柿の実

旅のこと、大好きな猫のこと、おいしい食べ物のこと、
日々の諸々をつづりたいと思います。

書店主フィクリーのものがたり

2016-08-26 | 折々
少し前に読み終わった本です。



読み始めは、この不機嫌な主人公が一体好きになれるだろうかと疑問に思いました。

でも、最後は悲しい物語であるにもかかわらず、温かく幸せな気持ちになりました。

柿の実にとって本の無い生活は考えられません。

読んでいて大好きになった本は、終わりそうになると悲しくなってきます。

それでも、結末は知りたい…とても矛盾した感情です。

子どもの時から、この思いは変わりません。

これからも、きっと素敵な本に出会えることでしょう。