気ままに

大船での気ままな生活日誌

白鵬、琴奨菊に土 稀勢、トップタイに

2012-05-12 21:39:54 | Weblog
大相撲夏場所7日目は大変な一日となった。初日黒星とはいえ、優勝候補筆頭であることには疑いのなかった白鵬が伏兵、豊響に敗れ、よもやの敗北。優勝争いから一歩後退した。伏兵とはいえ、豊響は二大関を破っており、決して侮れる相手ではなかった。はじめて横綱を破り、涙を流す豊響。そして、全勝、琴奨菊にも土がついた。こちらも、すでに3大関を食っている、妙義龍が相手だった。琴奨も龍に飲まれてしまった。また、実力者、把瑠都も若武者、豪栄道に負け、2敗に後退。

一方、わが稀勢の里は、豪風を押し出して破り、1敗を堅持。優勝争いのトップタイの5力士の筆頭に立った。いよいよ、これから厳しい優勝争いが始まる。気を引き締めて、ぼくの今場所の予想”14勝1敗で優勝”を実現してほしい。

この大事な日に、ちょっと、用事が出来て、テレビ観戦が出来なかった。本当に残念だった。なので、写真は、NHK7時のニュースからのものです。稀勢の里の写真は、ニュースに出なかったので、在りし日の稀勢の里の写真にしました。

。。。。。

白鵬に土



うれし泣き 豊響



琴将菊 初黒星



稀勢の里 勝ち名乗り 優勝争いトップに



お酒がうまかったよーん。 缶ビール1本、お酒2本どす。 ブログ記事も今日3本目どす。
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KORIN展 根津美術館

2012-05-12 20:24:02 | Weblog
ダルビッシュ先発の野球中継を観ていたら、降雨が激しくなり1回裏途中で、一時中止になってしまった。ダルが2三振を奪い、零点に抑え、その裏、レンジャーズが猛攻していたときだけに残念だ。それで、またパソコンに向かっている。ブログ未発表の(笑)溜まった、美術展のちらしの内、KORIN展を取り出した。国宝”燕子花図屏風”と メトロポリタン美術館所蔵”八橋図屏風”が100年振りに再会するというのが売りの、話題の展覧会だ。燕子花図屏風は、毎年のように根津美術館の庭のカキツバタが咲く頃に展示されるから何度も観ている。一方、ニューヨークのはというと、実は、ぼくは6年ほど前に偶然、観ている。4月の中頃に、松井選手が主軸で活躍していたヤンキースの本拠地開幕試合3連戦を観に行った。そのときに、メトロポリタン美術館も見学していて、なんと”八橋図屏風”も展示してあったのだ。きっと、あちらも花の季節に展示しているのではないだろうか。

会場に入り、たぶん光琳自身も観たことがなかっただろう、ふたつの屏風をまず、ゆっくり眺めることにした。国宝”燕子花図屏風”、金地にリズミカルに”動く”カキツバタ。青紫色の花も、緑の葉もシンプルに描かれているが、カキツバタの心は失っていない(笑)。何時みても、気持ちのいい絵だ。一方、ニューヨークで育てられたカキツバタはどうか。10年あとに描かれたというから、弟分だ。年とってから、出来た子なので、大事にされ、道に迷わないようにと、八つ橋まで描かれている。その上、花弁の白い目型模様らしきものもついている。迷子にならないようにと迷子札までつけているのだ。橋もそうだが、花も写実性が少し、増している。

ふと、”八橋図”だから、この屏風の主役は八橋でカキツバタは脇役かもしれないと思った(笑)。そういえば、橋のしみ模様とか結び縄等が随分ていねいに描かれている。それらが、右隻から左隻に渡り、階段のように降りてきて、屏風全体に幾何学的リズムがつくられている。観客の目を、まず、カキツバタより八つ橋に向けさせている。伊勢物語の八つ橋だよ、とはっきり示している。どちらがいいか。好みの問題だろう。ぼくは、見慣れた、八橋のない、でもそれが目には浮かぶ、根津さんのかな。

ここまで書いたら、試合が再開した。一気に6点入る。ダルビッシュにうれしい援護点だ。さあ、ここで、ブログは一時中止だ。

・・・・
ダルは6回途中まで投げ、二発のホームランを浴びたが、勝利投手に。早々と5勝目。ぼくは、ここで、北鎌倉方面へ散歩。夕食後ブログ再開。
・・・・
光琳の作品がずらりと並ぶ。”十二か月歌意図屏風”。光琳最初期の作品のひとつとのこと。柔和で、繊細で。画面上方には12人の公家の和歌が。さらに、”伊勢物語八橋図”と”燕子花図”、国宝屏風と同じ画題。光琳のパトロンだったという、中村内蔵助像。そして、”夏草図屏風”、”四季草花図屏風”など、酒井抱一好みの屏風が。酒井抱一の”光琳百図”も。どこかの展覧会でも拝見している。さらに、”白楽天図屏風”、”紫式部図”等いくつかの光琳の絵をみて、庭に出た。庭園の池の燕子花の一部が咲き始めていた。このときは、四月下旬のことだから、もう、今は、咲き揃っていることだろう。

。。。。。

燕子花図屏風と八橋図屏風


十二か月歌意図屏風と白楽天図屏風


伊勢物語八橋図



根津美術館庭園のカキツバタ
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ドクトル・ジバゴ 

2012-05-12 09:29:52 | Weblog
3年ほど前になるだろうか、”アラビアのロレンス”が上映されているというので、わざわざ新宿まで観に行ったことがある。大好きな映画だったし、あの感動的なシーンをスクリーンで、この目で、また、みたいと思ったからだ。砂漠の地平線上に現れた、微かな影が次第に大きくなって人影と分かるようになるまでの3分間の名シーン。デーヴィッド・リーン 監督で、主役のロレンスはピーター・オトゥール、ハリト族の首長アリ役がオマー・シャリフだった。

昨日、やはり懐かしの名画、”ドクトル・ジバゴ”を、鎌倉市川喜多映画記念館で観てきた。1965年作、監督は同じく、デーヴィッド・リーンで、主役のドクトル・ジバゴ役はオマー・シャリフである。

そういえば、ふたつの映画には共通点がある。まず、インターミッションが入る200分の超大作という点。そして、時代背景は違うものの、それぞれの時代に翻弄されながらも、懸命に生きる人々を壮大なスケールで描いていること。ときどき、うつくしい大自然の中に小さく人間を撮り、両者を対比させていること。映画音楽が、その場面、場面で心に染み入るように流れてくる点、ここでは”ラーラのテーマ”。

原作は、ノーベル賞を辞退した(させられた?)ロシアの文豪ポリス・パステルナーク。ロシア革命の混乱の中、医者であり、詩人でもあるジバゴと、ラーラとトーニャという二人の女性との愛を、薫り高く描く。

見終えたあとも、ぼくの耳の奥で、ラーラのテーマがいつまでも流れていた。とてもいい映画だった。この ”映画の都/ハリウッド”シリーズで、”大いなる西部”、”昼下がりの情事”も観たいと思っている。ワイフはポールニューマンが好きなので、”ハスラー”も観るらしい。





この日、稀勢の里は5勝目をあげ、ぼくを喜ばせた。
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