百合とオレンヂ城Ⅱ

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この世界の片隅に

2017-02-13 22:06:00 | ジブリ 押井守 ハーモニー(伊藤計劃) サマーウォーズ フルメタルパニック


この世界の片隅に


 ふつうでいることのしあわせ






浦野すず

 『この世界の片隅に』は昭和19年~20年の
広島を舞台に、すずさんという1人の女性を
描いています。 


 これは海苔(のり)の行商してる、すずさん
です、かわいい♪


 この時は、まだ浦野すずさんです。







 最初は、すずさんの幼少時代(昭和8年)の
不思議なエピソードが3つ語られます。


 その1つ、すいかのエピソード


 これについては次回に。






浦野すみ

 『この世界の片隅に』は、他にも魅力的な女性が
登場します。


 まずは、すずさんの妹の浦野すみさん☆


 すずさん、とすみさんの姉妹はとっても可愛い
のです♪







 とある縁から、すずさんは北條家に嫁ぐ
のですが、結婚式の、すずさんとすみさん
かわいい♪






浦野家

 すずさんの家族、つまり浦野家の人たち
です。


 これを見るとわかりますが、実はすずさんは
ぼんやりしてる、というか、かなりとぼけていて
ちょっと天然な人です(笑)


 そこも、また可愛いのですが♪






北條すず


 さて、北條家に嫁いだすずさん☆


浦野すずから北條すずとなりました。
 
 
 『この世界の片隅に』は戦時中の話ですが
食糧事情が目にみえて悲惨なことになって
います(^-^;)






このすずさん、かわいい♪

 手作りの野菜だけでは足りず、そこら辺に
生えてる「たんぽぽ」や「なずな」等の
食べられる草まで食べるのです。


 これはCMなどで、よく見るすずさんですが
これ「なずな」や「たんぽぽ」を刻んで食べている
んですよ!







 可愛い絵で、しかもみんな明るいので
なかなか気づきにくいのですが、
みんなでたんぽぽを食べている、という
大変な状況なのです!



 『アンパンマン』の、やなせたかし先生も
食糧難からたんぽぽを食べていました。
(この時の飢餓体験が『アンパンマン』誕生の
きっかけの1つとなりました)



 そして『カムイ外伝』の白土三平先生は
家の周りに草が一本も生えていませんでした。
(なぜなら草を全部、食べ尽くしたから!)







 そして配給もだんだん少なくなってきます。


 この、すずさん色っぽい♪


 現代の私たちから見ると、大変なんですが
すずさんは可愛くて明るくて前向きで、それでいて
強さもあるので、映画を見ていてへこむことはなく
逆にすずさんから元気をもらえる程です。


 でも、やっぱり大変だとも思います(^-^;)








 じゃあ、どうすればいいのか?というと
そこは庶民の知恵というやつでしてヤミ市に
行くんですよ。


 作中でもふれられていますが何でもあります
(宮崎駿と雁屋哲の父親はヤミ市で息子や妻の
為に肺炎の薬を手に入れました)



 『アンパンマン』の、やなせたかし先生も
「ヤミ市で手に入らないものはなかった」と
言ってます(ただし高い)



 漫画『サザエさん』でも、サザエさんが、
「カツオ、ちょっとヤミ市に行って来て」
と頼んだりしています。


 
 『ゴルゴ13』の、さいとうたかをが描いた
『大宰相』の1巻に、ヤミ市を全く利用せずに
栄養失調でなくなってしまった判事の話が
のっています。






北條径子

 径子さん、美人でオシャレで元モガ☆


 北條家の娘で他家に嫁いでいましたが離縁し
北條家に戻ってきました。




 


 径子さんが嫁いだ先の亭主は身体が、
あまり丈夫ではなく、なくなってしまい
径子さんはヤモメとなり、実家とも
うまくいきませんでした。



 そして、子供2人の内、息子は跡取りとして
引き取られ、径子さんは娘の晴美ちゃんをつれて
北條家に戻りました。







 いわゆる、女手一つで子供を育て
家事もてきぱきとこなし、オシャレで
しっかりしてて、キツ目の径子さんですから
天然なすずさんとは最初はうまくいきません
でした(笑)


 すずさんと径子さんの関係ですが・・・
すごくイイです♪


 というか径子さん、ステキ☆







 根は良い人なので、なんだかんだ言いながら
すずさんの世話をしてくれます。


 とりあえず、平和な一家団欒となり
ました☆







 すずさんは径子さんの娘の晴美ちゃんとも
仲良くなれました♪


 物知りな晴美ちゃん、戦艦の名前も
よく知っています。


 すずさんの嫁ぎ先は広島の呉という軍港
なので、戦艦がよく見えるのです。







 平和な日々。


 しかし、すずさんの変わらないはずの平和な日常は
少しづつですが、変わり始めているのでした・・・。



 この感覚、なんといいますか・・・



 例えば映画の舞台が2011年の東北だったら
3月11日になにが起こるかわかるでしょう?



 『この世界の片隅に』の舞台が昭和19~20年の
広島を舞台にしている、ということは
つまり、そういうことなんですよ。







 次回は白木リンさんを中心に続きを書こう、と
思います。



そして、今後の予定は、


『幸腹グラフィティ』

『緋弾のアリアAA』

『咲-Saki』の外伝『シノハユ』

『小林さんちのメイドラゴン』

劇場版『ガールズ&パンツァー』

『ハイスクール・フリート』

『戦姫絶唱シンフォギア』


 
そして押井守の『ガルム・ウォーズ』



を考えています♪


 それから『デストロ246』の高橋慶太郎先生
の新連載『貧民、聖櫃、大富豪』が始まりました。


 まだ2話ですが良い作品なので、いずれ紹介
したいと思います☆




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