柿の実

旅のこと、大好きな猫のこと、おいしい食べ物のこと、
日々の諸々をつづりたいと思います。

ドライフルーツを求めて

2014-05-29 | 台湾
雨の淡水から台北に戻ってきたら、雨は止んでいました。やはり北に行くほど天気が悪かったようです。

夕食まで少し時間があったので、是非行ってみたかった所へ行ってみることにしました。



何年も前に茶芸店で食べた美味しいドライフルーツ。

あの美味しい味が忘れられず、その後、何回も台湾に行く度に探し求めているあの美味しいドライフルーツを求めて迪化街へ行ってみました。



迪化街は、台北の乾物問屋が集まっている所で、ホテルからも2km位でしたので、夫と二人で夕方の町を歩いて行きました。



迪化街は、お茶、ツバメの巣、からすみ、マンゴやパイナップルのドライフルーツ、乾燥野菜など色々な物が扱われていて、とても面白い町でした。



いくつかのお店で味見をさせてもらい、まあまあ気に入った、あまり甘くないドライマンゴを手に入れました。

ドライパイナップルは、あまり美味しいのがありませんでしたので、買いませんでした。

日本へ持ち帰る荷物の重さを考えながら少し買い物をしホテルへ戻りました。

迪化街も、次回再チャレンジしたい町です。いつか茶芸店で食べたあの美味しいドライパイナップルに出会いたいものです。


台湾のベニス?

