コリーの大家族が棲む家

ラフコリーの大家族が暮らすマザーレイク犬舎。7世代にわたるラフコリー達との日々の暮らしを画像で綴ります。

ヴィー婆ちゃん、危機一髪?

2016-05-13 | ヴィクトリア

  コリー専門 マザーレイク http://homepage3.nifty.com/mother-lake/

コリー 子犬誕生から巣立ちまで

 コリーの子犬情報

昨日に引き続き、今日も五月晴れの良いお天気となりました。

が、晴れたら暑い、5月です。早くもコリーズはハァハァ、暑そうにしています。今のところ、湿度が低いので、日陰にいれば涼しいのですけど、そのうち湿度が上がってきたら厳しくなりますね。特に年寄りには・・・。

というわけで、年寄り、またも危機一髪でした(^_^.)

このタイトルで記事を書くのって、何度目かしら(汗;)

それは水曜日、12日の夜の事でした。3日間続いた雨が、やっとやんだ夜のことです。

玄関で、なにやら皆さんが吠えているので、これはきっと、ヴィー婆がコケたに違いない!と、急いで駆け付けたところ・・・。

玄関の段差のところで、上半身が落ち、下半身はまだ上に乗った状態で、バタバタしているヴィー婆の姿が!!

後ろ足がカエル足になっちゃって、前足も開いてしまっていました。老犬には最悪の姿勢になっちゃってました。たぶん、降りようとした時に、他の子が邪魔してバランスを崩し、倒れこんだのでしょう。

バタバタともがく婆さんを、なんとか引き揚げ、下におろしたのですが・・・

案の定、立てなくなってしまいました(@_@;)

老犬のいるご家庭ならお分かりいただけると思いますが、足が弱った老犬が、後ろ足と前足が開いたまま、腹ばい姿勢で立ち上がれずにバタバタした状態になってしまうと、自分では立てない状態になってしまうんですよね。おそらく、股関節あたりを痛めてしまうからだと思いますが、ヴィーも数か月前に立てなくなってしまった時がありました。その時と同じです。

こういう時は無理に立たせようとしたりせず、そのまま横にしてあげて、できるだけ早く、消炎鎮痛剤を投与するしかありません。早期なら、しばらく休めば回復します。前回、ヴィーは半日ほどで、また歩けるようになりました。

おかしな姿勢で立てなくなって暴れていたので、ヴィーの呼吸は乱れ、目が血走り、パニック状態に陥っていました。倒れてから、あまり時間が経ってなかったのですが・・・。

痩せているとはいえ、体重26キロですから、ぐったり横になった状態から、私の力では持ち上げることはできませんので、介護ベストを持ってきて、なんとか着せました。前足はかろうじて踏ん張れたので、介護ベストで下半身を釣り上げるようにして、なんとかリビングまで戻り、毛布の上に寝かせました。

ものすごく呼吸が荒かったのですが、シリンジで水を飲ませてあげたところ、すぐに静かになり、落ち着いてくれました。とりあえず、パニック状態は治まってくれたようでした。そして、そのままバタンキュー(^_^.)

消炎鎮痛剤を投薬するため、パンに挟んで口元に持って行ったら、すぐにパクッ!!

弱り切っていて、食べてくれないんじゃないかと心配したんですけどね(笑)

婆さん、こんな時でも、食欲だけはしっかりしていて幸いでした(*^_^*)

 

そして2時間ほどして・・・・

起き上ろうとし始めたので、恐る恐る立たせてみたところ。

立てましたぁ~~~!!

さらに、歩きました~~~!!ヨレヨレだったけど(^_^.)

 

その夜は玄関の上がり降りを補助してあげましたが、翌朝には完全復活、いつものように、自分で上がり降りしていました。そして、夕方には、いつものようにお散歩にも行けました。

もうすっかり復活した婆さんですが、今回は倒れてバタバタしていた時間が短かったことが幸いしたと思います。マーキュンの時、買い物に行っていて、すぐに気付いてあげられず、周囲がヨダレの海になっていたことがありました。まだ歩けるけど、時々こけちゃって、そうなると自分では立てないという状態の頃が、一番目が離せない時期なんです。自分で立てなくなってしまうと、立たせてあげるまでは寝ていてくれるので、少しは安心して短時間なら出かけることができるのですけど。

まだ自分で立てる、歩けるけど、コケちゃうと立てなくて、腹ばいになってバタバタ・・・という状況の時が、一番眼が離せない・・・。そろそろ、ヴィーはそういう時期なんですよね。

サークルとかに入れておいて、トイレの時だけ出すようなやり方なら、知らない間に倒れちゃってるなんてことは無いのかもしれないけど・・・それもねぇ。。。

年寄りがいると、いろいろ悩むことが尽きないですよね。だけど、「大変」とはあまり感じないんですよね。他の人がやっているのをみると、「大変だなぁ~」って思うけど、自分がやっている時って、そう思わないから不思議。

腰が痛い~とか、眠い~とか、言っちゃってるけどね(笑)

 

ゆっくり年を取ってくれるのって、ありがたいことです。病気とかじゃなくて、老化による介護ができるって、考えてみたら、幸せな事です。だからきっと、あまり大変って思わないのかな?

介護を笑いに変えると面白いっていうけど・・・本当にそう。

最近、ジェナ婆が家の中でところ構わずウンチをしちゃうようになっちゃったんだけどね(^_^.)

「ば~さん、ボケちゃっていかんわぁ~~」って言いながら、片付けてます。相手が人間じゃないから、言いたい放題(笑)

ヴィーにも言いたい放題(^_^.)

ヴィーが嫌がるようなこと(爪切りなど)をするときには「年寄り虐待~~~」とか言ってやってます(^_^.)

 

そろそろ、我が家の繁殖犬達も、介護世代になる子が増えてきました。老犬は初めてというオーナーさんも多いので、マーキュンやヴィーの年の取り方や介護生活が、参考になってくれるかなと思います。大型犬って、こういう風に年をとっていくんだって、知ってもらうと、将来に向けて準備ができると思いますし。

私もまだまだ、老犬の介護は初心者マークなので、いろいろ他の方のブログなどを徘徊して参考にさせてもらっています。ネットのおかげで、昔よりはずっと多くの情報が得られるので助かりますね(*^_^*)

完全復活のいい笑顔!!

 

 

ちょ~し、いいよ~~!!

 

 

年寄り虐待したら承知しないわよ!

 

 

 

今日もありがとうございます!↓ポチッとクリックしてくださいね。 

  •  
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« すみません もうしわけあり... | トップ | 初夏の陽気 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ヴィクトリア」カテゴリの最新記事