気ままに

大船での気ままな生活日誌

朝乃山、中日全勝ターン 

2020-07-26 20:18:14 | Weblog

こんばんわ。

大相撲七月場所も、もう中日。新大関、朝乃山が今日も万全な相撲で8勝目を上げ、全勝で後半戦へ。新大関で初日から8連勝は歴代4位タイ、初代若乃花、霧島、朝青龍と並ぶ。最高は栃東の11連勝だから、今の勢いなら、まず、トップになることは間違いない。ぼくの予想では全勝優勝なので、そうなれば、大鵬、貴乃花、白鵬らの名横綱も経験したことのない高みへ到達。ますます、楽しみになってきた。

今日の解説者は元稀勢の里の荒磯親方。ぼくが目指していた四つ相撲の境地に朝乃山はすでに達していると激賞。碧山を完璧に抑え込んだ。

中日勝ち越し!気を抜かないで、残りも全勝!

今日の大一番は両関脇対決。全勝、御嶽海か1敗の正代か。進境著しい正代が有利とみたが、その通りになった。これで、優勝争い、朝乃山、白鵬につづく3番手へ。両者との対決を残しているので、あわよくば初優勝も。

角界の牛若丸、炎鵬、モンゴルの義経にかなわず。

義経遺伝子をもつ白鵬も全勝で後半戦へ。幕内出場回数、歴代8位に。

今日は浮き沈みの多いお天気だった。こんな晴れ間をみせたときも。

ひょっとしたら、お月さんもと期待していた。ぼくが夕食後、ベランダに出たほんの一瞬、曇り空の中、姿を魅せてくれた。七夕満月以来ではないかな。そういえば晴れた日がなかった。

お月さん、こんばんわ。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


田渕俊夫 明日香心象・月明かり

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大リーグはじまる 大谷、初安打 筒香、初本塁打

2020-07-25 21:32:27 | Weblog

こんばんわ。

通常より4か月ほど遅れて、いよいよ大リーグが始まった。エンゼルス対アスレチックス戦の生中継は午前11時からなので、今日は珍しく朝散歩以外一日中、外出しなかった。おわれば、すぐ大相撲なので。

3番DH大谷翔平が早速、一回表に登場。

いきなり、初打席初安打を放つ!

よし、いいぞ、今日は初本塁打もと期待したが、そうは問屋がおろさない。そのあと二打席つづけて凡打。満塁の場面でも三球三振するなど、いいとこなし。延長戦にもつれ込んだが、結局、チームは負け。明後日の三試合目に投手として先発する予定なので、今日の借りを返さねば。いきなり、二桁奪三振、零封初勝利と願いたい。

中継途中にレイズの筒香が、二点本塁打を打ったとの知らせが入る。すごい、イチローも松井も大谷も出来なかったこと。史上初かと思って調べたら、メッツの松井稼頭央、マリナーズの城島、カブスの福留、それにドジャースの前田健太投手もデビュー戦本塁打を打っているようだ。

これから、毎日のようにテレビ中継があるだろうから、楽しみだということもあるが、外出の時間が少なくなってしまう。

さて、そのあとのお相撲。朝乃山、白鵬、御嶽海が7連勝。二番手に正代、照ノ富士、琴勝峰がつづく。6力士共、10日目まで勝ち続けてもらいたい。

朝乃山

照ノ富士

正代

炎鵬

貴景勝

白鵬

では、おやすみなさい。

いい夢を。

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五輪と東慶寺

2020-07-25 10:53:08 | Weblog

おはようございます。

2020年7月24日は東京五輪2020が始まる日だった。延期となったが、この日のためにつくられた祝日だけはスポーツの日として残った。

せっかくだから、この日は五輪にゆかりの場所を訪ねようと考えを巡らすと、すぐ頭に浮かんできたのが東慶寺だった。ここには有名人の墓がたくさんあり、その中に、日本人最初の金メダリストの織田幹雄と前回の東京五輪の女子バレー監督の大松博文の墓がある。

東慶寺はコロナ後、拝観料をとらない自由参観となっている。祝日とはいえ、紫陽花や花菖蒲の季節も終わり、訪ねる人もまばらだった。ただ、秋の七草のいくつかが秋を待ちきれず咲いていた。

