気ままに

大船での気ままな生活日誌

MOA美術館の名品展 つづき 

2021-01-26 10:10:13 | Weblog

おはようございます。

MOA美術館の名品展のつづきです。では、まず一休さんの墨蹟から。

一休宗純墨蹟 一行書 (室町時代、15世紀)

重文・山水人物蒔絵手箱(鎌倉時代、14世紀)

重文・釈迦八相図 (鎌倉時代、13世紀)第一幅には降兜率と託胎、第二幅には降誕・四門遊観・三時殿遊楽・山中落飾、第三幅には追尋(ついじん)太子・出家踰城(ゆじょう)・東匿(しゃのく)告別、第四幅には吉祥献草・降魔成道・初転法輪が描かれる。(MOA作品情報より)

重文・吉祥天曼荼羅図 (鎌倉時代、13世紀) 両脇に梵天と帝釈天を配し、その上方に四天王を描く。図の上方には、散華供養する飛天と雲に乗った白象が配される。

重文・八字文殊菩薩及八大童子像(鎌倉時代、13世紀)

次は仏像です。

重文・十一面観音立像 (奈良時代、8世紀)

重文・阿弥陀如来立像 (鎌倉時代、13世紀)

重美・聖徳太子立像(鎌倉時代、元応二年)仏師康俊作

重文・阿弥陀如来及両脇侍坐像(平安時代、12世紀)

重文・九曜星図像(平安時代、12世紀)星宿信仰と真言密教との結びつきによって生まれた図像で、九曜とは、九種の光り輝くものを表した意味で、太陽(日)、太陰(月)、火・水・木・金・土の七星とらご〓(らご)、計都(けいと)の二星を加えた九星を指している。本図の「図像」(巻子本)にはこれに星宿をつかさどる仏である熾盛光仏 (しじょうこうぶつ)を最初に加えている。

星曼荼羅図残決(平安時代 天永4年、1113)星曼荼羅図は、密教における宇宙観を示すもので、北斗七星、九曜星、十二宮、二十八宿などの天の諸星と仏教の諸尊とを結びつけて曼荼羅として示したものである。

重文・諸尊図像(平安時代、12世紀)上巻に大日如来から始まって、如来・菩薩像六十七図を、下巻に妙見・聖天・大黒天など天部を中心に三十六図を描いている。

重文・仁王経法図像(平安~鎌倉時代、12~13世紀)仁王経は、真言密教において国家鎮護、天下泰平のために修する修法の根本経典である。この一巻は、平安末期から鎌倉初期に活躍した真言宗の著名な図像学者覚禅が編集した図像集『覚禅抄』の中の一巻。

では、次は。陶磁器の棚へ。

重文・染付草花文瓶 伊万里(江戸時代、17世紀)

重文・色絵桃花文皿 鍋島(江戸時代17世紀)

重文・色絵金銀菱文重茶碗(野々村仁清、江戸時代、17世紀)

錆絵染付梅花散文蓋物(乾山、江戸時代、18世紀)

蓬莱蒔絵瓶子(桃山時代、16世紀)二個の木製挽物(ひきもの)を接合して素地を作り、全体に黒漆を塗って、その上に金蒔絵で蓬莱図を表した瓶子である。桃山時代の蒔絵の特色を示す蒔絵瓶子として価値が高い。京都神護寺の旧蔵と伝えられている。

重文・花唐草七曜卍花クルス文螺鈿箱(桃山時代、16世紀)蓋表の文様は中央に花唐草を配して周囲を三重の境界線で囲み、その間に、七曜文帯、卍 (まんじ)文と花クルス文を交互に配した文様帯を入れている。

重文・洋人奏楽図屏風(桃山時代)キリスト教の布教効果をあげるべく、洋画教育を施された日本人によって描かれたものであろう。港の見える丘陵で音楽を楽しみ、読書や雑談をする洋人の光景を描いたもので、羊のいる樹木、愛の神殿、城郭などは、いずれも西洋中世銅版画に描かれた題材である。

杉本博司の”海景/熱海”も常設展示されている。

では、最後に再登場、光琳の紅白梅図屏風でMOA名品展紹介を締めましょう。

とても素晴らしいMOA美術館の”名品展/国宝”紅白梅図屏風”でした。(完)

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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