今日は、茎若芽、きくらげ、トマト、玉ねぎ、玉ねぎ麹で、かやくご飯を作りました。実家では、かやくご飯と言っていたような・・・。
あれこれお米に具材を入れて、味をつけて炊きます。
3・11の大震災を経験した私たち。お店が一斉に閉まる、何も買えない・・そんなことが続きました。
ガソリンを買うのも長蛇の列で、車をあきらめてたくさん人が歩いていました。
みんなリュックを背負って開いてる店を探しました。
歩いていると、「あっお店が、今開いた・・そしてすぐに閉まった」という事が実際にありました。
仕入れられた物だけを売って、売れてしまったら閉める、お店もそんな対応しかできなかったのです。
私は物が流通しないことを想定して、できることを考えました。まずお米を調達すること。お米さえあればなんとかなる的な発想です。
友だちがお米を作っているので、新米を頂いています。そちらで定期的に玄米を買わせて頂くことにしました。
昨年も9月に美味しい新米が届きました。美味しくて美味しくて、息子にも送りました。でも、実はまだ食べている古米が残っていました。
いつのまにか「お米おくり」状態になってしまいます。つまり、古米を食べるのが後に後になってしまうのです。
あれから半年、もう2月です。古米は美味しいのですが、さすがに新米のようにはいかず、そこで毎回味付けご飯を作ることにしました。
話が長くなりましたが、「お米おくり」のかやくご飯です。
それでも、お米がある、どこでもお店が開いている、幸せな状況です。