なみだ

彼はだいたい月に1度

離れた家族に会いに行く日がある

離婚してるとはいえ

子供の事はすごく大切に想ってるの伝わってたし、元奥さんとも会うみたいだから

そこまで険悪な仲ではなさそう

喧嘩が絶えないのが離婚理由だと聞いてるけど…

車で5時間くらいかかるみたい

だからいつも泊まり

昼間会って夜は彼だけ

ビジネスホテルに泊まる🏨

家族と別れたあとはいつもホテルから

メールくれた

不倫のくせに

元奥さんに会いに行くのが

やっぱり辛くて…

彼には1度も言った事ないけど

メールがくると嬉しくて泣いてた

かなり痛い私

我慢してたんだもん

家族といる時は当然メールはできないし

寂しかったんだもん

寂しい気持ち認めたら

涙とまらなくなった

でも嬉しいこともあって

家族でお出かけした時にも

私にお土産買ってきてくれたりする

見た瞬間まろんぽいって思ったから

買ってきちゃったよ

頭のすみっこに

私の存在があったことが嬉しくて…

泣いた

色んな涙の思い出

泣き虫でごめんね🙏

１年

彼と出会って１年が経ちました

人生のうちの1年間なんて

ほんの一瞬だけど

彼との思い出は幸せなコトばかり

不倫だから当たり前か…

それでも私は割り切った付き合いなんて

できないから

いつも彼の事は本気で好き

だって好きでも無い人とわざわざリスクを背負ってまで会いたいと思わない

彼も同じ気持ちだと信じてる…

友達からの一線を超えた時のこと

会うたび

いつ別れを告げようか…って悩んで

いつも泣いて

彼がなぐさめてくれて…

１０日に1度くらいのペースで

メールくれて必ず

気持ちは変わらず大好きだよ

て伝えてくれる

次いつ会えるか分からないけど

心は繋がってること

分かってるから

俺がいつも言う言葉わかる？

うん

離れていても心はいつも寄り添ってるよ！

でしょ？？

正解！！

その言葉信じてるね

今日もがんばろう

単純な私

先日１０日ぶりに私からメールした

○○くん、お疲れ様

仕事忙しいかな？

あと少しがんばってね

文章作るのも考える…

うざくないかな？

嫌われるような事書いてないかな？

以前は毎日彼から

おはよう

お昼だよ

休憩だよ

今から帰るよ

ただいま

おやすみ

すんごくマメに連絡くれて

私もマメに連絡して

それが半年も続いてた

けどたかが不倫の関係で

気持ちがこんなに彼にいってしまうのは

彼にとっても私にとっても

よくないことだから…

彼は独身だしこれから彼女作ったり

結婚したりしなきゃだもん

だから寂しいけど私から

少しずつ離れていこうって伝えた

いきなりさよならできるほど

つよくないから

毎日のメールを週に１回にしよう

まろんがそうしたいならわかった

でも我慢しすぎないで

メールしたいと思ったらしていい？

正直俺も、もし彼女できたとしても

まろんと離れられるのか自信ない

俺のために考えてくれるの嬉しいけど

離れてくペースは同じにしてほしい

彼から言われた言葉

勝手にどんどん私から離れていこうとしてた

同じペースで…ってそうだよね

ごめんね

それでこんな感じで少し距離をとりつつ

また半年がたちました

こんな世の中で

なかなか会えるような状態ではなく

寂しくて…

ちょっと酔ったいきおいで

自撮り動画を撮って彼に送った

10秒ほどの意味のない動画

そしたら彼から

ですって

すみません…嬉しくてつい

めったに褒めてくれない人だから

素直に嬉しかった

寝る前にも

あの動画で癒された〜

いい夢見れそうだよ

ありがとう

だって〜

久しぶりにテンションあがる

単純な私ですね

罪悪感

どこかで見たのか聞いたのか

心にグサッときた言葉

「罪悪感を感じるくらいなら

不倫なんかしない方がいい」

本当にそう思う

実際一線超えてしまってからは

常に罪悪感と戦ってた

彼と会うたび

今日で終わりにしよう！って伝えるぞ！

って毎回思うのに…

どうしてもそれが言えなかった

メールではよく彼に伝えてた

私って最低だよね…

会うのやめなきゃって思ってる

まろんは最低じゃないよ

俺が最低なの

結婚してるの知っててメールしたり

誘ったりしたんだもん

ちゃんと話さなきゃだね

そうやって彼はいつも優しかった

私たちはこうやって

時々一緒に落ち込んだり

別れを考えたり

しながらも続いてる

無理はしない

っていうルールはお互いちゃんと守って良い距離感でいられてるからなのかもしれない

罪悪感を抱えながら

一生生きていく

それが罪を犯した私への罰

そう思ったら罪悪感で押しつぶされそうになる時も辛くなくなった

　

出会い

あるSNSアプリに

私はキレイな空をアップした

そのアプリは本名も載せてない

誰も友達と繋がっていない

ただ暇つぶしためだけのアプリ

アップした写真にコメントがきた

それが彼だった

キレイだね〜

私は全然スマホを見ていなくて

コメントに気づいたのは数時間後…

コメントを返信する前に

彼のプロフィールを覗いてみた

フムフム…

別に怪しい感じしないし

返信してみよう

返信遅れてごめんなさい

キレイな景色が好きなのでよく写真撮っちゃいます

そしてすぐ返信が

返信ありがとうございます！

本当にキレイな写真で思わずコメントしてしまいました

こんな感じで彼との出会いは

始まってしまったのです

その日は何回かメールのラリーをして

もう時間も遅くなったので寝ました

久しぶりになんか楽しかったな

どんな人なのかな…

多少は気になりつつ

でもそこまで気にしていなかったかな

次の日の朝

おはよう！！

仕事行ってくるよ

またメールするね

彼からメールがきてた

昨日のメールで終わりかと思ってたから

正直嬉しい自分がいた

しかも敬語だった話し方もいつのまにか

タメ語に変わってた

それがちょうど１年前のこと

私たちの出会いです