こんばんわ。
大船フラワーセンターの桐ケ谷桜が満開になっていたので、極楽寺の”八重一重咲分け桜”を見に行った。名前は異なるが、同じ品種である。先週、見に行った上野両大師の”御車返し”も同じである。さらに、”鎌倉桜”とも呼ばれる。毎年、この三か所を巡るのを楽しみにしている。
三か所目となる極楽寺の”八重一重咲分け桜”。いつも見頃を外しているが、今年はばっちりであった。
かなりの大木である。こんなに見事に咲いているのは初めて見る。
由緒ある桜で、北条時宗のお手植えと伝えられる古木から発生したもの。
一枝に一重、八重とが混生し、深紅色のうつくしい桜である。
鎌倉・材木座の桐ヶ谷が原産であることから”桐ヶ谷桜”と呼ばれている。”鎌倉桜”とも。そして、足利尊氏がこの桐ケ谷桜を京都御所の紫宸殿の左近の桜として植えたと伝えられる。その桜は京都の常照皇寺にも植えられ、後水尾天皇が花見のあと、余りの美しさに牛車を引き返し、再度、ご覧になったので”御車返しの桜”とも呼ばれる。
ぼくも引き返し、またこの桜を見る(笑)。
隣りの八重桜(カンザン)も満開。
山門からの参道には桜並木(ソメイヨシノ)があるが、これらはほとんど葉桜になっていた。花びらカーペットがうつくしい。
今年の桐ケ谷桜”御三家”まとめ。
上野両大師の御車返し(4月6日)ここは一重が目立つ。
大船フラワーセンターの桐ケ谷桜(4月13日)
極楽寺の八重一重咲き分け桜(4月15日)
満開桜と上弦の月
近所の桜(ソメイヨシノ)は少しは花びらを散らしているが、まだまだ見られる満開桜である。折しも今日は上弦の月。満開桜越しに上弦の月を見るという、贅沢なお花見とお月見を楽しむことができた。
満開の桜道。
満開桜(ソメイヨシノ)と上弦の月
御衣黄桜と上弦の月
少し進んで、花の中心部が朱色になってきている。
では、おやすみなさい。
いい夢を。
花車(つつじ)もこんなに開いて来ました。ほぼ満開。