柿の実

旅のこと、大好きな猫のこと、おいしい食べ物のこと、
日々の諸々をつづりたいと思います。

秋田への旅 2

2009-11-01 | 風景
毛越寺の次は、中尊寺へ行きました。

毛越寺は、観光客も少なく庭園をゆっくり散策することができ、

そのつもりで中尊寺に行ってびっくりしました。

参道は人、人、の波でした。

写真は本堂です。



中尊寺は、多くの人が本堂より金色堂を見に訪れるのでしょう。

金色堂は覆堂(おおいどう)で保護されていて、外からは見ることができません。

中はもちろん撮影禁止です。

写真は、仕事を終えた、前の覆堂です。

火事の危険の無いように、現在の覆堂は金色堂をすっかり覆っています。



この、覆堂なら中を覗くこともできたでしょうが、

確かに、火事がおきたら金色堂は焼けてしまうでしょう。

金色堂は本当に金で覆われていて、中も螺鈿の柱等贅沢の粋が尽くされていました。



松尾芭蕉が、奥の細道でここを訪れた時に詠んだ句の碑が建っていました。

「五月雨の 降り残してや 光堂」と彫ってありました。





境内には能楽堂もありました。

夏には、ここで薪能が開かれるのでしょう。



多くの参拝客は、どこに行ってしまったのかと思うほど

静かな境内でした。



金色堂? ではありません。

中尊寺の入口に建っていた、菊で飾られた金色堂の模型です。

金色堂は、ちょうどこんな感じでした。