気ままに

大船での気ままな生活日誌

鎌倉アルプスを歩く

2008-10-21 08:38:25 | Weblog
鎌倉の天園ハイキングコースは”鎌倉アルプス”とも呼ばれ、観光客や地元の人に親しまれています。昨日もいい天気でしたのでワイフと、今泉台の”登山口”から瑞泉寺に至る、1時間半ほどのコースを歩きました。

今泉台住宅内のバス停”半僧坊下”から少し登ると、天園ハイキングコースです。ここから右へ行くと建長寺の半僧坊方面、そのまま向こう側を下ると覚園寺方面です。今回は、左の瑞泉寺方面を歩くことにしました。

ここが鎌倉市?というくらいの山道が続きます。平日ですので静かです。途中で、大きな”三段腹の岩”(笑)に出会いました

苔岩にも。

苔石段もありました。

ここの頂上が

これです。太平山。159メートル、鎌倉最高地点。これでも一応、アルプスです(汗)。

アルプスのすぐ下にゴルフ場がみえます(汗)。そのまた向こうには、なんと横浜のみなとみらいビル群もみることができます。

アルプスに峠の茶屋もあります(汗)

ここが天園。相模湾の向こうに富士山もみえます(この日はダメでした)。絶景です。天に登ったような気持ちになります。

竹林。この道は、金沢八景、文庫方面に下ります。

股裂きにあっていた木。

1時間半のウオーキングの終点は、こんな民家の横の道です。瑞泉寺はその横です。

お昼はここの中華料理屋さんで。”りんりん”とパンダみたいな名前です。いつも予約でいっぱいですが、この日は、中華料理講習会みたいなのがあり、そのグループが出てきた直後でしたので、席をとることができました。


気持ちの良い1日でした。
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海蔵寺 竜胆

2008-10-20 10:05:56 | Weblog
海蔵寺の竜胆が咲きそろっていましたので紹介します。ここの竜胆が好きです。





花あぶとツーショット


ほととぎすとツーショット

ここのほととぎすも好きです。

もちろん、ここの紫苑も大好きです。ほれっぽい私です。


今日もいい天気。これからワイフと鎌倉アルプスへ。
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くりはま 花の国

2008-10-19 10:00:30 | Weblog
コスモスが見頃というので、久里浜の”花の国”に出掛けました。JR久里浜駅に到着すると、駅前に”駅からハイキング”の旗がはためいていました。ボクら去年までよく利用させてもらっていました。きっと”花の国”もウオーキングコースに入っているのだろうな、と思いながら、花の国に向かいました。

最寄りの駅から久里浜へは、JR横須賀線で35分程度で行けますが、めったに訪れず、”花の国”も今回が初めての訪問となります。ですから、久里浜の街もきょろきょろして歩きました。それがまた楽しいのです。

数分で、京急久里浜駅に着きますが、駅前の商店街の名前が黒船中通りで、”黒船市場”の垂れ幕が。なるほど浦賀がすぐそばで黒船の街ですね。商店街に入ると、昔ながらのお店がずらり。ボクはこういう商店街が大好きなのです。ボクの住んでいる大船、そして逗子、横須賀、衣笠、そしてここ久里浜と、三浦半島には、こういう商店街がまだまだ元気に残っています。



大通りに出ました”尻こすり坂通り”という名前でした。面白い名前ですね。横須賀には”どぶ板通り”がありましたね。そこの商店街もいいですよ。

しばらく歩くと、天神社が。菅原道真公を祀った三浦半島唯一の天神社だそうです。道真公をのせた撫で牛。悪いところを撫でるといいというので、ボクは尻をこすりました。腰がウイークポイントなので。


15分も歩くと、花の国に到着します。広大な山間の敷地に、100万本のコスモス畑。ちょうど見頃で見事なものでした。


お昼どきでしたので、弁当を拡げながらのコスモス見物をする人達も多かったです。

赤、白、ピンクの”センセーション”という、ふつうの品種が主体です。

奥の方に、イエローキャンパスという黄色い品種も咲いていました。たしか、黒姫高原のコスモス畑でみたのと同じです。


フラワートレインも走っています。コスモス畑だけではなく、山の向こうにハーブ園やらが、まだまだ拡がっているのです。お年寄りや子供たちでは歩ききれないほど広い敷地です。

