夕方になって、どんどん電車が運転見合わせとなっていき、迂回路があるうちに帰った方がいいよ～～と、遠い人を帰し、さて、自分も帰ろうとしたら、さっきまで運転していたはずの通勤路線が全線運転見合わせになっていました
あきらめて職場で篭城する人たちもいましたが、私は気合で帰ることに。
携帯は、濡れないようにジプロックに入れ、通勤バッグはエコバックで包んで、出発いたしました。
駅は人が溢れかえり、ひそかな望みを抱いていたバスも、最後尾がどこなのかわからないくらい並んでいます。
震災直後に何度か歩いた道、今回は風雨にさらされながらの帰宅となりました。
時々、強烈に吹き付ける風に傘を半分閉じて歩いていたのですが、これじゃ、何かが飛んできた時に見えなくて危ないかも？と思い、風が強い瞬間は傘を閉じて歩くことにしました。
でも、風が強いと雨も吹き飛ばされるので、意外と歩くことは辛くなかったです。
バスに載っている人や風に負けて建物の陰で雨宿りしている人たちを横目にノシノシ大股で顔上げて歩いていたワタクシ、自分でいうのもなんですが、男前だったと思います（爆）
やっとこ、地元の駅前までたどり着きました。
ガード下には、いつも色々な飲み屋の看板が置いてあるのですが、ドミノ倒しのように倒れていました（－－；
やっと地元にたどり着いた～～～とホッとしたワタクシ、ついうっかり普段でもビル風が強い場所を通り抜けようとして・・・あまりの風の強さにモニュメントにしがみついて数分風が収まるのを待ちましたが、いや、ちょっと飛ばされるかも・・・と焦った～・・・
今までの人生の中で、こんな体験したことない、という、焦りでした・・・
部活が中止になって一日家にいたぼっちゃんには、「何で反対側の道に行かなかったのさ」と怒られました（^^;
最後は、ほとんど傘差さずに歩いていたので、帰宅直後は、こんな有様。
帰った瞬間「タオル～～カメラ～～」と叫んだワタクシ（爆）
歩いていたときは気づきませんでしたが、髪から水滴がしたたっていました（--;
そのまま、お風呂に直行して、人心地をつけ、夕食を食べながら、テレビを見ていたら、つい先ほど、通勤路線が運転再開、と出てきました。
強風の中、帰るのは無謀かと思いつつも、帰れない距離ではない、と思って徒歩帰宅したのですが、とどまっていたら、まだ家にはいなかったんだろうな～～とホッと脱力。
まだ全面復旧までは時間がかかりそうですが、なんとか、みなさんが今日中に自宅に帰れるといいけれど・・・
