夏場所の頃に、いつも明月院の夏蝋梅が咲く。今年はどうか出掛けてみた。GWの頃はまだ固い蕾だったが、もう、いくつも花を咲かせていた。早春に咲く蝋梅の黄色の花弁とは違って、こちらは涼やかな白。よそでは、なかなか観られないが、ここには何本もある。
ほかに咲いている花といえば、シャクナゲ。まだ盛りなのがうれしい。とくに門前の大きなショッキングピンクの石楠花。まるで、夏場所の華、遠藤関みたい。
ここは鎌倉一の紫陽花寺。初花を見つけましたよ。本当にたった一つだけ。たぶん、世界中でぼくだけしか観ていない。えへんえへん。
この丸窓の向こうの花菖蒲園も紫陽花同様、来月。もう、そろそろ。早やいなあ、1年。
石庭の蟹。ふと、基一の屏風の蝉を思い出した。
緑の休憩室。お気に入り。こんな贅沢、どこにもない。
東慶寺にも寄ってみた。
GWの頃、咲きはじめだったカルミアは、見事に咲きそろっていた。金平糖のような蕾もみせて、ほぼ満開。これも東慶寺の華。来月はいよいよ、岩タバコと岩ガラミ。まだ初花はみつかりませんでした。
さて、夏場所。5日目、稀勢も遠藤そろって勝ち、序盤を共に4勝1敗で。稀勢はまずまずだが、遠藤の鶴竜を破っての4勝はすごい。大輪の初夏の花を咲かせてほしい。