女郎花

なでしこ

白桔梗 仏性は白き桔梗にこそあらめ(漱石)。句碑は向かいの円覚寺の帰源院にある。

七草ではないが、のりうつぎ(水無月)が白さでは負けないわよ、と。

ヒオウギ

さて、墓地を参ろう。

小林秀雄の墓を背にしたこの通りの奥にお二人の墓がある。

まず、日本最初の金メダリストの織田幹雄の墓。

胸像の下の説明。日本最初の金メダリスト。1928年アムステルダム大会三段跳び(Hop Step Jump)

なお、日本人最初のオリンピック参加者は大河ドラマ”いだてん”の1912年ストックホルム大会の金栗四三と三島弥彦。

1964年東京五輪で日本中を沸かした東洋の魔女を率いた大松博文監督。鬼の大松と呼ばれ、根性論で金メタルを獲得。

なお、東京大会では16個の金メタルを獲得した。重量挙げの三宅義信を皮切りに、体操男子団体、レスリング、柔道。そして、銀メタルは、体操男子の種目別、柔道無差別の神永など5個、銅メタルは、競泳800リレー、女子体操団体、円谷のマラソンなど8個、計29個と大活躍だった。織田幹雄はこのときの陸上総監督を務めたようだ。

草葉の蔭で両首脳は現在の状況をどう思っているだろうか。来年の今日、コロナ退散大会として開催され、大会初日に金メタル1号が出て、日本中が沸き立っているといいのだが。

小林秀雄もオリンピックが好きで、テレビに釘付けになっていたようだ。とくに投てき種目が好きだったようで、こんな文章もある。或る外国の女子選手が、これから円盤を投げるところだ。彼女の顔が大きく映る。しきりに円盤に唾を付けている。この緊張した表情と切迫した動作は、一体何を語るのか。どんな心理、どんな感情の表現なのか。空しく言葉を求めていると、解説者の声が聞えて来る。口の中はカラカラなんですよ、唾なんか出やしないんですよ。私は、突然、異様な感動を受けた。解説者の声というような意識は、私には全くなかったからだ。ブラウン管上の映像が口を利いたと感じたからである。私は全身が視覚となるのを感じた。(オリンピックのテレビ

小林秀雄の墓

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

東京五輪の開会式が予定されていた24日、全国121カ所で一斉に花火が打ち上がる。日本青年会議所が「新しい日本をはじめる合図」と銘打って企画。新型コロナウイルスの影響で花火大会の中止が相次ぎ、苦境にあえぐ業者は「打倒コロナ」と意気込んでいる。写真は多摩川の花火(時事ドットコム)

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朝乃山、6連勝!白鵬、御嶽海と先陣争い

2020-07-24 21:54:13 | Weblog

こんばんわ。アホコロナでうっとしい世の中だが、大相撲七月場所は、まるで平家物語の”宇治川先陣”のように沸き立っている。両国川の先陣争いはし烈だ。まず、全勝の平幕の琴勝峰と妙義龍が落ちる。つづいて、役力士では、御嶽海が隠岐の海に突き落とし、一番手に名乗りを上げれば、そうはさせじと朝乃山、先駆けの勲功立てずば生きてあらじと誓える心生食(いけすき;名馬)知るも子規)の心意気で阿武咲に圧勝。そして結びの白鵬も遅れてはならじと宝富士を相手にせず。

朝乃山が鼻の差で一歩リード、白鵬、御嶽海が追うといった展開。さらに二位グループの1敗組も侮れない、正代を先頭に、照ノ富士、琴勝峰らとつづく。

アホコロナが出現しなければ、今宵は東京五輪開会式で沸き立っていたところ。でも、両国の先陣争い、そして、明日からは大谷翔平の登場と、スポーツ界は沸き立つゾウ。この熱気でアホコロナを壇ノ浦に沈めよう!

