こんばんわ。
カルガモ親子の餌場、砂押川は朝から激流で、さすがに今日はお目にかかれなかった。きっと、砂押川が流れ込む柏尾川の近くに棲み処があるに違いないと、大船駅の観音さま口へ出て、その河口を覗きに行った。しかし、ここは上流よりさらに激しく流れていて、とても子鴨が棲めるような環境ではない。とすると、大船駅舎の下のゆるやかな流れ沿いに”カルガモ小屋”があるのだろうと、あきらめて、帰ろうとすると、アオサギが飛んできて、漁をはじめた。しばらく、カメラを向けながら眺めていたところ、偶然、小魚をくわえたところを撮ることができた。ぼくのカメラとウデではめったに撮れないシーンなので記録しておこうと思う(笑)。
大船駅舎の下を流れる砂押川。そのすぐ先が柏尾川。
砂押川河口の激流で漁をはじめるアオサギ
首を伸ばして・・
小魚をゲット!
ごっくーん。
二匹目を狙うアオサギ。風でゆれる羽毛。
激流の中、踏ん張る脚。
しばらく漁をつづけていたが、二匹目のどじょうとはならず、柏尾川の上流へ飛び立っていった。
柏尾川 橋の向こうに砂押川の河口がある。
左手が大船観音
ついでにと、久し振りに岡本方面を歩く。大船観音山の左手の道を上る。5,6分も歩くと笠智衆さんゆかりの神社がある。
笠智衆さんの息子さんの講演会で聞いたのだが、笠智衆さんは、「撮影のときは、真っ白な状態でいく」とよく人に言っていたそうですが、そんなことはなく、よく台詞の練習をしていたそうです。大船の離山に住んでいた頃には、元の離山(今は崩されて、三菱電機の工場になっている)のてっぺんで、岡本に移ってからは、近くの高台の神明神社で、大きな声で、納得いくまで研究していたそうだ。さすが、名優ですね、見えないところで、努力されていました。
神明神社 73段の長い石段。
小さな祠の前の広場でセリフの練習していた。
小津安二郎作品、寅さんシリーズで欠かせない名優、笠智衆。ぼくも大好きだった。
カルガモ親子のおかげでいろいろ楽しめました。
では、おやすみなさい。
いい夢を。
大船観音の山に咲いていたねむの木の花。山百合は見つからなかった。