【動画】宇野昌磨選手 グランプリファイナル 2022 SP
イタリアのトリノで開催されたグランプリファイナル2022 での宇野昌磨選手のSP演技。これはファンの方が撮影した動画かな? FSはイタリア語解説とか見つかったんだけど、SPは見つからなかった💦
グランプリファイナルというのは、6ヵ国で行われるグランプリシリーズのうち2試合にエントリーし、順位ごとのポイントを獲得して、2試合の合計ポイント上位6人(組)が出場できる大会。昌磨はカナダ大会とNHK杯で優勝。得点上位のイリア・マリニン選手に次いで2位での出場となった。
冒頭4Fをキレイに着氷。GOE加点3.14点とこの1本で14.14点! 続く4Tからのコンビネーションは2Tとなった。ちょっと4Tの着氷が沈みこんだように見えたので、2Tで正解だと思う。GOE1.76点。後半基礎点1.1倍となる3Aもキレイに流れて2.06の加点。
スピンは最後の1つがレベル3となったけれど、2つはレベル4を獲得。1.01点、1.10点、0.78点の加点。ステップがレベル3なのはジャンプを重点的に練習したので仕方がない的な発言をしていたけれど、1.37点の加点となっている。
PCSは8点台もあるけれどほぼ9点台を獲得して、Presentationでは10点満点をつけたジャッジも! 99.99点で1位発進! 99.99って😅
フィギュアスケートの採点はいろいろ難しく、試合ごとにバラつきがあったりもするのだけど、このGPFでは今までジャンプの出来で左右されていたPCSを、ジャンプとは切り離して本来の意味での採点にしたように感じると、ルールに詳しい方々の間で話題となっていた。
確かにジャンプが全滅なのにSkating Skillsが高くつくというのも変ではあるけれど、でも深くエッジを使った巧みなステップなどのスケーティング技術を披露しても、4回転が跳べないと高く評価されないというのもおかしな話。
もちろん高難度ジャンプを跳ぶのも技術なわけだけど、そこは基礎点とGOEで評価しているわけなので。そういう意味ではPCSでも昌磨が1位なのは納得というくらい、スケーティングの質や表現力がダントツだった!
Shoma UNO - SP - ISU Grand Prix Final 2022/23, Torino
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます