんかも記憶にありません。ところが、朝の散歩道で数日前に初めてみつけて以来、つぎつぎとみつかってきました。でもそれは、一軒家の生け垣で大事に育てられたというのではなく、山の崖ぶっちやら、荒れ地などで、なんとか、しぶとく生き残ったという風情でした。こんな、”ど根性卯の花”もみつけました。



たくさんの白い花をつけています。雪見草とゆう別名もあるそうです。


卯の花の正式名はうつぎ(空木)といいます。”うつけ”じゃないですよ(笑)。枝を折ってみたら、ほんとうに空洞になっていました。旧暦の卯月の頃(今頃)に咲くので、卯の花と呼ばれます。

注意してみると、うつぎによく似た花があちこちで咲いていました。名前が分らないですが、今の時期に咲くのはみな、”卯の花”にしておけば間違いないでしょう。いつか、観光バスのガイドさんが、よくこの花の名前は何ですかと質問されますが、分らないときは”花の一種”ですと答えるんですと笑わしていました。それに比べれば”卯の花”はいい方ですね。

このこは囚われの身でかわいそうな”卯の花”でした。身体検査をしましたら、葉っぱは、うつぎよりちょっと丸っぽく、でも枝は同じように空洞になっていました。やっぱり、うつぎの仲間なんでしょうか。



このこはうつぎより美人でした。鼻が高くて、ちょっと欧米人っぽい顔をしていました。そしてやっぱり枝は空洞でした。それに、とても甘い香りを放っていました。花の芯をなめてみましたらとても甘かったです。そうそう、上のふたつはゼンゼン匂いがないんですよ。♪卯の花の匂う垣根に♪はうそなんでしょうか、でも”匂うが如し”で、きれいに咲いている様を表わしているのでしょう。いや、もしかしたら、本当はこのこのことかもしれませんね。



”卯の花”をたくさんみつけた、ボクの朝の散歩道は小鳥の声もいっぱいです。とくにウグイスの声が目立ちます。ほととぎすは、自分の卵をうぐいすの巣に預け、遊び回っているんだそうですね。きっとここにもいるのではと、耳をすましましたが、”てっぺんかけたか””特許許可局”のほととぎすの忍び音はきこえてきませんでした。

・・・

今朝も早起きでした。深夜2時半から松坂8連勝の試合をみていたのです。松坂の調子は悪かったですが、2本の満塁ホームランに助けられました。開幕以来、負け無しで白星を八つ並べました。リーグ最多勝争いのトップにたちました。

琴欧州も昨日、白鵬を破り、12連勝、今日にでも優勝を決める勢いです。ぼくはこれから両国国技館です。優勝決定の瞬間をみたいです。優勝力士が稀勢の里であれば、最高だったんですが・・昨日も負けて、とほほのほ。せめて勝ち越しを決め手くださいよ、今日は。

・・・
松坂、琴欧州とかけて、卯の花ととく

その心は
白を並べて、この季節を謳歌してます、うしっしっしっ。(座布団1枚)

”うしっしっしっ”にも意味があるんですよ。卯四四四です。8連勝、12連勝が含まれています。(座布団とれ!)





コメント
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