先陣争い

照ノ富士、琴勝峰を引きずり落とし、自身、二番手につける。

高安、先陣争いには後れをとるが、負けてはならじと、4勝目。

相撲界の牛若丸、炎鵬。今日もひらりと弁慶をかわす。

先陣争いの名乗りをあげる御嶽海久司。優勝経験2回は大きい財産。

貴景勝光信はモンゴルの義経、霧馬山鐵雄に苦杯。先陣争いから脱落か。

そして、朝乃山英樹。阿武咲奎也(ふみや)を踏み潰す。

先陣争いトップに立つ。

実は義経遺伝子を受け継いでいる白鵬翔も朝乃山にぴたりとつける。遺伝子関係はマイブログ、白鵬翔のひみつをご覧ください。

蕭白の宇治川先陣

平家物語画帖(宇治川先陣)

では、おやすみなさい。

いい夢を。


砂押川先陣でトップを飾る芙蓉。

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久里浜駅前広場のアメリカ芙蓉

2020-07-24 10:04:58 | Weblog

おはようございます。

家内と鎌倉駅前の山下飯店でランチをとったあと、井上かまぼこ店前の道路脇にアメリカ芙蓉の大きな花がいくつも咲いているのに気づいた。そして、すぐ思いだしたのが、久里浜駅前広場のアメリカ芙蓉。

早速、横須賀線の久里浜駅行きに乗りこんだのは言うまでもない(汗)。果たしてどうだたっか。

最高の見頃でした!

JR久里浜駅

駅前に広がる広場。約1700平米。現在、マリーゴールドと思われる植物が植えられている、その端の223平米の広さにびっちりとアメリカ芙蓉が今が盛りと咲いている。何百株か何千株か。ひまなとき数えてみよう。(いつも暇ですが)

久里浜駅を背景に。

人の顔ほどある巨大な花。アメリカアラバマ州が原産。草芙蓉ともいう。そういえば背丈は低い。

この方の顔より大きい。

すばらしいアメリカ芙蓉でした。こんな群生はなかなか見られませんよ。

ふと、花畑の向こうをみると巨大な木。ユリノキかな。東博のシンボルに負けない大きさ。

ユリノキのうしろに廻ったら、大きな蘇鉄の木。そして、なんと雌花が開いていた。お盆に父母の眠るお寺で雄花を見て以来、次々と雄花、雌花を見せてくれる。うれしいことだ。さて、今日も、どこかで見られるかも。

コロナ禍さえなければ、今日が華やかな五輪開幕式だったのに。くたばれコロナ、がんばれ日本!日の丸にみえるアメリカ芙蓉↓

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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朝乃山、序盤5連勝! 御嶽海、白鵬、琴勝峰も

2020-07-23 22:24:19 | Weblog

こんばんわ。

七月場所も今日で序盤戦終了。新大関の朝乃山が新鋭、霧馬山に苦しみながらも勝って、5連勝。新大関・全勝優勝の栄冠を目指す朝乃山には、上々の滑り出し。明日からの中盤戦もひとつひとつ白星を重ねたい。朝乃山を追う、御嶽海も好調、相撲巧者、遠藤を電車道の押し出しで、白星を並べた。

平幕では期待の新入幕、20歳の琴勝峰も勝ち進んだ。一方、二年半振りに幕内に復帰した照ノ富士も全勝で序盤を終えたかったが、相手が悪かった。元大関、高安との対戦。これはどちらにも勝たせてあげたかったが、ぼくの念がすこしだけ高安に多く入ったので(笑)、1敗となった。明日は、琴勝峰戦。勝った方が、(朝乃山の優勝がないときは)平幕優勝ではないか。

白鵬と妙義龍も全勝を維持したが、両力士とも中盤で崩れる。むしろ、一敗の正代が不気味。三日後の中日には、朝乃山が全勝ターン、一敗で白鵬、御嶽海、正代、照ノ富士、琴勝峰が追う展開になるのではないだろうか。

七月場所5日目

元大関同士の対決。高安、照ノ富士を破り、3勝目。ここから勢いをつけたい。照は、明日は絶対負けられない。

新星、琴勝峰、全勝!

