やっと朝晩は少し涼しいと感じるようになりました。だけどまだエアコンは止められません。今日も日中は真夏のような暑さでした。
今日は・・・私にとってはちょっと感慨深い日です。まだ忘れることの出来ない、シンディーとのお別れの日・・・・。もう9年経ちました。
生きていればマーキュンより年上だから、もうすっかりお婆ちゃんです。生後120日で亡くなってしまったので、記憶の中のシンディーの姿はずっと幼犬のままですけど。
シンディーは9年前の今日、突然この世を去りました。胃捻転でした。生後4ヶ月にも満たない生涯でした。ともに暮らした時間は、わずか2ヵ月半でした。けれど、シンディーは当時の私にとっては「すべて」でしたから、今でもあの日の悲しみは癒えません。
今日の新聞が・・・
今思い出してみても、私はシンディーに対して間違った接し方、飼いかたをしていました。「ああしなくてはいけない、ああならなくてはいけない」って、いつも焦っていたんです。まだ赤ちゃんのシンディーに、あまりにも無謀な要求ばかりしていました。
床で滑らせてはいけないからと、室内では遊ばせませんでした。トイレの粗相をした時は厳しく叱ってしまいました。遊んで欲しくてじゃれて来るシンディーに、どう相手をして良いか分からず、ついつい遠ざけてしまったこともありました。悪戯を許してはいけないと、自由にはさせませんでしたので、シンディーはいつも一人で、部屋の中にいなくてはなりませんでした。さらに、最初の接し方が悪かったせいで、シンディーは酷く甘噛みをする子になってしまっていたのです。
犯人は誰じゃい!
シンディーを迎える前、躾け本を何冊も読みました。それなりに、準備勉強したつもりでした。でも、今考えるとそれがいけなかった・・・知識ばかり詰め込んで、頭ばかり大きくなって・・・・。
甘噛みが酷く、おトイレを覚えられず、ご飯を食べないシンディーに悩まされ、大好きなのに、重荷になってしまっている・・・という状況に陥り、思い余って訓練所に入れようと電話を入れたほどでした。結局、生後半年以上でないと預かれないということで断られましたけど。
今思うと、笑っちゃうほど、全部私の接し方に問題があったのですよね。もっとおおらかに考えて、シンディーがまだ子犬であることを認識してあげていれば、もっと楽しくシンディーと接してあげることが出来たのに。
事前に勉強したことが、かえって「~しなくてはいけない、~させてはいけない、~でなくてはならない」と、凝り固まった考えにしてしまったんですよね。シンディーを100%完璧な子にしなくちゃいけないって、そればかり考えていましたから。
飼い主の怒りを他所に、乱痴気騒ぎ
短い生涯だったのに、何も楽しいことを経験させてあげることが出来なかった・・・もう少し長生きしてくれたら、挽回できたかもしれないけど、後悔ばかり残ってしまいました。
大好きなのに、思うようにならないことが重荷になってしまって・・・ついつい避けてしまって・・・。
どれだけ後悔しても、シンディーは戻りません。シンディーは私に大事なことを教えるために、この世に生まれてきたのでしょうか。シンディーが長生きしていたら、もしかすると私は自分の間違いに気づかないままだったかもしれません。幼くして亡くなってしまったからこそ、私は自分が間違っていたことを大いに後悔し、反省することが出来たのかもしれません。
その後は・・・見ての通りの我が家です。
正直、私の犬達への接し方は正しいとは言えないでしょう。眉を顰める人も多いと思います。でも、私としては、我が家はこれでいいと思っています。
ぼ、ボクじゃないよ!(かなりあやしい)
「家の子はバカだけど、可愛いからいいわ」っていう考え方、「アホ飼い主」とか言ってばかにされそうだけど、私は100%間違ってはいないと思います。程度の問題はあるけど、それくらいおおらかに考えている方が、愛犬と楽しく暮らせるように思います。犬だって、長所もあれば短所もあるのが当たり前ですからね。
飼い主さんとの上下関係が間違っていなければ・・の話ですけどね。
我が家の子達、マンツーマンでしつけをすることなんてありませんから、若いうちはやりたい放題、悪事の限りを尽くすという感じです。飛びつき、盗み食い、家具齧り、物品破壊などなど・・・すでにご承知の通りです。
このままだと家が壊れる、手に負えなくなる、どうしよう・・・って心配になるところですが、不思議と2歳を過ぎる頃にはほとんどやらなくなります。(たまにはやりますけどね。)
ホント、いつの間にかやらなくなる・・って感じです。若い頃には何度叱ってもやめられず、「叱られてもやりたい」ってほどだったのに、落ち着いてくると「そういえば、最近叱ったことないなぁ」って思うことが度々あります。
毎日、こんな感じです・・・。外は暑いので、室内でドンチャン騒ぎ。
ただ、これはあくまで、ラフコリーだからということでもあります。犬種によっては、最初から厳しく、きっちりしつける必要があります。私はコリーのオーナーさんに子犬を渡す時には、あまり躾けについてあれこれ言うことはありません。けれど、柴犬のオーナーさん、特に男の子の場合には、絶対に甘くしないでくださいと言います。
なぜなら、ラフコリーの場合、よほど先天的に気質に問題のある子でなければ、「どうにもならない、手に負えない」ということにはなりませんが、柴犬の場合はプロでも手を妬く事になるからです。
コリーはあまり躾けをしなくてもいいという意味ではなく、厳しくやるよりは、ある程度ゆるくしてあげた方が、コリーの性格にはあっていると思うのです。コリーは自分で考え、おぼえ、判断する犬種ですから、成犬になれば自らやっていいことと、いけないことを判断できるようになるものです。
も、もしかして、オネエサマたち??
