マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

『おはぎ』を食べると、祖母のことを思い出す

2024-09-22 | グルメ

月見団子を食べなかったので、

小さな『月見団子風・おはぎ』と、

ついでに『京風・月見団子風・おはぎ』を作りました。

そして、またついでに、中に餡が入ったきな粉をまぶした普通サイズの『おはぎ』も作りました。

おはぎを食べると甘いもの好きだった祖母のことを思いだします。

あまりに暑いのでお彼岸とは思えません。

1ヵ月間違っているような感じがします。

食欲がわきません。

ふと、祖母が作っていた8月のお盆の料理を思い出しました。

あらめとお揚げ、ずいき(芋茎)、とうがん(冬瓜)、かぼちゃ

そして素麺・・・

夏の疲れた胃にやさしそうです。食べたくなりました。

というわけで『あらめ』を買ってきました。

毎日とても忙しかった(賄付きの下宿をやっていた)祖母ですが、

盂蘭盆(8月)には祖先の霊を迎えに、必ず六道さん(六道珍皇寺)へ鐘をつきに行っていました。

(京都市東山区、清水寺や八坂神社にも近い、かつての野辺送りの地・鳥辺野に位置する)

体が弱ってからは替わりに行ってくれと頼まれて、鐘をつきに行きました。

境内入り口付近に小野篁が冥界へ通ったという井戸があります。ちょっとこわい・・・

毎年そうやって、六道さんで祖先の霊を迎え、大文字の燃える火でまたあの世へ送るのです。

そしてまたせっせと、仏壇や神棚に、お供えをしていたことを

信心深いのだなーとだけ思っていましたが、

生きていることの感謝と家族の無事をいつも祈っていたのだな、と今は思います。

 

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはぎ (リュウ)
2024-09-22 09:47:01
おはぎ 大好きなんです
大腸の調子が悪化してからお酒を止めたので、
コーヒーと甘い物を食べる習慣がついてしまいました。
今はスーパーにもおはぎがあるのでいつでも食べられます。
食べ過ぎには要注意ですね。
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おはぎ (マリヤンカ)
2024-09-22 11:22:23
リュウ様
コメントありがとうございます。
若い頃は、甘いものと言えば、パイやプリンやシュークリームでしたが、
今は、おはぎや羊羹が大好きです。
スーパーでもちょくちょく買ってきます!
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Unknown (花てぼ)
2024-09-22 17:56:20
あはは、おはぎ大好き人間がここにも。
スーパーへ行くたびに買ってきます。乳がんを患った時に、なぜかおはぎだけはt食べられた。その時以来でしょうか。
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マリヤンカさん、こんばんは (カロン)
2024-09-22 18:59:08
最近、おはぎは食べてないなあ。
「京風・月見団子風・おはぎ」は、普通のおはぎとどう違うのでしょう?
きな粉のおはぎもいいですね。

「あらめ」って何ですか?
ひじきみたいなものですか?

さだまさしの「鳥辺野」という歌がありますね。
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おはぎ (マリヤンカ)
2024-09-23 06:46:39
花てぼ様
おはようございます。
花てぼさんは「♪おはぎがお嫁に行くときは~あんこときな粉が・・・♪」という遊び唄を子どもの時に歌われたことはないでしょうか?
私はおはぎを食べる度に、この遊び唄が頭に中に鳴り響きます。
コメントありがとうございます。
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Unknown (マリヤンカ)
2024-09-23 07:39:40
カロン様
おはようございます。
コメントありがとうございます。

京都の月見団子は細長くて中央に漉し餡が載せて(巻いて)あります。その形に似せて作った『おはぎ』というわけです。

あらめ(荒芽)は水中の岩に、ハタキ状に生えているそうです。
料理法はひじきと同じ、見た目も似ていますが、
味はさっぱりとして昆布や若芽に近い気がします。

「さだまさし」はほとんど聞いたことが無いので「鳥辺野」という歌があることも知りませんでした。
鳥部野は、かつて、京の中心部からほど近い野で、風葬、鳥葬の場所でした。
平安時代からの長い期間、無名の人の死が幾層にも積み重なった場所です。
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