こんばんわ。暗いニュースの多い中、久しぶりの明るい話題。
2018年2月17日は歴史的な日だった。羽生が勝って、羽生が負けた日。羽生結弦選手がフィギュアスケート男子で、なんと、66年振りの五輪連覇の偉業を成し遂げた。ちょうどその頃、国民栄誉賞の羽生善治竜王が、朝日杯将棋オープン戦準決勝で、15歳6か月の藤井聡太五段に負けた。そのあと決勝が行われ、藤井くんは史上最年少棋戦優勝を成し遂げた。そして、即、六段に昇進。これも史上最速ということで歴史的な偉業となった。
あの日から2年と5ヶ月。今日、2020年7月18日、渡辺明棋聖(棋王、王将、36)に勝利し、ついに史上最年少で初タイトル、棋聖を獲得した。30年振りの偉業達成!おめでとう!
いい師匠にも恵まれた。小学4年生時から、藤井七段を弟子として育て、見守ってきた師匠・杉本昌隆八段(51)は日本将棋連盟を通じてコメントを発表。
藤井聡太新棋聖の誕生を嬉しく思います。10年前、小学生の聡太少年に出会ったときから、この日が来ることを確信していました。これで私の目標や、私の師匠、板谷進九段の夢も一つかないました。東海に持ち帰ったタイトルは大切に、いつまでも保ち続けてください。これからも将棋が指せる幸せと、全ての人への感謝は忘れずに。大棋士に成長することを願っています。
次は二冠目の王位戦も連勝中。これも頂き、いずれは羽生善治の七冠独占をこれまた最年少で獲得したい。
若い人がぐんぐん伸びていくのを見るのは本当にうれしい。ぼくは縮むばかりだしね。
村田英雄の王将を島津亜矢で聞きながら、今日一日をおわろう。
【王将】 島津亜矢
では、おやすみなさい。
いい夢を。
極楽寺の百日紅の銘木の傍らのオニユリが見頃になっていました。