私が犬達のしつけについて、あまり厳しいことを言わないのは、シンディーへの償いでもあるかもしれません。シンディーのためにも、同じ後悔はしたくありませんから。
多少の問題はあっても、犬達が朗らかで、いつも一緒にいることができれば、それがなによりの幸せです。
誰が見ても「名犬」と呼ばれるに越したことはありませんし、それを目標にすることは良いことです。けれど、実際には個々の個性や性格がありますから、プロでない限り、そんなに簡単にはいきません。たまたまいい子に当たって、何の問題なく育つことはあるとおもいますが、大抵はいろんな問題を抱える事になると思います。
それらの問題をどこまで解決すべきかどうか、飼い主さんの許容次第だと思います。
子犬には、あれもダメ、これもダメと、躾けるより、ある程度大目に見てあげて、成長を見守ってあげて欲しいと思います。家具のキズも、後に大切な思い出になる事だってあるんですから。
我が家はすでにボロボロですが、残念ながら、シンディーが齧った痕はありません。1箇所くらい齧らせてあげればよかったと、今更ながら思います。
つーか、やっぱりお前だろう!いね田イネ蔵!!
マザーレイクでは今日の新聞記事は読めなかったんですね?
あんなことや、こんなことが書いて有ったのに、全部知らないんだ~!(嘘)
躾ね~?
フラッドはバッチリやったけど、ゼロの出現で全てが水の泡。
それ以来やめました。
我が家のモットーは、「ワンズは誉めて育てる。」です!
たまに叱ってます?(爆)
大好きだけど重荷・・・って気持ち
とーっても良くわかります。私も姫子に対して最初のうち
同じ気持ちでした。自分一人で育てる初めての犬でしたから。
とにかくやんちゃな姫子にどうしていいのかわからず
参りました。でもその時ある人に
『とにかく今は沢山遊んであげればいいのよ~』って。
それでおしまい。
へっ?って思ったけど結局間違ってなかったな~。
時には厳しさも大事だけど
それ以上に一緒に暮らす家族として楽しんむことが
大事なんですよね~。
せっかく迎えたのに、子供心に『私がちゃんと世話出来てなかったから死んだん?私が殺したん?もう犬飼う資格ない!』と後悔で泣き続ける日々でした。4代目を迎えるまで3年あきましたが、私もジミーのお陰で沢山の事を学んだように思います。
4代目は13年居てくれました。エンディがそこまで居てくれたとしたら後五年半。後それだけしかないけれど、日増しに『智恵袋』でコリーって本当に笑えますね。コリーに出会えてよかったです!
でも今は『もっとノビノビ育ててあげれば良かったな~』って思います。
私はアポロと家庭犬資格のトライアルを楽しんで(時に苦しんで?)いますが、いつも思うのはアポロを『良いコ』や『できるコ』にしたいと思っているのじゃないってこと。大切なのは『…らしさ』が輝くこと。
まーちっちママさんは9頭の『…らしさ』に囲まれているんですね。シンディーちゃんのおかげで、皆さんの個性輝くマザーレイクがあるんですね!
