コリーの大家族が棲む家

ラフコリーの大家族が暮らすマザーレイク犬舎。7世代にわたるラフコリー達との日々の暮らしを画像で綴ります。

ターちゃんが突然・・・だった理由

2021-10-19 | ター

コリー専門マザーレイク犬舎 http://motherlakecollie.sakura.ne.jp/index.html

 コリーの子犬情報

コリーの子犬 誕生から巣立ちまで

 土曜日の朝、ターちゃんが突然、左後ろ足を痛がった件。

実はその翌日、日曜日にも、全く同じシチュエーションで、同じ現象が起きました。朝食を食べている途中で突然、パニックになり、左後ろ足を痛がったのです。

前日と同様、まずは痛がる足の方が上になるように、ターちゃんをひっくり返しました。そして、治まるのを待ったのですが。

前日は10分くらい??で、次第に足が伸びてきてリラックスモードになり、落ち着きました。なので、しばらく様子を見ていたのですけど。

10分経ち・・・。

20分経ち・・・。

30分経っても、左後ろ足はぎゅっと曲げたまま。パニック状態からは脱して、落ち着いてはいましたけど。

曲げている左後ろ足は、小さく震えているようにも見えました。触ろうとすると、酷く嫌がり、暴れたので、まだ痛みがあるのかな?という感じ。

とにかくこれは、こむら返りじゃないな・・ってことで、しばらく悩みました。

ターちゃんは左右の後ろ脚の長さが違うため、普段は長い左足の方を主に使って立ち歩きしています。右足は短いだけでなく、パッドの向きが90度違うため、足裏をピタッと床に付けることができません。なので、左足が使えないと、ほぼ、歩くことができなくなっちゃうんです。

とりあえず、かかりつけの病院が午前中は診察していたので、大急ぎで支度をして、ターちゃんを乗せてGO!


日曜日は午前中だけなので混んでいるかな?と予想していきましたが、意外にも誰もいませんでしたので、すぐに診察してもらえました。

まずは、触診

な、わけですが。

普段、何もない時でさえ、ターちゃんは後ろ足に触れられることを嫌がります。ましてや、痛みがあるわけで・・・。

ターちゃん、ギャンギャン泣きの、大暴れ~~!!

3人がかりで押さえつつ、診察してもらいましたよ。他に患者さんがいなくてよかった💦
ターちゃん、コリーらしからぬ、オーバーリアクションなんですよね~😅 

で、しばらくターちゃんの左後ろ足を伸ばしたり曲げたりしていた先生、突然「あ、はまった」と。

え?「はまった」??



診断


膝蓋骨脱臼


通称 パテラ


でした。

つまり、膝のお皿が外れたってわけです。先生が処置したら、うまくもとに戻ったので、それまで大騒ぎしていたターちゃん、急に静かになりました。
そりゃもう、さっきまでの大騒ぎは何だったの??って感じ😅 

先生曰く「普通はこんなに痛がらないんですけどね」

はい、ターちゃんは大袈裟なんです。たぶん、本当はそんなに痛くないと思います。他の子なら、じっと我慢できたと思います。


とりあえず、脱臼が解消されたことで一件落着、ターちゃんは何事もなかったかのように、歩けるようになりました。


症状から言って、グレード2かなと思います。時々脱臼するけど、戻せば戻るというレベル。小型犬なら、すぐに手術とまではならないみたいです。でも、大型犬の場合、後々悪化すると大ごとになる(変形関節症とか)ということで、グレード2であっても手術はした方が良いらしいです。

パテラなんて、小型犬でしか聞いたことがなかったけど、大型犬でも時々あるそうで・・ただ、ほとんどは1歳未満みたいです。先天性が多いからかな。

ターちゃんはもう2歳。これまで一度も、脱臼はしませんでした(大げさなので、脱臼していたらわかるはず)。今になって急に??ってわけなのですが、理由はわかりません。
ただ、もともと左後ろ足も正常ではない状態で生まれてきたので、リスクはあったのかもしれません。

ともあれ、発症したのが2回とも食事中だったということで、この時の姿勢に問題ありと考え、次からは左後ろ足が下にならない姿勢で食べさせることにしました。
ターちゃんが自分で寝転ぶ時は、必ず左が下になってしまうため、一旦左下に寝転んだあと、ひっくり返して右を下にして食べさせることに。

右下の姿勢で御食事タイム。安定しないかな?と思いましたが、大丈夫でした。脱臼は足を曲げた時に起こるそうです。これなら、左後ろ足は伸ばしているので大丈夫かな。


作戦成功??それからは、脱臼は起きていません。手術については、再度脱臼を繰り返すようなら、真剣に検討するつもりです。


あと、再度脱臼した場合、消炎鎮痛剤を飲ませて、自然に元に戻るまで待った方が良いとのこと。足を伸ばして、ずれたお皿を動かせば戻るけど、強制的に戻した場合、再発の頻度が高くなるとのことでした。
土曜日の時は、すんなり元に戻ったということだったのですね。


その後のターちゃん、何時もと変わらず、元気に走っています。筋力をつけることも大事だそうなので、これからの季節、沢山走って、再発防止~!!です。
 

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