高台にあるこの休憩所で、生ビールと弁当をいただきました。


春はポピーだそうですので、またその頃、出掛けたいと思います。

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艶○源氏展 in 横浜

2008-10-18 09:06:04 | Weblog
横浜高島屋で開催している、和紙塑像家・内海清美さんによる”艶○源氏”展を観に行った。8Fの特売場の雑踏を抜けると、そこは千年前のうるわしい源氏物語の世界であった(笑)。

和紙だけでこんなに、すばらしい精巧な人形ができるのかと、驚いてしまった。衣装はもちろんのこと顔の表情まで細やかに表現されていて、よくぞここまでと感心してしまう。髪の毛も一体あたり200本の細いよった和紙でつくられていて、本当の髪のようにしなやかだ。

源氏物語の16の名場面の中で、なんと350体の和紙人形が使われている。色は和紙の白い色だが、観る人の心のままに様々な色に変化する。ボクは源氏物語は最近、1/3ほど訳書を読んだだけで、名場面といっても、多くはわからない。でも、夕顔の場面はわかった。童女が扇子に夕顔の花をのせて差し出すところ、源氏が夕顔に迫るところ、夕顔が死に向かうところ、等が物語り風に並べられている。ボクはここの、源氏と夕顔のラブシーンが、全作品の中で一番気に入った。夕顔のなまめかしい顔の表情や、源氏の手があらわになった夕顔の胸をまさぐるところなど、まさに艶○源氏であった。

和紙人形の感触を楽しめるコーナーもあった。おさわり自由(笑)ということで、たっぷりさわらせてもらった。やっぱりごわごわした和紙の感触であった。このごわごわ感が視覚的にはなめらか感に変わるのが不思議であった。もしかしたら、隠れたところにも、細心の細工がなされているのでは、とその人形をひっくり返してみた。期待していたようにはいかなかった。衣装の下には、なまめかしいおみ足はなく、ただの和紙のくしゃくしゃした裏側がみえただけであった。

。。。
絵はがきから

光源氏と夕顔

藤壺に詰め寄る光源氏

琴を弾く藤壺

光源氏を抱く桐壺更衣と桐壺帝

夕霧と柏木
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七里ヶ浜の夕照

2008-10-17 10:49:13 | Weblog
昨日も秋晴れでしたね。早朝散歩で富士山がみえましたので、夕方近く、稲村ヶ崎でもみえるのではないかと、のこのこ出掛けてきました。残念でした、富士山はかすみの彼方でした。では夕陽だけでもとしばらく座っていましたが、この場所での夕陽は数日前みたばかりだし、江ノ島の海岸ででもと急遽変更し、江ノ電に乗りました。

七里ヶ浜駅を過ぎる頃、夕陽が江ノ島のすぐ上あたりにみえていました。これもいいアングルだと、これまた急遽変更、次ぎの駅の鎌倉高校前で降りました。駅のホームからも、夕陽が江ノ島の、すぐ上ではなかったですが、右側に沈むところがよく観察できました。ボクは走るように改札口を出て、車でいっぱいの道路を渡り、七里ヶ浜の海岸におりました。

(松坂、3回で5失点目。とほほ。なんたることであるか。テレビ中継みながら書いてるんで、刻々情報をいれます)

。。。

七里ヶ浜からみる夕陽。江ノ島の右端に。橋の左端に(笑)。



腕の輪の中に夕陽を入れてポーズ。


雲に隠れ始める夕陽。

紫色に染まる海。

波の音まで紫色。

夕照七里ヶ浜


こんな素晴らしい夕景色をみている人はボクのほか、若い女性グループの数人だけ。もったいないようだった。近くの高校生も数人いたが、夕陽には目も向けず、浜辺でサッカーボールを蹴って遊んでいた。見慣れた景色で、なんとも思わないのだろう。でも、こういう、うつくしい景色をいつも見られる学校の出身者には、多くの芸術家が育っていることだろう。

駅のホームに戻ると、江ノ島の灯りが目立ってきた。

ブルーライトエノシマ。


松坂のレッドソックスは負け濃厚、赤信号。岩村のレイズはブルーライト青い信号。今年はレイズのワールドチャンピオンでいいでしょう。(まだ、5回で松坂続投で、逆転の可能性は少しはありますが)

