気ままに

大船での気ままな生活日誌

藤井聡太、史上最年少タイトル、棋聖に

2020-07-16 22:32:49 | Weblog

こんばんわ。暗いニュースの多い中、久しぶりの明るい話題。

2018年2月17日は歴史的な日だった。羽生が勝って、羽生が負けた日。羽生結弦選手がフィギュアスケート男子で、なんと、66年振りの五輪連覇の偉業を成し遂げた。ちょうどその頃、国民栄誉賞の羽生善治竜王が、朝日杯将棋オープン戦準決勝で、15歳6か月の藤井聡太五段に負けた。そのあと決勝が行われ、藤井くんは史上最年少棋戦優勝を成し遂げた。そして、即、六段に昇進。これも史上最速ということで歴史的な偉業となった。

あの日から2年と5ヶ月。今日、2020年7月18日、渡辺明棋聖(棋王、王将、36)に勝利し、ついに史上最年少で初タイトル、棋聖を獲得した。30年振りの偉業達成!おめでとう!

いい師匠にも恵まれた。小学4年生時から、藤井七段を弟子として育て、見守ってきた師匠・杉本昌隆八段(51)は日本将棋連盟を通じてコメントを発表。

藤井聡太新棋聖の誕生を嬉しく思います。10年前、小学生の聡太少年に出会ったときから、この日が来ることを確信していました。これで私の目標や、私の師匠、板谷進九段の夢も一つかないました。東海に持ち帰ったタイトルは大切に、いつまでも保ち続けてください。これからも将棋が指せる幸せと、全ての人への感謝は忘れずに。大棋士に成長することを願っています

次は二冠目の王位戦も連勝中。これも頂き、いずれは羽生善治の七冠独占をこれまた最年少で獲得したい。

若い人がぐんぐん伸びていくのを見るのは本当にうれしい。ぼくは縮むばかりだしね。

村田英雄の王将を島津亜矢で聞きながら、今日一日をおわろう。

【王将】 島津亜矢

では、おやすみなさい。

いい夢を。


極楽寺の百日紅の銘木の傍らのオニユリが見頃になっていました。

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きらめく夏 清方と遊心庵

2020-07-16 10:02:10 | Weblog

おはようございます。

気ままかまくら散歩で清方記念美術館の前まで来た。きらめく夏/清方と遊心庵という展覧会が開催されている。たしか、ここも事前予約制だったが、どこの美術館も空いていれば、入館させてくれているので念のため受付へ。やはりOK。ただし、連絡先の電話番号の記載と検温は必要。

外界はコロナできらめかない夏だが、一歩、館内に入ると、大正時代ののどかな、きらめく夏になっていた。清方は、大正9年、42歳のとき金沢八景に別荘(遊心庵)をもったが、ここでいくつも名品を描いた。なんといっても、当地で長女、清子をモデルに描いた、朝涼(あさすず)。蓮池のほとりをおさげ髪をさわりながら歩く少女。よくみると、明け方に残る白い月(ちょうど今頃の月)が描かれている。当館所蔵の名品。このあと、2年後に名作、”築地明石町”が生まれる。

朝涼(大正14年)

もうひとつの名作も見られる。

一葉女史の墓(明治33年)。樋口一葉の”たけくらべ”の美登利が、樋口家の墓にもたれる姿。 美登利が持つ水仙の作り花は、小説の最終章で、恋しく思っていた信如が修行に発つ日の朝、格子に挿されていたもの。

”朝夕安居”もこの時期に見たい作品だが、今回は残念ながら展示されていない。

金沢に別荘を構えてから、ちょうど100年になる今年は、”朝涼”のほか、金沢の絵日記やスケッチ、家紋印半纏なども展示されている。

清方の画室も残されている。

清方記念美術館(旧宅)

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

コメント (2)
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