今回は「エールのこと」の続きです。
エールとシータ(右) 11/11
エールのアレルギー止めの注射は、
その後も1~2ヶ月おきに続いていました。
アレルギーの原因は解りませんでした。
9頭の中で、アレルギーがでるのはエールだけなので、
家の中に原因があるとは考えにくいから、
たぶん何かの食物アレルギーだろう・・という推測のものに、
考えられる物をしばらく抜いて、観察する・・という方法をとっていました。
エールは人間の食べ物は食べないので、
選択範囲も狭そうだったし・・
8月末、体重測定をしました。
この時の体重は4.0kg。
もともとエールの体重は4kg台後半でコロンコロンだったのですが、
少し前から痩せてきてはいました。
今にして思えば、これも病状の一つなんですが、
年齢を重ねると、猫も細くなるし、
エールより年上のミンタもソラも、ある年齢から痩せてきたので、
加齢によるものだろう・・と思っていたのです。
10月のはじめ、再び体重を測りました。
この時のエールの体重3.1kg。
・・ちょっと痩せるのが早すぎる、と思いました。
尿量も多いままだし、飲水量も多い。
いっぱい食べるのに、なんで体重だけ減るんだろう?
アレルギー注射に行ったときに、先生に相談しました。
「いっぱい食べるのに、体重が2ヶ月で900gも減ったんですけど?」
「血液検査してみますか。」
その結果、
コレステロール値が急上昇をしていました。
5月検査時、80(mg/dl)→133 (正常値116~126)
GPT 179(IU/L) (正常値10~60)
この数値で、思い当たる節があったらしい先生、
さらに追加の血液検査。
この検査の結果は数日後にでたのですが、
T3(トリヨードサイロニン) 1.8(ng/ml) (正常値0.3~0.9)
T4(サイロキシン) 16.0(μg/dl) (正常値0.6~3.9)
FT4(遊離サイロキシン) 6.0以上(ng/dl) (正常値0.6~2.1)
※いずれも甲状腺ホルモン
これで確定でした。
先生曰く・・「FT4、針が振り切れてるから、けっこう進んでるかも?」
甲状腺機能亢進症というのは、高齢猫に多い病気なんだとか。
原因は、老化によるホルモン分泌量の過剰。
たぶん昔からあったのでしょうが、
近年、猫も長生きするようになった事で、発症例も増えているそう。
病気が進行すると、他の臓器にも影響が出て、
心臓に負担がかかったりすることもあるらしい。。
「突然パタッと倒れて、気を失うこともありえるから
気をつけて・・。」
・・・・
手術をして、甲状腺を取ってしまう・・という選択肢もありますが、
それなりに危険をともなうので、投薬治療の方が多いそうです。
エールも投薬治療の方向にしました。
まずは、メルカゾール2.5mg1日2回。
これで症状が改善しない場合は、薬の量を増やしてきます。
最近は療養食も出ているそうです。
これを食べていれば、投薬しなくて済む可能性もあるらしい。。
ヒルズのプリスクリプション・ダイエットy/d
ちょっとお高いけどね。。
エールとシータ(右) 11/11
エールのアレルギー止めの注射は、
その後も1~2ヶ月おきに続いていました。
アレルギーの原因は解りませんでした。
9頭の中で、アレルギーがでるのはエールだけなので、
家の中に原因があるとは考えにくいから、
たぶん何かの食物アレルギーだろう・・という推測のものに、
考えられる物をしばらく抜いて、観察する・・という方法をとっていました。
エールは人間の食べ物は食べないので、
選択範囲も狭そうだったし・・
8月末、体重測定をしました。
この時の体重は4.0kg。
もともとエールの体重は4kg台後半でコロンコロンだったのですが、
少し前から痩せてきてはいました。
今にして思えば、これも病状の一つなんですが、
年齢を重ねると、猫も細くなるし、
エールより年上のミンタもソラも、ある年齢から痩せてきたので、
加齢によるものだろう・・と思っていたのです。
10月のはじめ、再び体重を測りました。
この時のエールの体重3.1kg。
・・ちょっと痩せるのが早すぎる、と思いました。
尿量も多いままだし、飲水量も多い。
いっぱい食べるのに、なんで体重だけ減るんだろう?
アレルギー注射に行ったときに、先生に相談しました。
「いっぱい食べるのに、体重が2ヶ月で900gも減ったんですけど?」
「血液検査してみますか。」
その結果、
コレステロール値が急上昇をしていました。
5月検査時、80(mg/dl)→133 (正常値116~126)
GPT 179(IU/L) (正常値10~60)
この数値で、思い当たる節があったらしい先生、
さらに追加の血液検査。
この検査の結果は数日後にでたのですが、
T3(トリヨードサイロニン) 1.8(ng/ml) (正常値0.3~0.9)
T4(サイロキシン) 16.0(μg/dl) (正常値0.6~3.9)
FT4(遊離サイロキシン) 6.0以上(ng/dl) (正常値0.6~2.1)
※いずれも甲状腺ホルモン
これで確定でした。
先生曰く・・「FT4、針が振り切れてるから、けっこう進んでるかも?」
甲状腺機能亢進症というのは、高齢猫に多い病気なんだとか。
原因は、老化によるホルモン分泌量の過剰。
たぶん昔からあったのでしょうが、
近年、猫も長生きするようになった事で、発症例も増えているそう。
病気が進行すると、他の臓器にも影響が出て、
心臓に負担がかかったりすることもあるらしい。。
「突然パタッと倒れて、気を失うこともありえるから
気をつけて・・。」
・・・・
手術をして、甲状腺を取ってしまう・・という選択肢もありますが、
それなりに危険をともなうので、投薬治療の方が多いそうです。
エールも投薬治療の方向にしました。
まずは、メルカゾール2.5mg1日2回。
これで症状が改善しない場合は、薬の量を増やしてきます。
最近は療養食も出ているそうです。
これを食べていれば、投薬しなくて済む可能性もあるらしい。。
ヒルズのプリスクリプション・ダイエットy/d
ちょっとお高いけどね。。
GPT数値上がっちゃいましたね。
突然ぱたっと倒れる・・・まるでシマの状態です。
シマの場合、エールちゃんとは違う病気ですが、
症状は同じなんですよね~。
実際、病名はついてないですし。
いくら高齢になったとはいえ、もともとコロンとした体型の子が3キロ位では、触っても骨が当たって、痛々しく感じますよね。
腎臓の方は問題ないのですか?
うちのシマ、食欲が旺盛になっているのは嬉しい事なんですが、明け方4~5時頃、お腹がすいた~と
顔を引っ掻いたり舐めたりして、起こされます。
1回で食べる量は大した事ないようですが、
疲れがとれないのでゆっくり寝たいんですけどね~。
マーキャットさんちは、日中留守になる事が多いだけに、本当に何もない事を祈ります。
シマも油断できませんが。
意識はありましたけど。
GPT数値って、実際よくわからないのですが、
基本値と比べてみると、異常なのはわかります。
見た目は、それほど体調悪くは見えないんですけどね・・^^;