気ままに

大船での気ままな生活日誌

西郷どん

2018-07-06 10:08:31 | Weblog

おはようございます。西日本では記録的な大雨で心配ですね。梅雨明けしたあとに、なんてこった。

NHK大河ドラマ展はたいてい、えど博で開催されるのに、今回の”西郷(せご)どん”はどういうわけか藝大美術館でやっている。”こんな男に会いたかった/西郷隆盛が生きた時代の名品、上野に集結”ということで、物語の進行に従って、様々な名品や絵画、手紙類などが並ぶ。

西郷どんは、歴史上の人物の中で、ぼくが最も好きな人物。龍馬の西郷評がいい。”西郷という男は、底の知れない馬鹿者である。小さく叩けば小さく鳴り、大きくたたけば、大きく鳴る。馬鹿のほどがわからぬ”。勝海舟は、”坂本もなかなかの人物だったが、西郷に及ぶことができなかった点は、その大胆識と大誠意とであった。”代表的日本人”の著者、内村鑑三は、”西郷の偉大さは、偉大さの中の最上クラスである。道徳的偉大を成し遂げるについて、偉大なる意志をはたらかした点にある。

また、中津の英才、増田栄太郎は、”一日先生に接すれば一日の愛があり、十日接すれば十日の愛あり、もはや先生の側を去ることが出来ない”と城山に殉じた。これほど人間的な魅力をもった人物はほかにはいない。鮫島志芽太著の”日本で一番好かれた男/値打ちある生き方を求めて”には、たとえば、”西郷に学ぶ二十一項目”など具体的な事例が挙げられている。

さて、展覧会の目玉をいくつか紹介しよう。この稀代の英雄には、肖像写真が一枚も残っていない。西郷の風貌に最も近いとされる肖像画が展示されている。石川静正作。

西郷自筆の信条、”敬天愛人”。

主君、斉彬の大鎧

篤姫の着物

討幕の密勅

江戸開城談判(下図)

1899年の上野の西郷さん

現在の上野の西郷さん。

西郷さんの横に新銅像現る!大道芸の静止パントマイム。

鮫島志芽太著の”日本で一番好かれた男”

それでは、みなさん、今日も一日、大雨にも負けず、お元気で!こちらは午後から止みそう。平塚の七夕でも行こうかな。

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