さて、今日もいい天気。どこへ行こうかな(汗)。
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フラワーセンター 秋薔薇見頃

2008-10-16 10:44:28 | Weblog
今朝はとても良いお天気でしたので、もしかすると富士山がみえるのではと、朝散歩は富士見コースにしました。思った通り、高台の住宅地のメイン通りと神社の境内からの二カ所で冠雪の富士山をおがむことができました。幸せな気分になりました。

昨日もいい天気でしたので、ワイフと大船フラワーセンターの秋薔薇をみにいってきました。すっかり見頃になっていましたよ。いくつか紹介しましょう。

。。。。。

ラブミーテンダー。

ラブユー。 ラブミーテンダーの枝変わりだそうです。

たそがれ (汗)

ミラベラ

マダムビローレ ひばりさんが好きだった品種です

クイーンエリザベス

カトリーヌ・ドヌーヴ 

マリアカラスは前回紹介しましたので省略です。
。。。

大輪のダリアも薔薇に負けないぐらいきれいでした。




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まあるく始まり、まあるく暮れた1日

2008-10-15 22:10:43 | Weblog
今日は、まあるく始まり、まあるく暮れた1日でした。

今朝の散歩で、いつものお寺でみた金木犀の落下花。まあるくまあるく散っていました。



金木犀だけではなく、こちらの心までまあるくなります。

金木犀 まあるく散りて 和みおり (汗) 
散り際の 見事さみせて 金木犀 (汗)  


外出から帰って、夕暮れの東の空をみると、まあるい十六夜の月が山の端に顔を出していました。でも一瞬のうちに雲に隠れてしまいました。ボクの帰りに合わせて顔を出してくれたようです。ボクの心もお月さまのようにまあるくなったような気がしました。



まあるく始まり、まあるく暮れた1日でした。
ふと木喰上人のこの言葉を思い出しました。



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横浜松坂屋のアールデコ調

2008-10-15 09:05:24 | Weblog
この10月、元治元年(1864)創業の野澤屋呉服店を前身とする横浜松坂屋がいよいよ閉店します。新聞によると、大正10年に建築された現在の横浜松坂屋は、アールデコ調の装飾が随所に施されていて、それらの写真撮影が許可されているということでしたので、午後出掛けてきました。

関内駅を降りて、伊勢佐木モールに繋がる地下道で、横浜150周年記念の写真展が開かれていて、その中に、野澤屋、松坂屋関連の写真もありました。

創業当時の野澤屋

横浜松坂屋開業


閉店セールで賑わう、松坂屋の受付で許可証をもらい店内散策開始です。早速、エスカレーターの側面装飾に出くわしました。





エレベーター前の階数表示も。





階段室の階数表示。



床模様。これは新しいかもしれない。




お好み食堂の窓。ここで休憩した。



これはアールデコ調とは関係ないけど。ゆずの壁画。ゆずは横浜松坂屋前の路上ライブがきっかけでデビュー。紅白初出場もここで唄った。アテネオリンピック、栄光の架橋。


外壁も。外は涙雨が降りしきっていた。さようなら栄光の架け橋。


。。。。。

ベイスターズは最下位だったけど、ホームラン王と首位打者を出した。横浜スタジアムのある横浜公園に寄った。

横浜開港時、ここは港崎町といい、国際社交場として栄えていた。岩亀楼もあった。大火事に遭遇、その後転々とし明治17年廃業。岩亀楼と刻まれた石灯籠だけが何故かここに戻ってきている。
一匹のネコが雨宿りしていた。花魁猫だろうか。


開港150年。祇園精舎の鐘の声、諸行無常のひびきあり。
ただ、池の水玉模様は変わらぬアールデコ調をみせてくれていた。
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松嶺院 再び

2008-10-14 17:49:42 | Weblog


円覚寺・松嶺院は10日程前に訪れたばかりですが、昨日また覗いてみました。そのときはまだ咲いていなかった山野草が花開いていたり、そのとき気づかなかった植物を見つけたりして、楽しいひとときをすごしました。

だいもんじそう

あきぎり(秋桐)

