こんばんわ。
今日は上弦の月です。御嶽海は豪栄道を退け、初優勝に大きく前進し、上機嫌の日となりました。
今日は上弦の月
御嶽海は上機嫌の日
高安は不機嫌な日。遠藤に勝っても、優勝の目は完全になくなった。
遠藤は勝っても、負けても、いつも不機嫌な顔。
ぼくは上機嫌な日。箱根美術館の山百合が見頃だったし、うな丼も食べたし。
それでは、おやすみなさい。
いい夢を。
箱根美術館の上機嫌な埴輪
こんばんわ。
今日は上弦の月です。御嶽海は豪栄道を退け、初優勝に大きく前進し、上機嫌の日となりました。
今日は上弦の月
御嶽海は上機嫌の日
高安は不機嫌な日。遠藤に勝っても、優勝の目は完全になくなった。
遠藤は勝っても、負けても、いつも不機嫌な顔。
ぼくは上機嫌な日。箱根美術館の山百合が見頃だったし、うな丼も食べたし。
それでは、おやすみなさい。
いい夢を。
箱根美術館の上機嫌な埴輪
おはようございます。
横浜のそごう美術館で”春の院展”が開催されている。何故、真夏に?というわけは、日本橋三越でスタートしたときは春はじめの3月だったが、名古屋、秋田、札幌、福井と廻るうちに春は過ぎ、6月から京都展、大阪、山形、倉敷と巡り、横浜に到着したときには歴史的な猛暑の真夏となったのでありまする。さらに、そのあと、七つ、最終の徳島では”真冬の春の院展”になるのでござる。
全国行脚の”春の院展”ですが、一番、これを開催するのに相応しい地は、やはり横浜でしょうか。院展の創設者、岡倉天心の生誕地ですからね。
横浜市開港記念館横の天心生誕の地・記念碑
マクラが長くなりました。そろそろ、本題へ。本展は、発足当初は”日本美術院小品展”と称されていたように、比較的サイズの小さな作品ばかりです。同人作家、35点をはじめ、受賞作品、関東出身、在住作家の作品、合計206点もが展示されている。外の猛暑を忘れるような会場で、作品も涼やかなものが多く、ほっとしたひとときでした。画家自身の解説文もあり、それがまた楽しい。
では、ちらしに採用された作品をご覧ください。一部、画家の解説文も入れておきます。
宮廽正明 閑吟
風が唄を詠みながら河を渡り、さざ波を引く。唄が風の中からよどみをひろう。 何も求めず、押しつけず、ただひたすらに想うだけ。たとえば、もっとやさしいことだと思っていた。 岡崎市で八丁味噌取材中の何気ないひとコマ。
齋藤満栄 秋暁
秋のあかつき。十一月の初旬、数日間だけにみられる金色の光の中に浮かぶ菊の印象を描きました。
小田野尚之 轍(わだち)
木々の間に、まるでトタン板のパッチワークのような小屋や白い轍(わだち)がある光景に出合ったときに、かつて観た映画の好きなシーンに似ているように思われて、この雰囲気をもとに制作してみようと思いました。
手塚雄二 冬風
風に立ち向う姿を描きたい。
宮北千織 華燭
大矢紀 華月蝕
今年平成三〇年の皆既月食は本当にすばらしく妖しい位美しかった。 月食、ブルームーン、スーパームーンの珍しい天文現象が一五二年ぶりに重なり、寒さにふるえながら夜ふけるまで梅木の元で大宇宙の壮大なドラマを固唾をのんで見ていたのである。 春の夜のやみはあやなし梅花(うめのはな) 色こそみえね香やはかくるゝ(凡河内 躬恒)
この作品は、ちらし写真にはなかったのですが、お月さま好きのぼくにはどうしても、入れておかねばとサイトの写真をカメラで撮って載せました。
ぼくのみた、その日の皆既月食↓
受賞作品
鈴木恵麻 路傍の花(日本美術院春季展賞)
前田力 刻む (郁夫賞)
浦上義昭 遊仙郷 (外務大臣賞)
ほかに、下田義寬・早暁梅が香、伊藤髟耳・秋の気配の動き、那波多目功一・ふり初めし刻、 福王寺一彦・三日月、梅原幸雄・待花、高橋天山・ 春は曙・清少納言、番場三雄・待春、石村雅幸・宮守、等の作品が印象に残った。
ポスターの作品は村上裕二・カミナリ富士
こちらは、田渕俊夫作、明日香心象/寒月。昔は夜が驚くほど暗く、人々は月の出を待ち焦がれたようです。月が出るとその明るさは現代人には想像できないほどのものだったと思います。 今宵は満月。皓皓とした月が、寒さを物ともせず妻問いに急ぐ若者の行く手を明るく照らしていました。
”春の院展”のあとは、すぐ9月の、秋の院展。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!