Stand Alone 2024 〜Acoustic Tracks〜神戸

2024年の来生たかおさんのライブツアーも
とうとう一昨夜の神戸公演で幕を閉じました
ライブレポートも今年はこれで最後となります
(まだクリコンがあるけどね)
神戸ならではの素晴らしいコンサートでしたので
少し時間が経ってしまいましたが
今日はその報告をしていきたいと思います

会場は初めて訪れる神戸朝日ホール
リニューアルされたばかりの新しいホールとのこと
噂に違わぬ音響の素晴らしさよ👏
加えて一昨夜は照明さんの仕事ぶりもあっぱれでございました

1．デイ・ブレイク（高橋真梨子さんへの提供曲）
リュウメイさんの艶めかしいギターイントロ
そこへ来生さんの深く底を這うような低音
そして「どぉうぞ〜このままぁ〜」から盛り上がると同時に照明がパァっと広がって…サビで明るくなるよりこれは良い演出なように感じました
MCで毎度「まりこさん」とお話しくださるたび
ひとり胸をときめかせている変態…もとい乙女な私

2．夢の加速

3．雨のロードショー（斉藤由貴さんへの提供曲）

この後少し長めのMC
なんと来生さん、九州公演の際コンビニでクレジットカードを落とされたそうで😱警察から封書が届いた時はまさかと、詐欺かなと思われたとのこと
悪用されなくて良かったですよ💦

お話し終えたあとピアノへ移動される時

客席から男性の声がかかりました

細かくは覚えてないのですが
これからも素晴らしい曲を頼むよ、的な声かけで
来生さんも思いがけずといった感じで笑ってました

4．気配
一見(一聞？)すると地味な曲なんですが(失礼💦)
アレンジ次第でとてもドラマチックな曲になるんですね〜
歌詞に「振り子時計」とあるのですが、パーカッションの野呂さんが奏でるチチーン♪ていう、なんだろう、トライアングルみたいな音色がまるで時を刻む秒針の音のように聞こえて

効果的な演出だな〜と感じました

5．振り向くならせめて

6．穏やかな構図

7．恋歌（ペギー葉山さんへの提供曲）

以上４曲をピアノで弾き語り
一昨日の私の席はステージに向かって左側のほう
ピアノを弾く来生さんの後頭部が見えるわけですが、なぜかいつも髪の毛の一部がピョコンと跳ねてるんですよね
加えてまた少し伸びてきた前髪もひさしのようになってて「スネオかな？」って感じでした
(そして案の定アンコールでも直されない跳ね髪)

続けてステージのセンターへ移り

スタンドマイクで３曲
私は心の中で「皆さん！ここから格好いいゾーンですよぉ！」といらぬお世話の叫び声をあげてました

8．水の消息
思わず目を見張り、ハッと息を呑んだ一曲
来生さん若返るにもほどがあり過ぎで
20年30年どころの若返りではなく
まるで音源そのものの声が出ていて今年イチびっくらこきました

9．永遠なる序章
後ろから数えたほうが早いぐらいの遠い席だったので野呂さんの職人技を初めて目で見ることができました(前の方の席だと要塞のようなドラムセットで姿が見えない)
この曲ではまるで迫り来るようなバチさばき
違うと思うけど16ビートのように聞こえました⁉︎
変なたとえですけど馬が駆けるような力強いリズムで野呂さんがドラムを叩くので、それに呼応するようにこちらの心拍数もドッドッと高まるようでしたよ

10．Simply

11.  P.S.メモリー
個人的に勝手に「浜木綿の歌」と呼んでいる曲
１番の最後のフレーズ
「抱きしめた岩場には　いまハマユウが長い影」
ここで描かれる情景がとても好き

12．幸福

13．マダムとの散歩
やっぱり今年のセトリで一番好きになった曲
関西の会場だからなのか？そう言ってもいいのか？
一昨日の客席はとても温かくて良い雰囲気でした
名古屋では前の方の席だったので後ろの方はどうか分かりませんが、はじめシーンとし過ぎで怖いくらいだったんですよ
後半は盛り上がってましたけど
神戸では終始和やかな雰囲気で、テンポのいい明るい曲ではお客さんの体が自然と揺れたりして
そういうのを後ろから微笑ましく眺めてました
MCでも客席の反応が良いからか
来生さんもノリよくお話しされてたように思います

14．浅い夢

15．夢の途中

16．Goodbye Day

ここまでが本編

特に最後の２曲はステージも会場もすごい熱量

鳴り止まない拍手を浴びながら来生さんとメンバーさんは一度ステージを降りました

そしてアンコールへと続きます

17．Party's Queen（松田聖子さんへの提供曲）
来生さんのピアノソロで弾き語り
ソロだと周りが静かな分
来生さんの鼻息をマイクがいちいち拾うんですよね

耳がくすぐったくて、しっかり聞いていいものかどうかアワアワしてしまう

18．ステラ (Stella)
「あなたが生まれ変わって

恋しても　この僕を選ぶこと」
来生さんがよく年齢のお話をされるもんだから…
若い頃に聞いたなら意識しなかったかもしれませんが、「生まれ変わり」が何だか身近に迫ってきたような気がして胸がキューっとなります

19．遠い海（さだまさしさんへの提供曲）
壮大なバラードで締めくくり

名残惜しい気持ちと、６月から始まったツアーがこれでついに終わり、猛暑にも台風にもめげず無事に完走された来生さん、メンバーさんへの感謝が胸に溢れました🥹

途中のMCでミニ昭和歌謡コーナーがあって
来生さんがお好きな昭和歌謡をワンフレーズずつ披露してくださるんですが(そのたび客席から半ばかぶせる感じで拍手が起きてました)
歌い終わって、昔は良い曲がたくさんあった
歌い継いでいきたい
また昭和歌謡だけのコンサートをやりたい
そんなような趣旨のお話をされました

私も、歌は歌い継がれてこそ後世に残るものだと思っているので、おこがましい事とは思いますが、できるだけ多くの来生さんの曲を覚えて

私は誰のために歌うというものではないけれど、来生さんの曲がいつまでも残るといいな〜、と願いつつ口ずさんでます

とてつもなく長いレポートになりましたが
最後までご覧いただきありがとうございました🙇‍♀️

神戸の会場はとても和やかで、来生さんの渾身のMCでも、笑いどころできっちり笑いが起きていたのが好印象でした
これからもう、ツアーの千秋楽は関西でやってほしいと思うほど、後味の良いコンサートでしたよ☺️