御嶽海、今日の海の日には負けられない。遠藤を電車道。

朝乃山、モンゴルの逸材、霧馬山に不利な体勢からもじっくり逆転、白星をもぎとる。

貴景勝、安定感がないが、なんとか勝ち星。一敗で追う。

白鵬、貫録勝ち。今場所、ようやく、まともな立ち合いをするようになってきた。明日は宝富士戦。負ける要素がない。でも、意外にこういうときが危ない。

カルガモ日誌(25)

久しぶりにカルガモ家族に出会う。それも、例の滝登りの手前10メートルくらいのところで。

そして、ぐんぐん滝に向かう。最初のなだらかな滝(傾斜)はなんなく乗り越える。

問題はその先の急な傾斜の滝。

滝のすぐ下に来て、三角穴を覗いたりするが、一気に滝を登ろうとしない。

ただ、不思議なのは母鴨が先に昇っていない。いつもは、上から見守る態勢なのに。今日は下の方に居る。

そのとき、突然、母鴨の鳴き声があり、子鴨は一斉に引き上げる。素早かった。たちまち10メートル下流に。

たぶん、母親がヘビでも見つけたのではないか(以前、ここでヘビを見ている)。警告音を発して、子供を逃がしたのではないか。そうとしか考えられない。あまりにも素早い引き上げだったので。それとも頭上のカメラが銃に見えたか。

すでに、滝越えは成功していると思っているが、今日こそ、その証拠写真を撮れると思ったのに残念。またのお楽しみ。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


さて、ここはどこでしょう。明朝のお楽しみ。

コメント (2)
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幕末浮世絵 御上洛東海道シリーズ

2020-07-23 10:08:14 | Weblog

おはようございます。

御上洛東海道という浮世絵が、今、藤沢浮世絵館でずらりと展示されている。個々のは見たことがあると思うが、揃いは初めて。

文久3年、14代将軍の徳川家茂が京都の孝明天皇に開国を言上するために上洛した。なんと三代将軍、家光以来、230年振りだったとのこと。この道中を当時の浮世絵界が総動員で(25軒の版元、国貞、暁斎ら16名の絵師)、総数162枚にのぼる作品をつくった。したがって、広重の東海道五十三次に描かれた宿場町、名所だけではなく、途中の休み処(立場)、新名所なども描かれ、新鮮である。また絵師の合作編などもあり、いろいろ楽しめる。

では、家茂公御上洛のあとを追ってみましょう。ここでは、川崎から箱根までの神奈川県内とします。では、ぼくの第二の故郷、川崎からスタートしましょう。

東海道 川崎 二代・歌川広重

六郷の渡しの場面。すでに行列の先頭は向こう岸に着き、陸路を進んでいるが、行列の本体はまだ川手前にも続いている。後景に富士山が見える。

東海道 神奈川 国貞

神奈川宿の台町の通りを行列が通る。旅人が行列を遠巻きに眺めている。台町の坂には、海を一望できる二階建ての茶屋が軒を連ねている。

東海道 程ヶ谷 其二 歌川芳盛

雨上がりの虹が後景の空に描かれている。画面手前で争っている人足たちは、雨宿りの間に博打をしていたようだ。地面には一文銭が散らばっている。脚絆の柄が違うことから、グループ間の争いであることも伺える。

東海道 戸塚 二代・国貞

戸塚宿から出発しようとする、将軍家茂と思われる人物が描かれている。当時16歳であった若き将軍の姿。

東海道名所の内 江の島 歌川貞秀

引き潮の際にできる砂州の道、洲鼻(すばな)を通り、行列が江の島に向かう様子を描いている。江の島の後景には、相模湾の海岸線が続き、富士山のふもとには箱根山が連なっている。

東海道名所之内 四ツ谷 二代・歌川国輝

藤沢宿から平塚宿へ向かう途中にある四ツ谷の立場(宿場間の休憩所)の風景。四ツ谷の立場は東海道と大山道の分岐として栄え、画面右下の石の道標にも「右大山道」と記されている。背景に富士山と並んで大山が描かれている。

東海道名所之内 鴫立澤 河鍋暁斎

「鴫立澤」と刻された碑の前を行列が通っている。西行が、この辺りの海岸で名歌を詠んだ。心なき身にもあはれは知られけり鴫立沢の秋の夕暮 画中でも、画面右 の碑の前に、俳人らしき人物 が行列に土下座をしている。

