魔法の言葉

下毛が抜けて、少し小さくなった（気がする）ワカチー

今日はワカコちゃんの毛抜き。もう、面白いくらいスコンスコン抜けた。クローンワカコができるくらいの抜け毛の量。いかに手入れをさぼってたかわかるって？

ワカコの毛質って、ローズそっくり。なんというか、適度に湿り気があって、しっとりしているの。滑らかで、毛玉になりにくく、コームの通りがいいので手入れがとってもらくなのね。だけど油っこくなくて、フケもなし。ほったらかしてもベトベトしてこないの。おまけに手触りがいいの～。コリー界のミンクって感じ？

ワカチーの毛はちょっと乾燥気味で、固くてバサバサしてるから、コームの通りが悪くて手入れが大変。はじめ王子の毛質はワカチーと同じ。

すぐにどっちがどっちだか分かった？？

ほとんど下毛がないってくらい、あれだけ毛を抜いたのに、見た目にはまだふんわりしているワカコさん。こういう点はワカチーと同じね。毛にハリがあるから、ペッタンコにならないの。マーキュンやホーひゃんは猫っ毛だから、下毛がなくなるとペッタンコになっちゃう。同じコリーでも、毛質によって随分違うってことね。

ところで、最近ワカコとワカチーを見間違えることが結構あるんだなぁ。ワカコは大女でしょ、ワカチーは毛が抜けたおかげで、少し小さくなっているから（それでもかなりデカいけど）、二人の体格差が縮まっているのね。
それで、毛色がよく似ているし、体型もにているし、顔の色もそっくりだし・・・というわけで、ふっと横を通り過ぎていった時なんか、「あれ？今のどっち？」って事もしばしば。

「ママ～～たすけてくらはい！」

「しらんわ！」

お手入れの最中、ワカコは何度か起き上がろうとしたけど、その度に問答無用で押さえつけて、大人しくしてたら「わかこちゃん、いいこ～～」って褒めながらやった。性格はローズ似なワカコだから、結構気難しい。一度でも嫌な体験をさせてしまうと、トラウマになってずっと後を引くタイプ。
だから、押さえ込んで大人しくさせるだけじゃ、手入れを嫌がるようになってしまうので、なるべく嫌な思いをさせないように、ワカコが安心するような言葉をかけながらやってたの。

普段から、膝抱っこしている時とか、ヨシヨシしている時とか、甘えている時とか、いつも同じような口調で、同じ言葉を連発するようにしていると、何かの時に犬を落ち着かせるのに役に立つ。
手入れの最中に、同じように話しかけてあげると、ワンコはリラックスするというわけね。「魔法の言葉」って感じね。

dangoママさんちのベイブ君と大きさ比べをしてみたい！

 

起き上がろうとしたら叱られて、無理に押さえ込まれたら、デリケートな子は私が怒っていると勘違いして、すっかりびびってしまう。緊張してシッポが股にはいっているからよく分かる。今日のワカコもそうだった。
それで、甘えっ子している時と同じ調子で話しかけながら、そ～っとコームを入れていると、自分は叱られているんじゃないんだと理解するのね。私が怒っているわけじゃないということがわかると、緊張が解けて、体の力が抜けるの。で、そのまま大人しくしているってわけ。

体型は父に似てるけど、父より首が長くて綺麗なワカコさん。

ついに我が家の「デカい順No.3」に！！

つっちゃん以外は、みんな多少乱暴に毛を引っ張っても我慢している。つっちゃんだけは、「痛いでちゅ！」って歯を剥いて来ることがあるのね。もちろん、威嚇するだけだけど。
そんな時も、叱って押さえ込むだけじゃ、またすぐ歯を剥いて来る。ずっと緊張状態でいるからね。前にもまして、敏感になっちゃうから。

そんな時も、リラックスさせるために、魔法の言葉を使うのね。この「魔法の言葉」は、１頭１頭みんな違うの。どんなかっていうと、決して他人には聞かせられまへ～～ん！だって、変だもん。
ちょっとだけ披露すると、つっちゃんの場合は「ちゅちゅやんは良い子でちゅちゅね～」って感じ・・・。ね、人前では言えないでしょ。