コリーの大家族が棲む家

ラフコリーの大家族が暮らすマザーレイク犬舎。7世代にわたるラフコリー達との日々の暮らしを画像で綴ります。

ヴィー婆 13歳10ヵ月

2017-03-04 | ヴィクトリア

コリー専門マザーレイク犬舎 http://motherlakecollie.sakura.ne.jp/index.html

ヴィー婆、13歳10か月になりました。この1カ月、それほど大きく変化はありませんでしたが、気管支炎か咽頭炎が原因と思われる痰が頻発するようになり、今日も朝からゴボゴボゲロゲロしています。

一時は治まったかに思えましたが、昨日の午後、かなり激しく吠えて暴れてしまったので、今日になって再び痰が絡むようになってしまいました。やはり、完治していないとダメですね。

念のため、先生と相談して抗生剤を投与することにしました。実は昨夜、顔の下に敷いているトイレシーツ(ワイドサイズ)に、血しぶきのようなものが付着していたのです。これまでも何度か、血液のようなものが付着している時があって、歯茎からなのか、床と擦れるために唇から出血したのか、疑問に思っていました。

でも昨夜シーツについていたのは、まるでスプレーで吹き付けたかのような、飛び散った血液でした。少量でしたが。

これはもしかしたら、吠えすぎが原因で、喉を傷つけてしまい、出血してしまったのかも??

実は最近、声も擦れてきていました。何時間も、ぶっ通しで吠え続けるわけですから・・・。

鎮静剤の連投は悩むところですが、こうなってはやむをえません。

鎮静剤は空腹時か、そうでないかで、効果の出方がまるで違ってきます。空腹時に投与すると、10分ほどで急に寝落ちしてしまい、しばらくは何をしても目を覚ましません。一方、空腹時でない、食後5時間以内の場合だと、効果が現れるまでに数時間かかることもあります。なので、空腹時に投与することは絶対です。

さらに、連投の場合、1回目は量を多め、続けて2回目以降は少なくても効果が十分続くこともわかりました。前回の効果が完全に無くなる前に2回目を投与すれば、比較的すんなり効いてくれます。

連投をせず、間隔をあけて投与するとすると、毎回、ある程度の量が必要です。連投すれば、2回目以降は薬量が少なくても済むわけで、トータルで考えれば、一日の投与量に、大きな差はないということになります。

いつもアドバイスくださっているレイナパパさんの愛犬ジャッキー君(14歳)は、アセプロマジン1~2mgでも寝てしまうそうですが、ヴィーは認知症が重いのか、最低でも3~4mgは必要です。そして、1回目に投与する場合は、5mg以上でないと、すぐに効果が出てくれません。なので、1回目は7~8mgにしています。その後、続けて投与する場合は、3~4mgでも大丈夫です。

あくまで、最近の例なのですが。

アセプロマジン空腹時投与の場合の継続時間(体重22キロ)

3~4mg  5~6時間

7~8mg  6~7時間

10mg   7~8時間

続けて投与した場合、2回目以降はこれより長く効果が続く感じです。昨日は夕方6時過ぎに10mg投与、10分後にはぐったりしてしまったので、あわてて起こして夕食を食べさせました。

その後、午前3時過ぎくらいから時々バタバタし始めたので、外に出てオシッコ。それからは時々寝ては、バタバタを繰り返し、午前4時過ぎくらいからは本格的に暴れはじめたので、午前5時に5mgを投与して、10分後に朝食を食べさせると、再びバタンキュー。お昼ごろまでずっと寝ていてくれました。

午後はいつもずっと暴れるので、お昼ご飯前に投与するか迷いましたが、今日はお天気が良いことだし、暴れたら歩かせればいいかなと思い、投薬はしませんでした。

バタバタしたら、とりあえず外に出てウォーキング。ちょっと疲れてきたら、その場でゴロン(*^_^*)

 

後期高齢婆さん二人、ともに行き倒れ(笑)

 

 

草の密度が高いので、ちょっとしたクッションくらいの弾力があります。お昼寝にはちょうどいい感じ?

 

 

婆さんが寝ていると、いつの間にか周りにみんな集まってきて、それぞれくつろいでいたりします。

 

 

どうして集まってくるのか、不思議。

だいたい、10分くらいでまたバタバタ始めるので、そしたらまたウォーキング。

そして、また疲れたらゴロン。

これを数回繰り返し、本格的に疲れたらお部屋に戻ります。

 

 

今日は日向にいると暑いくらいだったので、日陰に寝かせてあげたら、とても心地よかったらしく、このまま2時間ほど、寝てしまいました。午後はいつもずっと暴れているので、こんなに長く寝てくれてラッキーでした。

その後、目が覚めてから、再びウォーキングして、家の中に戻ってからも静かに寝ていてくれました。いつもこんな感じならいいのですが…(^_^.)