けまんそう 釣竿で鯛を吊り上げているようなので、鯛釣草の別名も

うつぼぐさ

からすうり 前回気づきませんでした。いい色になっていました。

半鐘づる。これも初めて気づきました。カラスウリのそばに寄り添っていました。なるほど、”半鐘”ですね。真っ赤な烏瓜が炎にみえたらしく、半鐘を鳴らしてました(笑)。
烏瓜 半鐘鳴らされ 赤面す(汗)



萩はほとんど終わっていましたが、雲南萩とこの光悦寺萩が残っていました。昨日、光悦の茶碗をほめたばかりですので、特別出演。



金木犀は満開。青空に映えていました。

十月桜は花が少し増えたかなといった感じ。

コスモスも見頃。平塚馬入公園にも行かねば(汗)。

菊も咲き始め、いよいよ秋も深まります。


。。。

松嶺院の横の道を進み、八雲神社の境内に出ました。石段に座り、北鎌倉の夕景色を見下ろしていると、短い足の犬をつれた80才頃のご婦人が話しかけてきました。私はこの下の街に住んでいて、毎朝、毎夕、それぞれ1時間以上、この犬の散歩をさせている、朝は、あの女学校の山を登り、駅近くの道におりてくる、夕方はこっちの、八雲神社側の山を歩くと言っていました。鎌倉は税金が高いと文句を言っていましたが(笑)、元気が一番ですね。うらやましいです。ボクも80才までは1日、20000歩目標でいきたいです(汗)。
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森川如春庵の世界

2008-10-13 10:14:00 | Weblog
先日、日本橋界隈徘徊の記事を載せましたが、そのとき、三井記念美術館にも侵入していました。特別展”茶人のまなざし/森川如春庵の世界”のポスターをみて、ついフラフラと入ってしまったのです。とても良かったですよ。素晴らしい光悦の茶碗も鑑賞できましたし、書画も珍しいものをみることができました。

知らない人のために(実はボクもそうだったのですが)、簡単に、森川如春庵について説明しておこうと思います。大正から昭和前期にかけて伝統を脱した新しい茶の湯が始まりましたが、その中心となっていたのが、三井物産初代社長、益田孝(鈍翁)でした。大正2年に鈍翁は愛知県一宮の素封家の、若き日の天性の審美眼をもつ森川と出会います。それを機に二人は茶の湯を通し、そして、数奇者としてのつきあいが始まったのです。さらに中京だけではなく横浜の原三渓等とつきあい等、幅を拡げてゆきます。

如春庵と鈍翁ゆかりの作品が100点以上、展示されていました。ボクが買った絵はがきの写真をもとに簡単に説明したいと思います。
。。。。。

黒楽茶碗 銘”時雨” 本阿弥光悦作。名古屋市博物館蔵(また行かねば)
如春庵が17才のとき初めて手に入れた。これで彼の審美眼が認められた。今回、重要文化財に指定される。


赤楽茶碗 銘”乙御前(おとごぜ)” 本阿弥光悦作。個人蔵。
如春庵、19才のとき購入。時雨と共に愛用した。このふたつは夫婦のようにいつも寄り添っていたという。今回、久し振りの対面とのこと(うれし涙)。ボクもこれが一番気に入った。でも個人蔵では、めったにお会いできない(涙)
それにしても、光悦の茶碗いいですね。フアンになりました。ほれっぽい(汗)。


国宝 志野茶碗 銘「卯花墻」


瀬戸黒茶碗 銘 「小原女」


織部筋兜(すじかぶと)香合 東京での公開はこれが初めてだそうです。織部はいいですね。


佐竹本三十六歌仙切”齋宮女御”
大正8年、絵巻が36枚に切断され(あまりに高価なので)、くじ引きでどこを採るか決めたそうだ。茶人、財界人の多くが狙っていた一番人気の巻頭の”柿本人麻呂”を如春庵が引き当て、有名になった。くじ運も強かった。ボクは弱い(涙)。この絵巻は”齋宮女御”で、一番絵がうつくしいとされているもの。


大満足して美術館を出て、お昼は久し振りに”たいめいけん”にしようと店の前まで来ると、相変わらずの人気で、長蛇の列(涙)。で、その前の銀閣寺なんとかいうラーメン屋さんに入った。サービスでどんぶり1杯のライスが出たのには驚きました。おいしかったですよ。
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