東海道名所之内 梅澤 暁斎

梅澤は、山西 村(現在の二宮町)にあった東海道の立場。次の小田原宿との間を流れる酒匂川(さかわがわ)が、たびたび増水し川留めとなるので、旅人で賑わった。

東海道名所之内 酒匂川 二代・広重

徒歩渡し(かちわたし)が行われている酒匂川に橋が架けられている 。後景には箱根の二子山。

東海道 小田原 二代・広重

波が大きなうねりをみせる 海沿いの街道を行列が通っている。画面左奥の箱根山のふもとには小田原城が見える。

東海道 ハコネ 湯治 二代・国貞と二代・広重

湯あがりの女性を手前に、後景には箱根の山と湯治場の全景が描かれている。二代国貞が手前の女性を、二代広重が背景を描いたとされる。行列は、箱根の山並みの中の街道を進んでいる。

ぼくの東海道宿場町巡りは、日本橋から箱根まですべてと、静岡の一部は出来ているので、気まま生活の後半戦は、コロナ退治後、京都までの残りの宿場町の全制覇を狙おうかな。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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朝乃山、初日から4連勝

2020-07-22 21:18:30 | Weblog

こんばんわ。

朝乃山が序盤4連勝と好調なスタートを切った。安定した取り口で、新大関とは思えない見事な大関相撲。一方、優勝争いの一番手、白鵬は4連勝ながらも、今日もそうだったが、土俵際まで追い込まれる相撲が多い。とても横綱相撲とは言えない。いつ崩れるか、楽しみな状況だ(笑)。また、貴景勝も不安定な相撲内容で、今日も遠藤戦で物言いがつく辛勝。優勝はとてもとてもという調子、まずはカド番脱出が目標。

朝乃山対大栄翔

朝乃山、4連勝!

貴景勝、遠藤に辛勝。これで勝っている。

白鵬、追い込まれるも、突き落としで隆の勝を破る。かちあげ、張り手なしで4連勝はエライ。

御嶽海、4連勝。優勝争いに食い込みたいが、後半、また崩れるのでは。

雨あがりの午後、いたち川散歩。カワセミがお目当てだったが、今日は現れてくれなかった。でも、川岸や川沿いのお宅できれいな花をいっぱい見せてもらった。オニユリもあちこちで。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


いたち川の女神たち

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五衣色染分 国貞の美人画

2020-07-22 11:01:28 | Weblog

おはようございます。昨日は藤沢浮世絵美術館へ。コロナ明け、はじめての訪問。厳重な関所を抜けると、そこは、華やかな”御上洛東海道”シリーズが並び、さらに艶やかな美人画も。どれから書き始めたらよいかと思うが、まず一番、印象に残った国貞の美人画、五衣色染分から。今、刷ったばかりのようなきれいな色。そして、画題の通り、五行説で重要な色とされている青、赤、黄、白、黒の5色の衣装をつけた美人たち。いずれも、有名な歌舞伎の登場人物のように描かれている。では、ご覧ください。

五衣色染分 黄

黄:お熊(『梅雨小袖昔八丈(つゆこそでむかしはちじょう)』より)
黄色地に縞模様の黄八丈の着物を着た、材木問屋の娘である「お熊」が描かれている。この演目は「髪結新三(かみゆいしんざ)」の愛称で現在も親しまれていて、ぼくも見たことがある。左下にあるのは髪結いの道具で、物語の主人公、髪結い新三を象徴している。お熊は、店の手代である忠七と恋仲ながら、親に無理に縁談を結ばれそうになる。それを新三が聞いていて・・・。

五衣色染分 黒

黒:小梅(こうめ)(『隅田春妓女容性(すだのはるげいしゃかたぎ)』より)
本作に描かれた美人は、侠客、梅の由兵衛の妻、小梅。歯には既婚女性の証である“お歯黒(はぐろ)”が見られ、褄の部分には梅の紋様が配されている。また着物はカラスの柄となっており、黒の色と対応している。

カラスの模様。

五衣色染分 青

青:照手姫(小栗判官の物語より)
小栗判官は一度毒殺され、蘇生したものの餓鬼(がき)のような姿になってしまう。この作品では、餓鬼状態の小栗判官を、照手姫が熊野の温泉まで荷車に乗せて引いていくという場面が描かれる。照手姫は物語中、”常陸小萩”と名乗り遊女屋で下働きをしたという話があることから、着物の柄として萩が配されている。なお、着物の色は緑に見えますが、江戸時代はこの色も青に含めている。