それによってシータは歯をむいて逆ギレするようになってしまいました。私が怒ると恐怖しか感じなくなってしまったんだと思います。
ゼロパパさんやシルちんパパさんに助言を貰って、気が付きましたけど・・・
シータに子育ての練習をさせてもらってる感じです。大切な事を気付かされました。。。
それにしても、新聞、、、哀れですね。シュレッダー要らずですか(笑)シータも一時期すごかったですけど・・・・この惨状を見て懐かしさを覚えるのは私だけでしょうか(笑)
まーちっちママさん、イネちゃんの最後の写真を見ただけで分かりますよ。どんだけイネちゃん達が幸せか。。。思いっきりいい顔してます♪
コリーって本当に賢いから、一度怒られたらよく覚えていて、同じことはしないんですよね。反対に褒められたときは調子に乗って同じこと何度も得意げにするんですけどね(笑)。褒められたときの「私は良いことをしたんだぁ~!」ってピカピカの笑顔が今でも忘れられないです。
初めての大型犬で初めての室内飼い、両親から「ちゃんと躾るように!」とプレッシャーを掛けられ、迎える前から頭デッカチになっていました。
手の掛からない大人しい子だけど、「ちゃんとしなければ!」と無闇に叱ったり、しつけ教室にも行きました。
思い通りに動いてくれず、一時期イライラしたり悩んだりもしました。
でもこのHPを見て、「あるがままで良いんだ・・・」って気付いてからは吹っ切れましたよ~♪。
今では自由奔放にお互いノビノビと生活してます。(笑)
まーちっちママさんのHPが無ければ、たぶんまだ服従訓練とかにキリキリしていたかも知れません。
甘噛み・・・家も失敗(?)しました・・・。(((^^;;;
未だに平気で歯を当てて来ます・・・。
もちろん痛かったら強く叱っては居るんだけど、全然懲りていません・・・。
と言っても、私と母に対してだけだから、特別な愛情表現と受け止め、「まっ、良いか~~☆」なんて容認している私が悪いんですけどね。(((^^;;;
いね田イネ蔵、今日も元気に悪行三昧ですよ。ちょっと電話をしていたら、そのすきにトイレットペーパーを盗み出し。部屋中をペーパーの海にしてくれましたっ!
新聞も真ん中に穴が開いてました・・・
モノト~ンズの父さん家はお姉ちゃん達も躾け参加していて、とてもいい感じですね。ほーひゃん、野放しでしたので、スミマセン!!再教育、よろしくお願いします。
姫子ママさん
そうなんですよ。「いい子に育てなくちゃ」っていう気負いが、自分を苦しめていたんですよね。自然体で育てる方が、結果的には良いってこと、私もシンディーのおかげで気づくことができました。
人間の子供と同じなんですよね。少しずつ、成長して行くんですから。それを楽しむ余裕ができれば・・ってことですよね!
えんでぃしょんさん
ジミー君と同じ命日なのですね。命日というのは、何年経っても忘れないものですね。誕生日は忘れても(笑)
亡くなった子への最大の供養は、その子が生きたことを無駄にしないことだと、シンディーをなくした時に思いました。本当に、シンディーはたった2ヵ月半の間に、いろんなことを残していってくれました。
エンディ君、先代君の記録を更新して欲しいです!
apolo-mamaさん
犬を飼うとき、事前にすごく勉強する人と、まったく衝動的に飼い始める人に分かれると思いますが、どちらがいいのかな~って思うことがあります。出会った子犬次第で、結果が変わるのかもしれませんね。
コリーって、名犬ラッシーのイメージが強いから、どうしても「いい子」に育てようって、気合はいっちゃうんですよね。
シンディーは初代コリーのメーテルをなくしてから13年間、ずっと待っていた子だっただけに、期待をかけすぎちゃったんです。本当にかわいそうなことをしてしまいました。
時々思うのです。今、シンディーがこの中にいたら、間違いなく女帝になっていただろうなぁ~って(笑)。
し~たんさん
そうそう、犬育ては子育てと同じ・・・。なぁ~んて、私は子育ては未経験ですけどね。
し~たんさんはこれからなんですから、シータちゃんのおかげでいい経験をつむことが出来たのかもしれませんね。
新聞をシュレッダーされるのはちょっと困るんですが、お菓子の箱とか、自分つぶすのが面倒な時はいいですよ~。適当にバラバラにされたところで取り上げて、ゴミ箱に捨てます。回収ゴミにだすまでもない、小さいダンボールなんかも「お願い」してます(笑)
リムタンママさん
どんないたずらっ子も、コリーの場合は4歳までですね。齧り屋ヴィー太郎ちゃんも、4歳でようやくカジカジしなくなりましたから(笑)
いたずらで、やんちゃで、手に負えなくて・・・って困っても、いざその子が病気になったりして元気がなくなれば、どんなに悪戯してもいいから元気になって欲しい!って思いますよね。悪戯するのは元気な証拠!ってことで、笑って「おしおき」します(笑)
リムタンは典型的なコリーの気質だったのですね。ほんと、コリーって人間と同じなんですよね。だからこそ、一度コリーと暮らしたら、またコリーと暮らしたくなるんですよね。リムタン、とっても愛されていたんですね。
shylph-masterさん
そうでしたね。最初の頃は迷っていらっしゃいましたよね。
もしかして、我が家の様子を見て、ほっとしている飼い主さんも多いのかな?あそこの犬より、ウチの子の方がお行儀がいいって(笑)
でもそう思ってくれると幸いです。こんな教育方針でも、なんとかなってるってわかってもらえれば^^;
あまがみは我が家の子達も甘える時にはやりますよ。私も強く噛むのでなければ許しちゃってますけどね。噛むことがいけないというより、強く噛むことがいけないのですから。もっとも、他の人にやるといけないので、注意していますけどね。
シルちんにカミカミしてもらえたら、信頼してもらえてるってことになるのかな。オフ会のときに迫ってみます(笑)