気ままに

大船での気ままな生活日誌

頑張れニッポン 未明対決

2010-06-24 21:52:11 | Weblog
いよいよ、6時間後、運命のデンマーク戦。日本時間、明日未明3時、試合開始。これから、すぐ寝て、目覚まし時計で3時起床。青いユニフォーム(パジャマ)を着て、応援。韓国も決勝リーグに進出したことだし、絶対、いくぞ! 

予想は1対1の引き分け、はじめ点をとられ、がっかりしたところで、後半のロスタイムで、思わぬオウンゴールかPKで得点、という劇的展開。とにかく決勝リーグに進めばいいのだ。勝てば官軍、負ければ賊軍。それでいいのだ。負けて帰れば、岡田監督はくそみそ、勝てれば英雄。世論とは、そうゆうものだ。あほ世論を喜ばしておくれやす。カンも選挙戦勝てば名将、負ければ、オザワ新党だろう(爆)。

本音をいうと、ブルーユニフォーム、2点は欲しい。(今日の明月院の紫陽花)


浄智寺前の小川の両脇に日本チームカラー青の紫陽花とデンマークチームカラーの赤の紫陽花が咲いていた。そして、その真ん中に、な、なななんと、サッカーボールが。おどろき、もものきのあじさいのき。どちらに近いか。よくみると青に近い、これは吉兆だ。まちがいなく勝てる、勝ち点3だ。でもあの吉兆でも船場吉兆なら、賞味期限切れということもある。ああ、心配だ。船場吉兆ではいかんぜよ。船場のこいさん、こんどはおとなしくしておくれやす。

やっぱり、1対1で、ようやく勝ち点1、逃げ切りというところだろうか。



これからねんねするが、コーフンして、3時まで眠れないかもしれない。ねむの木の子守唄でも聞きながら、床につこう。

(近くのねむの木の花も咲き始めたぜよ、これも吉兆ぜよ)


では明朝、吉報をお知らせしたいと思います。 でも、これでは、鳩ぽっぽと同じになってしまうではないか。岡田辞任。
やっぱりにしよう。

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浮世絵入門 in 山種美術館

2010-06-24 11:54:14 | Weblog


山種美術館が広尾に移ってから(広尾というより恵比寿という感じ;笑)の、新装山種、第5弾は、なんと浮世絵展だった。それも、広重の東海道五拾三次がすべてみられるという。MOAでみてきたばかりだが、広重フアンとしては、うれしい企画で、いかねばならぬ、いかねばならぬのだ、(赤穂浪士の三波春夫調で)。

MOAのも保永堂版だったが、ここのもそれ。とにかく、当時一番の版元だったのだろう。五拾三次はひとそろい画帖として売られていたそうで、今回の展示にはその画帖装の扉に用いられた、保永堂の名前の入ったものも展示されていた。はじめてみた。もちろん初刷。初刷でないと現れない模様もあるそうで、たとえば、日本橋・朝の景の雲なんかもそれに当たるらしい。で、目にやきつけてきた。脳には焼きつけられなかったので、すぐ忘れるだろう(汗)。”忘却とは 忘れ去る事なり”あたりまえじゃないか。

日本橋から、品川、川崎、神奈川、保土ヶ谷、戸塚、藤沢(遊行寺)、平塚、大磯、小田原、箱根と、ぼくがすべて歩いた宿場町がみんなあるのだから、うれしい。三島から先は今後の楽しみにとってある。二、三泊しながら歩いてみよう。とくに名作”夜の雪”の蒲原あたりは今はどうなっているのか楽しみだ。”白雨”の庄野もいいな。たぶん、どちらも、がっかりするようなところだろう、都市景観はどんどん悪くなるばかりだ。車を発明した奴をうらみたい(爆)。科学技術の発展も考えようによっては、”後退”だ。原子物理学も、基礎だけでよかった。原子力など軍事にも、平和利用にも使うべきでなかったし、分子生物学もワトソンクリックで止めておけばよかった。アホ・サピエンスは悪知恵しかはたらかないのだ。

よけいなことを言ってしまった(汗)。広重の五拾三次以外の作品として”大はしたけの夕立”もある。それに、北斎の”赤富士”も。鈴木春信の”おせんちゃん”がなく残念だったが(汗)、”梅の枝折り”、とか、”柿の実取り”とかがみられた(春信はこういう題材が好きなようだな)。そして、歌麿の、”青楼七小町 鶴屋内 篠原”、写楽の”二代目嵐龍蔵の金貸石部金吉”と、”三代目坂田半五郎の藤川水右衛門”、豊国の”高らいや 三代目市川高麗蔵の千崎弥五郎”など、名作も。

そして、さいごは、第二会場。美人画勢揃い。松園さんの”春のよそをい”を始め、深水、春草、小早川清、片岡球子の作品。球子さんのを除いて(爆)、あとはみな、うっとりするような美人だった。

次回は”江戸絵画への視線”。山種が1点だけ所蔵する岩佐又兵衛の”官女観菊図”が重要文化財指定記念ということで、又兵衛フアンとしては、また”いかねばならぬ、いかねばならぬのだ”。MOAの又兵衛コレクションにはとても及ばないが、山種でも、次回メインに展示するということで、"浮世絵又兵衛"再評価の気運に拍車がかかることだろう。



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