出会い

時間がたつにつれて、にゃんこは私達の生活の中で欠かせない存在だったんだ・・・と改めて実感するようになりました。
ワンコが洗面所に乱入しようとすると、「あ、にゃんこのえさを食べてしまう！」（えさの場所だったのです）と考えてしまうし、仕事から帰って寝室に入るときは、ついにゃんこの姿を探してしまいます。

大きな存在だったにゃんことの出会いを書いてみようと思いました。

　　　　　　　　　　　?H1>ひとなつっこい野良猫
にゃんこと初めて出会ったのは、当時私たちが住んでいた社宅の玄関前でした。
仕事帰りの人たちに甘え、すりよっているにゃんこ、実家でにゃんこを飼っていた私としては声をかけずにはいられませんでした。
何だか鳴き声がつぶれていて、渋い声のにゃんこだなぁ・・・なんてそのときは考えていました。
新婚さんなのに旦那は毎日仕事で遅く、一人暮らし経験のなかった私は、にゃんことの毎日の触れ合いで淋しい心を和ませていました。

　　　　　　　　　　　　?H1>拾っちゃった・・・
仕事が一段落したところで出かけた新婚旅行のあと、いつものように「ニ゛ャ～ン」と寄ってきたにゃんこを見たとき、もう矢も盾もたまらなくなり、抱っこしたまま家に連れて帰ってしまいました。
ものめずらしそうに我が家を探検するにゃんこ。
しばらくすると、ドアの前に座って「ニ゛ャ～ン」と出してほしがって鳴いています。
やっぱり駄目か・・・と外に出したのですが・・・

帰ってきた！

しばらくして、下のほうでニャーニャー鳴く声が！
ベランダから下をのぞいてみると、うちの部屋の真下でにゃんこがこちらを見上げて鳴いていました！
どうやらどうやって上に上がればいいか、わからなかったよう。
迎えにいったら、私の後ろをタタタ、とついてきて、当たり前のように部屋に入ってきました。
この日からにゃんこは我が家の一員になりました。

私達がにゃんこに選ばれたんだなぁ・・・
選んでくれてありがとう！