五衣色染分 赤

赤:八重垣姫(『本朝廿四孝』より)
華やかな赤い振袖を着た「八重垣姫」が描かれています。なお『本朝廿四孝』などの時代物の歌舞伎に登場するお姫様を“赤姫”と呼び、赤い着物を着ることが定番となっている。八重垣姫は上杉謙信のひとり娘、また武田信玄の息子、勝頼の許婚でもあるという設定。手に持っているのは武田家の宝の一つ「諏訪法性(すわほっしょう)の御兜で、物語中の重要なアイテムの一つ。兜の白い毛部分や着物の裾には空摺りが施されている。空摺りとは版木に絵の具をつけず、刷り圧だけで紙面に模様をつける技法のこと。

五衣色染分 白

白:役名未詳
白地に絣(かすり)の着物を着た美人が描かれています。役名は未詳ですが、髪型から芸者であると考えられ、屋根舟の後方に立ち、扇子を口にくわえながら帯を直すという仕草で描かれている。空には満月が輝き、その下の橋は、竹材問屋が見えることから江戸の京橋と推定されている。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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75回春の院展から10点

2020-07-21 21:45:33 | Weblog

こんばんわ。

もう、ひと月もすると秋の院展が始まる時節だが、横浜のそごう美術館では”春の院展”がはじまっている。いつも日本橋三越から始まり、全国を巡回し、今頃、横浜に来る。今年はコロナ禍でしばらく巡回が中止となり、まだ再開したばかりだそうだ。

コロナ対策で(?)、なんと鉛筆メモまで禁止という厳しさだったが、ホームページでは、画家、作品名だけではなく、絵画とその作品解説文まで載っている。どれもステキな絵ばかりであったが、全部は載せられないので、同人作品8点とほか2点の計10点を選び、今年の春の院展レポとしたい。解説文も一部、転載した。

下田義寬 日暈

伊藤髟耳 山のふもとに住む

いろいろな絵かきがいます。
私達は見たり描いたり、その中でからだを動かしています。日本画の持っている独特な色や線に助けられ描いて来ました。
縁があって「宮島」を描き数々の写生をしていると天候、朝・昼・夕の光の位置や強さによって山の稜線が変わり、「らせん」や「ゆらぎ」の動きを見て来ました。大下図を描くとことで思い切って整理し、日本の文化にある引き算の表現を大事にしてゆこうと思っています。

田渕俊夫 明日香心象・月明かり

西田俊英 ゼウス風に立つ

ボルゾイ犬のゼウスの美しい毛並みや可愛い瞳、優しく賢い彼を様々に描き、8年の月日が流れました。しかし今回は彼を描くためではなく、桜の散りゆく花びらを乗せる春の風の余韻を描きたいと思いました。

松村公嗣 サマルカンドのひと

三年前ウズベキスタンを訪れました。帰国日の朝、通訳のダミラさんにロビーでお会いしました。独特の彫の深さと知的でありながら清廉な姿が美しく、是非描かせてもらいたく声をかけました。快くモデルを引き受けてくださり、その場で鉛筆を走らせました。帰国後、彼女が大学院生として日本に留学されていると聞き、早速打診をしました。今度は心ゆくまでスケッチさせていただきました。

小田野尚之 沿線の道

鉄道の線路とその脇の轍(わだち)が、どちらもS字カーブを描いている光景に面白味を感じて制作しました。

大野逸男 降りはじめた雪

宮北千織 想

昨年久しぶりに、京都・奈良をじっくり巡る機会に恵まれました。
仏像彫刻を観て、改めて自身が目指す人物画について考えます。
座像の中には、遊戯坐といって足を組まない姿があり、そのゆったりと座る姿は非常に美しく心惹かれます。その姿で瞑想する人物を描きたいと思いました。

石村雅幸 生滅遷流  古木の命を描きつづける画家。10数年来のファン。

伊藤みさと 窓 去年の2月に横浜高島屋で個展を見て以来のファン。伊藤髟耳の妹さん。

大相撲7月場所3日目

朝乃山3連勝同期生、豊山に圧勝。序盤5連勝で勢いをつけたい。

貴景勝に土。明日の遠藤戦も心配。序盤はもう負けられない。

照ノ富士、3連勝。二年半ぶりの幕内相撲を楽しんでいる感じ。

遠藤、白鵬を粉砕!とはならず。白鵬、KOパンチ、今日は封印。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


那波多目功一 錦秋

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