昼間、ほんのちょこっとだけ雪がちらついた。今日は風が強くてとっても寒い日だった。ワカチーとホー君を裏庭に出しておいたら、10分もしないうちに勝手口のドアの向こうから「ヒィ~ン・・・フゥ~ン・・・フォ~ン・・」という物悲しい声が・・・。
あんまり風が強いので、家の中に入りたくなったワカチーが泣いていたのだ。一方、ホー君はというと、ジェナたちをからかって(からかわれて)遊んでいた。ほんと、ワカチーと来たら「おぼっちゃま」なんだから。ホー君とほとんど育った環境は違わないのにね~。どうしてこうも違うんだろう。
ワカチーって、「都会の小学生」って感じ?ホー君は「田舎の小坊主」かなぁ。体はでかいけど、弱虫で泣き虫なワカチーとは対照的に、小柄ながら独立心旺盛なホー君。違いすぎてわらえるなぁ~。
何回か繁殖をしてよくわかったんだけど、子犬は目が開いて動き始めるころには、すでに性格の違いが現れている。良く動く子、良く泣く子、あまり動かない子などなど。
ワカチーの兄弟はみんなおっとりしていて、あまり動きがなかったのに対し、ホー君の兄弟は早い時期から活発に動きまわっていた。そしてさらに、同じ兄弟姉妹の中でも、それぞれの違いがあった。
犬の場合、人間ほど後天的な要因で性格が変わるという事はあまりないように思う。極端な環境でない限り、子犬時代の性格がそのまま成犬になっても変わっていないような気がする。だからこそ、子犬時代の性格を見極めて、自分にあった子を選択するということが大切になって来るんだろうけど、それはそれでなかなか簡単ではない。
またまた始まりました。このお方・・・
一番大きく影響するのは、やはり母親の性格であることは間違いなさそうだ。だけど、ローズとパーちゃんのように、まったく似てない母娘もいる。ローズとワカチー、パーちゃんとヴィーは良く似てるけどね。パーちゃんの場合、母のローズよりも父親のマーキュンの性格を受け継いだようだ。
昨日、床に長い毛の塊が落ちていたので、拾い上げて良く見てみると、どうやらつっちゃんの毛らしかった。まとまって抜けていたので、もしかしてどこか皮膚炎があるのではないかと予測し、早速チェック!ところが、皮膚炎ではなく、単なる脱毛だったのである。しかも、アンダーコートがごっそり抜ける!!
おかしいなぁ~。つっちゃんは秋にどっと抜けちゃって、今はようやく戻ってきたという状態な筈なのに、また抜けてる??特にお腹と脇あたりはスカスカになるくらい抜けちゃった。やっぱり、ホルモンバランスが安定しないからかなぁ。これだけスカスカだと、ちょっと寒いよね。つっちゃんの寝床のケージにはマットが敷いてあるけど、先日ワカ&ホーが引っ張り出してボロボロにしちゃった。かろうじて形が残っているので、そのまま敷いてあるけどさ。もっと大きくて暖かいマットにしてあげた方が良さそうだね。
それとついでにず~~~っと手入れをサボりまくっていたマーキュンのお手入れもした。さすがに数ヶ月ほったらかしてあっただけに、一筋縄ではいかなかった。お尻や内股など、無理にコームを入れるのは気の毒だったので、毛玉とりナイフでちょっと漉いてからコームを入れた。ゴメンね、マーキュン、お手入れしてあげてなくて・・・。
マーキュンも思ったより沢山下毛が取れた。もっとも、長い間サボっていたからね。2時間かけてコームを入れたら、とってもふんわりしてきれいになった。お腹とお尻は毛玉取りナイフを入れたから、ちょっと貧弱になっちゃったけど。でも寒くないよね、これくらいなら。
ホー君は生後4ヶ月、子犬の産毛が抜ける時期だ。あまりに寒くてシャンプーをする気になれないので、(それにどうせすぐ汚くなっちゃうし)コームで漉くだけにした。かなり沢山抜けていたけど、それでもなぜか「大人の毛」っぽくない。まだ全然「子犬の毛」のままじゃん。もしかして、このフワフワしたのがホー君の「大人の毛」なの??
ウチの子はみんな太くてしっかりしたオーバーコートだから、子犬の時の毛が抜けて、大人の毛に生えかわると、ガラッと印象が変わったものだ。ホー君がいつまで経っても大きくなったと感じないのは、毛のせいなのかも。体は確かに大きくなっているのだから、「大きくなったように見えない」だけなのかもね。
でも意外なことが・・・。これだけフワフワして柔らかい毛なのに、ホー君の耳の後ろは毛玉になっていない。ヴィーなんて、全然毛がないわりには、3日もサボると毛玉になってた。なんでだろうね~??嬉しいけどさ。手抜き野郎の私にはぴったりね。
似たもの親・子・・・孫
ヒラリー様、ただ今ヒート中なり。で、かぐわしい臭いにつられて、ストーカーしている奴がいる。お尻に付きまとってうるさいので、ヒラリー様はキレまくり。
「ぶれいものぉ!!」って、すさまじい形相でお怒りになる。小さいながら、強気は誰にも負けないヒラリー様。あいてがどんなにデカかろうと、決してお腹を見せたり、降参の姿勢をしたりしない。それどころか、牙を剥いて猛反撃をしている。
だけど・・・どんなにヒラリー様がマジでお怒りになっていようと、本気で牙を剥いていようと、全然怖くないもんね~。あまりに大きさが違いすぎて、まるでネズミをからかっているかのよう。必死の形相のヒラリー様がお気の毒なくらい、みんな「軽い気持ちで」ちょっかいを出しているんだから。
ま、ヒート中のヒラリー様に関心があるという事は、ワカチーもちょっと大人になったのかな?でもね、まだまだ「青い」んだなぁ。マーキュンなんて、ヒート本番にならないとストーカーしないもの。ベテランとなるとそんなものさ。
で、ヒラリー様にヒートが来たことにより、ローズにも始まる可能性が高くなってきた。実際、マーキュンが時々チェックを入れている。前回は丁度1年前だったから、そろそろ始まってもおかしくない。ヒラリー様とローズは同じ部屋にいるわけだから、きっと影響は受けるだろう。
ワカチーを産んだ時があんまり大変だったから、たとえ今の体調が良くても、やっぱり交配はしない。また同じことになったら・・・って考えるとね。小型犬と比べると、やっぱり大型犬の帝王切開は予後が大変だってつくづく感じた。子犬の数が多いから、出血も多いし、時間もかかるし。ローズはすでに丸1日陣痛で体力を消耗していたから余計に大変だったのだろうけど。
それを思い出すとね~。ワカチーって、ローズがとっても大変な思いをして産んだ子なんだよなぁ~って、なんだかちょっと感動しちゃったりする。幸い、ローズはすっかり元気になって、以前よりまして文句をおタレになっているけどさ。あらためて、ローズ、偉かったねぇ~って誉めてあげたくなっちゃったよ。
安奈は小さいときからビビりだったし,梨羅はやんちゃで面白い子でした。
安奈のお母さんは気が強くて脳天気,お父さんはおっとりだから,安奈の性格がどこから来たのか不思議です。
でも性格が違うから安奈と梨羅は仲良しなのかな?
わかちーとホー君みたいに...
ヴィーはビビリでカジカジ・・・・安奈ちゃんと梨羅ちゃんの真ん中ってことになる??
つっちゃんとパーちゃんみたいに、年が同じくらいでどっちも性格が強いとだめですね~。どっちかがビビリだったら良かったんですけどね~。