気ままに

大船での気ままな生活日誌

三桜とメジロと孔雀でお月見12連勝 

2021-02-24 22:17:14 | Weblog

こんばんわ。

雲が立ち込めていたが、夕方、東の空が晴れ上がり、お月さまが姿を現した。これで、お月見12連勝!

月齢 12.3で、明日が十三夜月。満月は27日。それまでは連勝をつづけたい。

一時、ひやりとしたが、実はそんなに心配していなかった。朝散歩で、三桜を同時に見られたし、メジロも来訪し、さらに決定的にしたのは、昼の長谷散歩で、めったに見られない羽根を拡げた孔雀に遭遇したこと。これだけ運がつけば、夕方のお月さまも現れないわけにはいかないだろうと。

満開つづきの玉縄桜。

その玉縄桜にメジロが来訪。やはり桜にはヒヨドリではなく、メジロくんですね。目がぱっちり。

蜜を吸う。

寒緋桜も一気に花が開いてきた。数日中に満開か。華やかなり。

向かい側から。

そして、三つめの桜は、河津桜。まだ若い苗木で、去年、初めて花をつけた。今年はこんなにいっぱい。成長が楽しみ。雨にも負けず、風にも負けず、雪にも夏の暑さにも負けずぬ丈夫な身体をもって、がんばってほしい。結構、途中で挫折する苗木が多いのだ。

三桜がそろって見られるなんてめったにない幸運。

そして、今日の長谷散歩の光則寺では大きく羽を広げてくれた孔雀。

おい、拡げてくれよと、孔雀語で語りかけたら、すぐに台から降りてきて、扇形の見事な飾り羽根を魅せてくれた。見物人はぼくひとり。めったに開いてくれないのに、数年振りの大幸運だった。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


宮沢賢治の雨にもまけず風にもまけずの詩碑(光則寺)

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トライアローグ展 横浜美術館

2021-02-24 09:58:29 | Weblog

おはようございます。

横浜美術館もあと数日で長期の休館に入る。先日、見納めに(笑)、今、開催中のトライアローグ展と常設展を見てきた。まず、特別展のトライアローグ展から。

トライアローグとは?三者による話し合い(鼎談)を意味するようだ。各地域を代表する横浜美術館、愛知県立美術館、富山県立美術館、三館の学芸員が十分鼎談し、それぞれのコレクションを有機的に接続し、欧米の20世紀美術を概観するためのラインナップを紡ぎあげた展覧会だという。トライにこだわり、展示構成も3章に、そして、次のように、30年区切りとしたという。1章:1900sアートの地殻変動、2章:1930sアートの磁場転換 3章:1960sアートの多元化。

ぼくはいずれの美術館も訪ねたことがあるが、(ぼくのお気に入りの)山形美術館のような豪華な所蔵品の常設展示はなかったように思う。だから、横浜以外は初めて見る作品ばかり。写真撮影が禁止なので、十分、紹介できないが、ちらしやホームページの写真を借りて一部、記録しておこう。ピカソ、クレーの他、ミロ、エルンスト、ダリ、マグリット、ポロック、ベーコン、ウォーホル、リヒターなど、さらにムンク、デュフィ、ドラン、モディリアーニ、シャガール、ルオーの作品も。20世紀美術史を彩った巨匠たちの作品が約120点も集結している。愛知県立美術館、富山県立美術館の所蔵品を同時に見られる、めったにない機会である。

まずは、三館からの共通の画家の作品。

ピカソ。それぞれの時期の作品が見られたのはうれしかった。

これはクレー。

本展の目玉になっているルネ・マグリットの”王様の美術館”。横浜美術館所蔵なので何度か見ているが、今回は穴のあくほど見る(笑)。マグネットが亡くなる1年前、晩年の作品。

先日、テレビ東京の”新美の巨人たち”でも紹介されていた。ポップアートやグラフィックアートの誕生に影響を与えたシュルレアリスムの巨匠で、普段の姿は静かで生真面目な男、ところがそれは仮の姿。本性はまったく違い、常識を裏切り、見る人を惑わせる作風から、“イメージの魔術師”と呼ばれるようになったそうだ。

濃紺で塗りつぶされた背景に、帽子をかぶった男のシルエット。浮かび上がる男の顔が、こちらを見つめている。体の淡いグラデーションは山間の風景。よく見ると中央には宮殿のような建物が…。実はこの絵こそ、マグリットが築き上げてきた芸術と、静かなる男のとんでもない野望が詰まった1枚なのだそうだ。

晩年のこの作品は、これまでの作品の寄せ集めのようだ。いわば集大成の作品だったのだ。

マティス 待つ

ミロ パイプを吸う男

アンディ・ウォーホル  マリリン 2012年の暮れ、ニューヨークのMoMAを訪れたとき、しっかりと色つきマリリンの顔が焼きついた。その後、何度も。

こんな色も。

ヴァシリィ・カンディンスキー 網の中の赤

ゲルハルト・リヒター オランジェリー

ジャック・ボロック 無題

イヴ・クライン 肖像レリーフ アルマン

フランシス・ベーコン 坐像

常設展もなかなか良かったですよ。またの機会に。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

コメント (2)
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