気ままに

大船での気ままな生活日誌

大船フラワーセンター 芍薬苑 華やかに

2014-05-08 17:23:13 | Weblog

大船フラワーセンターの春の主役は、牡丹から芍薬へ移ってきましたよ。

役目を終えた牡丹苑。最後を飾るのは、いつも黄色い牡丹。

そして、フラワーセンターご自慢の芍薬苑が一気に華やかになってきました。あと一息で全苑見頃に。

 

 芍薬だけではありません、大船フラワーセンターは百花繚乱。次回記事で、ほかの花々をたっぷりおみせします。

 

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井上安治生誕150年記念 絵師たちの視線/安治・清親・光逸

2014-05-08 08:29:55 | Weblog

茅ヶ崎美術館で、井上安治生誕150年記念の展覧会が開催されている。”絵師たちの視線/安治・清親・光逸”というタイトルで、安治の作品が中心だが、彼の師である小林清親と安治の弟弟子で、茅ヶ崎住人であった土屋光逸の作品もみることができる。

ちらしに井上安治(1864~1889)の経歴が紹介されている。それによれば、小林清親(1847~1915)が光線画と呼ばれた”東京名所図”の連作で人気絵師として活躍していた1978年に彼の最初の弟子となった。そして、安治が17歳のとき、はじめて木版画3点を刊行し、プロデビュー。さらに、翌年、清親が突然制作を止めた”東京名所図”のあとを継ぐかたちで、”東京真画名所図解”を制作、最終的に130図にも及ぶ連作となった。その後、1884年に井上探景と画号を改め、明治22年(1889年)、26歳の若さで夭折。

この展覧会では、この”東京真画名所図解”全134図が展示されていて、なかなか壮観である。でも、大部分は葉書大のもので、眼鏡を付け替えて、覗き込むように観るようになる(笑)。清親の”東京名所図”も展示されているが、おおざっぱにいえば、そのミニ版といえる。画風も似通っているし、まったく、同じ風景というのもある。ただ、小型であるので、それなりの工夫がこらされている。

月のある風景のシリーズがまとめてあったが、見入ってしまった。ただ、静かな風景だけではなく、大火事のような絵もあり、いろいろ楽しめた。

土屋光逸(1870~1949)は、代表作”東京風景”全12点が展示されている。これらの作品は昨秋、川瀬巴水と土屋光逸/土井コレクション展で観ている。光逸の”増上寺の雪”があったが、そのとき巴水の”芝増上寺”と並べられていたことを思い出した。巴水や清親に比べると、より細密に描かれている。でも、あまり細かく描きこまれると抒情性が薄まるような気がして、光逸の絵は眼鏡をはずして、ぼやかして観た(笑)。

井上安治作品をこんなにたくさん観たのは初めてだし、おまけに清親と光逸までついていて、何だか得したような気持ちになった展覧会だった。

以下、絵ハガキとチラシからの写真ですが、代表的な作品を載せておきます。

安治 駿河町夜景

清親 両国花火の図

光逸 浅草観音

安治 上野競馬

安治 愛宕山

清親 浜町より写 両国大火 明治四年一月廿六日出火

光逸 東京風景四谷荒木横町

光逸 東京風景 日比谷の月

 

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