コリーの大家族が棲む家

ラフコリーの大家族が暮らすマザーレイク犬舎。7世代にわたるラフコリー達との日々の暮らしを画像で綴ります。

イネちゃん 14歳2か月

2020-08-21 | イネス

 コリーの子犬情報

 子犬の成長ブログ → コリーの子犬 誕生から巣立ちまで

 今日も猛暑日でした。老犬には厳しい暑さです。

そんな中、イネちゃんが14歳2か月になり、ついにワカチーを追い越し、母ヴィーに続く、我が家の長寿番付第2位になりました。さすが親子!!ってことですね。

がっ!

なにしろ、老犬にとって、夏は大敵です。外歩きの時間が激減するので、一気に足腰が弱ります。イネちゃんも、この1か月で急激に足が衰えてしまった感じです。
一か月前、14歳1か月になった日のイネちゃんの動画です。
 
一か月前のイネちゃん 20200721撮影

ゆっくりですが、深い草の中を、しっかりと歩いていました。

そして、長い梅雨がおわり、暑くなり始めたばかりの頃のイネちゃんです。

 ゆっくり歩くイネちゃん 20200803撮影

ちょっと左回転気味になってきていました。

そして、この時はまだ、多少ふらつきはあるものの、腰を下ろした姿勢から、すっと立ち上がるだけの脚力がありました。

スッと立ち上がるイネちゃん 20200803撮影

ですが、その後、ご存じの通り、猛暑日が続くようになってからは、外歩きの時間はほとんどなくなってしまい(夜間も湿度が猛烈に高い)、なんだか一気に後ろ足が弱弱しくなってしまった気がします。立っている間、プルプル震えているので、筋力が衰えたことは間違いないと思います。

そして、しばらく治まっていた、後ろ足を軸にして時計の針のようにグルグル回るという現象、また悪化してきています。

グルグルがまた悪化してきました 20200813撮影 

後ろ足がもつれてへたり込んでしまってもなお、回ろうとして前足だけで回転するイネちゃん。これはもう、脳腫瘍でもあるんじゃないかと疑いたくなります。おそらく、認知症なのでしょうけど。



今日は午前中、特にひどくて。
グルグル回る際、後ろ足がもつれて、数秒で転んでしまうにもかかわらず、すぐに立たせて欲しいと泣き叫ぶイネちゃん。立たせてあげても、また数秒で転ぶ・・・そして泣き叫ぶ・・・立たせる・・回る・・・倒れる・・・泣き叫ぶ・・・。
これを、数分、時には数秒間隔でエンドレスでした。もちろん、排便、排尿、お水も飲ませたりしたのですが・・・・。
いつもなら、数回繰り返した後、マット(ホームナース)の上に寝かせてあげると、疲れて寝ちゃうんですけど。



昼を過ぎても、歯茎が真っ白になるくらい暴れてしまうので、仕方なく、病院で処方されたガバペンという薬を一か八かで投与したのですが、それが効いたのか、それとも疲れたのか、ようやく寝てくれた次第です。


実は、8月になってから、鎮静剤(アセプロマジン)は使っていません。本当は使いたいのですが、アセプロマジンの入手がほぼ不可能になってきたらしく、病院でも取り寄せができるかどうかわからないということだったので、今ある在庫は本当に困ったときにだけ、使うことにしたのです。



数か月前、アセプロマジンを使い始める前も、グルグルがひどくて夜はほとんど寝ないという日がありました。アセプロマジンを投与するようになってから、グルグルがかなり減って、顔つきも正気になったのですが・・・。



もしかしたら、アセプロマジンをやめたことが、最近のグルグル悪化の原因なのかも。。。なのですが。

病院では、アセプロマジンの代わりに、ガバペンを処方してもらいました。もともとは、癲癇の薬として使われることが多い薬ですが、老犬の認知症の緩和、特に徘徊に効果があるのだそうです。イネちゃんのグルグルは徘徊の一種と考えれば、効果が期待できるかも・・・だったのですが。


8月になってからずっと、ガバペンのみ投薬しています。病院では1日2回と指示されましたが、イネちゃんには昼間は寝てほしくないので、夜だけ投与しています。こころなしか、ないよりはまし??という感じですが、アセプロマジンのように、しっかりとは寝てくれません。

ちなみに、ガバペンの安全性は高く、副作用はほぼ、ないそうです。副作用がないということで、ダメもとで続けているわけですが・・・もう少し続てみます。

そんなこんなで、ちょっと大変なイネちゃんなのですが。

一か月前に、血液検査をした結果。



ほぼ、パーフェクト!!でした。コレステロールが高いという点(コリーあるあるですが)以外は、すべて正常値ど真ん中でした。イネちゃん、長生きしそうです(笑)。

さらに、一年以上も強制給餌だったのが、ここ数日、自分で食べるようになりました。イネちゃんって、グルグルがひどい時はいつも自分で食べるようになるんですよね。食欲が増すみたい。やっぱり認知症悪化ということになるのかな?

でも、自分で食べてくれるとホッとします。フードはしっかり一人前、元気な成犬女子と同じ量です。少し前に久しぶりに下痢をしたけど、2日で復活しました。
ウンチもチッコも、姿勢を維持することが困難になってしまい、今はほぼ、私が補助しています。
早く涼しくなってくれないかなぁ・・・イネちゃん、外歩きをすると、少し落ち着くのです。グルグルが止まらない時、外に連れ出すと、少し冷静になってくれるんですよね。せめて、朝晩だけでも、歩けるようになるといいんだけど・・・。


そして、もうひとりの婆さん、ラッシー婆は18歳3か月になりました。
ラッシー婆はほぼ変わらず、一日のほとんどを寝ています。排泄の時になるとウギャウギャと訴えるので、とても分かりやすいです。ラッシー婆も外歩きはできなくなりましたけど、なにしろ小型犬ですからね、室内をウロウロするだけで、疲れちゃうみたいです。もちろん、介護胴着で補助しながら・・ですが。

食欲もあり、下痢知らず。床ずれもありません。すごい婆さんです(笑)。

鎮静剤がなくても、ずっと寝ているし。ご飯の時だけ起きてさっさと食べて、また寝る(笑)。
ラッシーも一時期は徘徊がひどく、障害物に突き当たるたびに大騒ぎして大変だったけど、自力で歩けなくなってからはあまり騒がなくなりました。
確実に衰えてはいると思いますが、穏やかに過ごしているので、ある意味、理想ですよね。 

 

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