第九ですよね。
実は、我が家、あまりにベタなので、今まで一度も聴きに行ったことはなかったのですが、生協のチケット予約の申込書を見ていて、ふと思い立ち、いくつかの候補の中から、こちらを選びました。
せっかくなので、 サントリーホールに行ったことのないぼっちゃんを連れて行ってあげよう、というのと、コバケン（小林研一郎）の指揮を見てみたい、という理由でした。
・・・ところが、抽選のチケットの結果の音沙汰がなく、外れてもハガキが来ると書いてあったのに来ないなぁ～～なんて思っていたら、１２月の請求書にチケット代３枚分が加算されてるのを発見（爆）
慌てて連絡を取り、チケットは送付済みなのに我が家に届いていない、ということが判明して、販売証明書を出してもらう羽目に（大汗）
気付いたのは・・・おととい（爆）
そんなこんなもありましたが、無事に見に行くことになり、まずは腹ごしらえ（笑）
六本木から歩きながら、何食べようか～～なんて話していたら、オサレな和食のお店で【国産牛ハンバーグ限定３０食】というお品書きを見つけ、そのまま地下へ（笑）
私のおろしポン酢とぼっちゃんの甘だれ（ハンバーグは１．５倍）
こちらは、初めての接待をしている新入社員ではなく、ぼっちゃんです（爆）
「サントリーホールなんだからね～ちゃんとしたカッコしなさいよ～」と脅かしておいたらこうなったのでした（爆）
年末美容院が混む前に～と午前中にカットに行き、美容師さんにこれからコンサートなんだ～なんて話をしていたら、念入りにブローしてもらえました（笑）
ちなみに、イッセー君は脅かせなかったのでＧパンです（爆）
間に合わないかな～と思っていた開場の時のからくり人形を見ることも出来ました。
私たちも久しぶりのプロオケのコンサートでワクワク♪
ちゃんと入れるかしら～～とドキドキしましたが、販売証明書で無事に再発行もしてもらえて、一安心♪
どうしても笑いを探してしまうワタクシ、歌のソリストたちが入ってきたとき、思わず
錦織健は何であんな髷を下ろした千代の富士みたいな髪型なんだろ～とか、バリトンはパパイヤ鈴木で、アルトは坂本冬美に似てるな～～なんてバカなことを考えていましたが・・・
演奏が始まったら、久しぶりの生の音に聞きほれました。
コバケンの指揮は、話は聞いていた通りの熱演で、首をブンブン振ったり唸ったり（笑）
ワタクシ、クラシックを聴くのに自分でＣＤをかけるというより、イッセー君の部屋から流れてくる音楽をＢＧＭとしている状態のため、聴きながら「あ、コレ知ってる～～第九だったんだ～」なんてシロート極まりない聴き方でしたが・・・
合唱には、圧倒された・・・という感じです。
気付かないうちに涙が滲んでいました。
細かいところを言えば色々あるけれど、温かい元気が出る、とてもステキな演奏でした。
演奏が終わって拍手の中、チラリと「アンコールをやって、この感動を薄めるのはやだな～」なんて思っていたら、何と最後は指揮者の言葉で終了。
今までコンサートを聴きにいって、指揮者の挨拶を聞いたのは初めてだったのでびっくりしましたが（もしかして、第九はそういうものなのかもしれないけど）、でも、はっきりしたいい終わり方でした。
帰り道は、とっても清清しい気持ちになって体も軽くなっていたような（笑）
これからも時々こうやって聴きにいけるといいね、なんて思った午後だったのでした。