前足です。爪がすり減っています。頑張って歩いている証拠です(*^_^*)

歩き方としては、ここ1カ月はほとんど変化はありません。寝たきりになるかもと思った年末年始の頃を思えば、支えが必要ながらも、歩いて外に出られるだけでも幸いです。

 ラフコリーMotherlakecollies ヴィクトリア13歳10ヵ月

撮影のため、介護ベストを片手で持っているので、やや不安定になってしまい、普段より歩き方が悪いです(汗;)

本当はもう少し、調子よく歩けます(^_^)v。

そして、食事内容も全く変わっていません。痩せてきたので、フードの量は増やしましたが。

朝110g、昼60g、夜60gに、毎回缶フード50g位、薄めた牛乳少々です。エビオスとビオフェルミン、ビタミン剤を入れてます。

あと、お腹が空いたと騒ぐときに、パンやカステラなどを適宜(^_^.)。

 

吠えて暴れるので、ヨダレがものすごいです。こんなに出るのか?と、驚くほどです。飲んだ水、全部出てしまったのではないかと思うくらいです。ワイドサイズのシーツ、一日5枚くらい取り替える時もありました。

最初はタオルを敷いていましたが、暴れて飛ばしてしまうので、大判シーツにしました。これなら、薄いので、少しはマシです。それでも、飛ばされている時がありますが(^_^.)

お尻の方にも、尿漏れ対策でシーツを敷いています。

尻尾の先、分かりますか?毛が擦り切れて、皮膚が赤くなってしまっています。暴れる時、尻尾が床と擦れるのです。ヴィーは長毛種なので大丈夫ですが、短毛種の老犬だと、足も擦り傷だらけになるようで、包帯や絆創膏を足にぐるぐる巻いた老犬の画像を多く見かけます。ヴィーの足も、まるで剃刀でそいだような感じで、毛が擦り切れてしまっている場所があります。

頭はいつもこのように、90度にのけぞったままです。暴れている時は、さらに大きく「エビ反り」になったまま、足をバタバタとさせ、激しく吠え続けます。動画を何回か撮りましたが、すみません、公開できずにいます。あまりにも悲壮で・・・。

鎮静剤を使うことに不安と罪悪感を感じつつ、暴れてしまって無意識のうちに体が傷つき、体力を消耗し、肺炎の危険までも・・・となれば、それもやむなし・・・と、自分に言い聞かせている毎日です。

もう表情もありませんが、本格的に錯乱状態になる前なら、私が来たことに気付いて泣き止むこともあります。泣くのも、暴れるのも、自分で自分の体がどうにもならないから・・・なんですよね。自分で歩いていられるうちは、そんなことはありませんでしたから。

左目の上の腫れは、相変わらずです。皮膚が肥厚してるので、もう元には戻らないかもしれません。折角の美人が台無しです(^_^.)

斜頸のため、首が左に大きく曲がったまま固定されてしまったので、左を下にして寝かせると、どうしても顔を強く床に押し付けてしまうんですよね。かといって、右ばかり下にして寝かせておくわけにはいきませんので、なかなか治りません。痛くはないようですが、腫れが酷い時は目が開かないことも・・・。

鎮静剤で眠っている間も、2時間おきに寝返りさせます。ヨダレで汚れないよう、タオルやシーツをこまめに敷いているので、こっちのお顔は綺麗でしょ(*^_^*)。

お写真撮る場合は、こちら側でお願いします(^_^)v

暴れると、ヨダレが大量にでるためか、オシッコが極端に出ないこともありました。12時間以上なんてザラ。それが、鎮静剤を連投するようになったら、これまでのように4時間おきくらいに出るようになりました。夜はしんどいですけどね(笑)

14歳まで、あと2か月!!

同胎のグリフォン君は今もお散歩に行っているそうです。男の子なのに、すごい!姉妹のランちゃんも自分で歩いています。ヴィーが一番ダメダメだなぁ(^_^.)。埼玉のマル君も年末に寝たきりに近いと聞いたけど、元気でいるかな?

8頭兄弟姉妹の半分が14歳を超えたとしたら、すごいことですよね。実現するといいなぁ~。

 

さてところで・・・さらに上を行く、15歳7か月の後期高齢婆さんですが。

全くもって、お元気です(*^_^*)

 

相変わらず、徘徊しています。ただし、数か月前までのように、ずっと歩いているということは無く、途中で行き倒れて寝ていることが多くなりました。

寒いので、お昼前になってから庭に出し、夕方になる前にお部屋に戻しています。なので、外にいるのは4~5時間かな。

ほぼ、完全に目は見えないのですが、なぜかヴィー婆が行き倒れていると、近くへやってきます。

鼻もかなり利かなくなっているので、どうしてわかるのか不思議です。

まるで婆さん同士、お互いを心配し合っているかのようですね(^_^.)

ジェナも食欲は衰えず・・・です。でもやはり痩せてきました。少しフードを増やしましたが、もう太ることはなさそうです。

ジェナは自分で立ち上がり、歩くことができるので、認知症はそれほど進んではいません。柴犬は全ての犬種の中で、もっとも認知症になりやすいと言いますが。

ずっと室内に入れておいたら、急に認知症が進んだような感じがしたので、やはり外を歩かせるようにしたのですが、それが功を奏したようです。眼が見えないなりに、注意をしながら歩くので、頭のトレーニングになるのかも??

ただ、夏になったら、ずっと外を歩かせるわけにはいきません。夜間でも湿度と気温が高い地域なので、長く外にいられないでしょう。そうなったら・・・とても心配です。

ほんと、ずっと冬だったらいいのにな・・・。

 

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