2014-05-28 | 台湾
故宮博物院と至善園を見学した柿の実たちは、バスでMRTの淡水線へ戻り、そのまま淡水を目指しました。

…でも、北に行くほど天気が悪くなってきました。

淡水駅に着いた時には、かなりの大雨でした。



それでも、せっかく淡水に行ったのですから、町を見ながら昼食を食べることにしました。



雨にもかかわらず、観光客はたくさん歩いていました。



台湾のベニスと言われ、風光明媚なはずの景色も雨に煙っていました。



淡水は雲呑が名物と聞いて…



みんなで雲呑麺や雲呑をいただきました。



肉のたっぷり入った雲呑が、たくさん入っていて、あっさりした美味しい雲呑でした。

淡水は晴天の時にもう一度行ってみたい場所です。


故宮博物院 至善園

2014-05-27 | 台湾
台湾6日目は、台湾が初めてと言う友人夫婦のために、故宮博物院へ行くことにしました。

台湾2度目の友人は、一人で猫空へ出かけて行きました。

久しぶりの故宮博物院は、平日にもかかわらず中国からの旅行者でごった返していました。

何年か前に行った時には、静かに鑑賞できたのに…でも、入場者は多い方が良いのですから仕方ありません。

この日は、大きなポスターに特別展のネコの絵が使われていました。

あまりに大きなポスターなので、ネコに気づかなかった兄に「さすがネコ好きだね。」と言われてしまいました。



故宮博物院の隣に至善園と言う公園がありました。今まで故宮博物院には何回も行っているのに、初めて気が付きました。

その上、故宮博物院の入場券の半券を持っていると入場料が無料でした。

公園の中は、ガチョウが好きだった王羲之が自分の書と引き換えにガチョウを手に入れた故事にちなんだ像や、

詩を読み酒を酌み交わした東屋や、松風閣と呼ばれる建物などがありました。

池もいくつかあり、伝説の水の神である「蛟(ミズチ)」がいる龍池や、後漢の書家張芝が、筆の墨を洗って常に墨で染まっていたとされる逸話がある洗筆池などがありました。

5687坪の宋代庭園には、桜が咲き始め鳥や鯉がいて、故宮博物院とは打って変わって、静かで落ち着いた庭園でした。




台湾旅行5日目 台北へ移動

2014-05-13 | 台湾
2月に行った9日間の台湾旅行のブログも、やっと後半の5日目になりました。

柿の実のブログを訪問してくださる皆様、歩みの鈍い進行にお付き合いくださってありがとうございます。



兄の住んでいる南投市から、台中へ、そこから高鐵で台北へ移動しました。



高鐵の速度が、299キロを表示していました。

台北からは、夫の友人2人と1人の友人の奥様、仕事で来ている長男それに長男の連れ合いも合流しました。



まずは、松山空港へ友人たちを迎えに行きホテルに荷物を置いて、お決まりの龍山寺へ行きました。

新年の後で、お寺はどこも賑わっています。

それにしても、台湾のお寺のご本尊は何ともおっとりしたお顔をしています。

ランタンも可愛い物が多かったです。



この日の夕食は、ホテルから近くて勝手知ったる金品茶楼で小龍包をいただきました。





ランタン祭りの最中で、リージェントホテルの前も、素敵なライトアップがされていました。



高雄站から左營站へテクテク

2014-05-08 | 台湾
南投市から日帰りの高雄旅行も終わりに近づきました。

旧高雄駅舎を見学した柿の実達は、MRTに乗れば直ぐに着いてしまう左營站目指してテクテク歩くことにしました。

これが、その町を知ることのできる一番簡単な方法なのですが、海外旅行では時間がタイトなので中々実現しないことが現状です。



夕闇がだんだん濃くなる高雄の町を、ランタンの飾りつけを見たり、

高雄の地元の人達に人気の瑞豊夜市をちょっとだけ覗いたり、屋台を覗いたり、かなりの距離を歩きました。



台湾の横断歩道には、柿の実の大好きなものがあります。

歩行者用の信号は、帽子をかぶった人が横断可能な間テクテク歩きます。

信号が変わりそうになると、走り出します。これがとても可愛いのです。

自転車に乗った人も動いて楽しいです。



あと、何秒で信号が変わるのか数字が出るのも親切です。



だいぶ歩いて疲れてきたので、一駅だけMRTに乗って左營站にたどり着きました。

高鐵は新しい車輌だったようで、シートのデザインが変わっていました。



シートの後ろの、案内板も変わっていました。

すっかり暗くなった高雄の町を後にして、台中目指して出発しました。





美麗島站(駅)と高雄站(駅)

2014-05-06 | 台湾
美麗島站(駅)は西子湾から高鐵の左營駅へ行く乗換駅です。



ここで、簡単に乗り換えることができるのですが、「光の窮頂(光のアーチ天井)」を観るためにこの場所まで足を運びました。





世界最大級のガラス天井です。





イタリアの芸術家が描いた絵を4500枚ものガラスで再現した素晴らしいものでした。



駅構内にはMOSBURGERが…ホットドッグのセットメニューが日本円で350円程でしょうか?



さて、美麗島站からMRTの高雄站へ。



駅舎は最近新しくなったようです。



古い駅舎は、1940年に落成し新駅舎建設にあたり解体せず、駅舎ごとレールで少しずつ移動させたそうです。



現在は約80メートル離れた場所に高雄鐵路地下化展示館として帝冠式建築の姿を誇らしげに見せています。



打狗鐵道故事館

2014-05-05 | 台湾
2月に行った台湾の続きを少しずつ投稿して行きます。

打狗英國領事館から西子湾の駅に戻り、近くの打狗鐵道故事館へ行きました。

ここは、1908年、台湾縦貫鐵道が全線開通した時に開かれた旧高雄(打狗)駅の駅舎が資料館になっています。



当時使った切符や道具が展示されていました。



鉄道大好き小父さんである夫は、とても楽しそうに見学していました。



広いスペースのある敷地内では、凧をあげている人たちもいたりして、のんびりとした空間でした。




打狗英國領事館にて

2014-04-11 | 台湾
打狗英國領事館は旧が付きます。今は博物館とカフェになっています。



山道を登ってここにたどり着き、建物やポストを見ると、台湾なのにイギリスに来たような錯覚におちいります。



裏庭はオープンカフェになっていて、入場券で払った30元分金券が付いていて、カフェを利用することができます。





柿の実は、バラのアイスクリームを食べてみました。

バラの香りのする期待以上の美味しさでした。

オープンカフェのテーブルにもバラのデザインが使われていました。



カフェから望む景色も素敵で、山道を歩いて火照った体を心地よい風が吹き抜けて行きました。



建物の中は博物館になっていて、打狗英國領事館当時の資料や昔の帆船の模型が展示してありました。



また、中のショップでは英国の本格的な紅茶やカップなどが売られていて、買いたい気持ちをくすぐられました。



遠くに見えるのは、高雄の町のビル群です。後でそこへも行ってみることにしました。





打狗英國領事館への道

2014-04-10 | 台湾
旗津から本島に戻り、まず打狗英國領事館に行ってみることにしました。



運河の橋を渡り





打狗英國領事館官邸景観歩道と書いてある道をたどりました。



かなりの急坂です。



この坂道がずっと続くなら、遠回りでも違う道を行った方が良いのでは…と思いました。





昔は「打狗」ってこう言う字を書いてターカオと言う土地の名前だったそうです。

日本の統治時代に、犬を打つとは字が悪いと「高雄」と書くようになったそうです。

…日本人はタカオと読めますが、台湾の人はカォシェンみたいな発音で、タカオとは読めませんよね。

その時代は、台湾の人も日本語を使わなくてはいけなかった訳ですから、この字でタカオと読まされたのでしたね。

そして、今では高雄(カォシェン)と呼ばれています。



山道と言う感じの道になり、釈迦頭の原種のような木にも出会いました。



たどり着いた所は、海の見渡せる素敵な所でした。







台湾海峡

2014-04-08 | 台湾
台湾の旅行記の続きを始めようと思います。

高雄の旗津で昼食をとった柿の実達は、旗津のメインストリートを通り抜けて海岸に出ました。

この海は地図によると台湾海峡と言うらしいです。



高雄は台湾の中でも南の方に位置するので、台北よりは気温が高いのですが、2月のこの時期はかなり低温でした。

それでも海岸に歩いて行くころには日差しが出てきて、上着がいらないぐらいに暖かくなってきました。

今では暑くて泳いでいる人がいることでしょう。



ヤシの木が立っているところが、やはり南国の海だと思い出させてくれます。



海岸散策の後は、またフェリーで本島に戻りました。

高雄散策はまだまだ続きます。