大地との出会いは、ひまわりが引き寄せてくれた縁としか思えませんでした。
ひまわりが亡くなり、気持ちが少し落ち着いて来た頃、また我が家に迎えるとしたら、キジトラちゃんがいいなぁ~・・・などと考えていました。
でも、あんなに心を打たれる出会いは、そうはないだろう、とも思っていたのです。
そんな時、何だか呼ばれたように里親募集サイトを見たのです。
我が家のニャンコは保護された子ばかりですが、
弓ちゃん→友達の保護猫
きらら→ブロ友さんつながり
ひまわり→獣医さんから
という経緯で、里親サイトというのを見るのは、ほとんど初めてに近い状態。
いろんなニャンコがいるんだなぁ~と眺めているうちに、この写真を見つけ、頭が真っ白になりました。
何で、ひまわりが、ここにいるの!?
性別は違いましたが、何でこんなにそっくりな子で、目の悪いところまで一緒だなんて・・・
詳しく見ると、やはり風邪の悪化で失明してしまったそうなのですが、それ以外は全くの健康体で、やんちゃな男の子とのこと。
ちょうど、私が見た日にサイトに載っていたので、すぐに目に付いた、ということもわかりました。
ちょうど、私が見た日にサイトに載っていたので、すぐに目に付いた、ということもわかりました。
これは、運命の出会いなんだろうか・・・
とってもとっても悩みました。
イッセー君は、最初は写真すら見てくれず、私が「連絡だけでも取ってみたい」といったときは「ああ、じゃ、もらってください」とまで言われてしまいました。
猫大好きなイッセー君にそういわれてしまったら、もう何も出来ずに数日たちましたが、やはりどうしても忘れることが出来ません。
もう一度、イッセー君に、ひまわりが亡くなったから、次の子、みたいな気持ちじゃないこと、探したわけではない出会いを忘れられないこと、この子を育てることで、一緒にひまわりも育てていられるような気がする、という思いを話しました。
イッセー君は、黙って私の話を聞き、
「もらうことに反対しているわけじゃなくて、時期が早いんじゃないかと思う」
と言いました。
「もらうことに反対しているわけじゃなくて、時期が早いんじゃないかと思う」
と言いました。
ひまわりがFIPとわかった時に、彼も色々調べていたようで、同居猫への感染や新しい子を迎えるにはリスクが低くなってから、と思っていたそうです。
引き取ったものの、その子が感染して・・・なんてことがあったら、その子にも保護して育てた方たちにも申し訳ないでしょ、という言い分には納得も出来ました。
話した結果の私の思いは、もし先方が待ってくださるなら、少し時間をあけて、我が家に迎え入れよう、というものでした。
保護している団体の方に、こちらの現状と思いを全て伝えたところ、ひまわりへのお悔やみの言葉と、こちらの気持ちが落ち着くまでは待ちますよ、と暖かい言葉をいただけました。
環境も気持ちも落ち着いて、今日の日を迎えました。
名前を考えていたとき、何かひまわりと関係のある名前をつけたい、と思いが強くありました。
送っていただいた写真をみながら考えていました。
男の子だから、あんよもぶっとくてどっしりしてるなぁ~と考えていた時に、頭に浮かんだのは、大地に根を張るひまわり畑、だったのです。
名前は【大地】だ!
生きるものの源である大地のように、どっしりと大きくたくましく育って欲しい。
大ちゃん、我が家を見つけてくれて、ありがとう。
団体の代表の方のブログです。
※写真は、許可をいただいて載せました。