今日は本当に美しい日だった。その日にふさわしく、大切な人が日本へ帰っていった。昨晩遅くに、彼女から電話をもらった。あなたは、ミシガンの紅葉はきれいではないと言っていたけど、○○へ行って見て。本当に美しい紅葉だったよ。
今朝は見送りに行くつもりだった。でも、彼女にはそのことは話していなかった。彼女がここを離れてから、教えてもらった場所に行くのは、思い出して悲しいから、見送りに行く前にそこに行ってみた。空の青さと、黄、紅の美しさといったら本当に息を呑むようだった。剪定もされていない木々は、すくすくと枝を伸ばし、どっしりと大きい。なんて美しいんだろう・・・・・。
こちらに来て三年になる。4回目の秋をむかえている。きっと、今までも同じ景色はここにあったに違いない。私はそれを見ていながら、見ていなかったのかもしれない。人間って、目で見るだけでは、見えないものがあるのかもしれない。心の添わない目かな?
最後にも、またひとつ大切なことを私に教えてくれたのですね。私は、また会うために、一生懸命会うための努力をします、そう言いました。与えられる運命ではなく、自分から求めていく運命。そういう話をたくさんしましたね。心優しく強い女性の私たちですから。
その後、私は大泣きをしました。仕方ないよね。泣かないで、見送っただけでも立派過ぎです。
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