【動画】宇野昌磨選手 スケートアメリカ2021 FS
ラスベガスで開催中のスケートアメリカ2021での宇野昌磨選手のFS演技。今季のFSはラヴェルの「ボレロ」で振付はステファン・ランビエール。今季から4種5本の4回転の実施を宣言している昌磨。果たしてどうなるか?
ジャパンオープンで転倒した4Loは片手をついたけれど着氷。GOEは-1.50点。続く4SはDGで-4.30点。ジャパンオープンでは抜けてしまったジャンプで、解説の町田樹氏がこの辺りが難しいところなんだと思いますとおっしゃっていた。流れ的なことなのかな? 冒頭で失敗もしくは耐えると、次に負荷がかかるというか、繋がらないというか・・・
続く4T+2Tは着氷1.90点の加点。ここは単独じゃなかったのかな? 3Aも着氷したけど昌磨にしては流れなかったかな? 1.83点の加点。後半3本の1本目はSPで抜けてしまった4F。これもやや着氷が乱れて-0.63点。
次が4T+2Tで2.44の加点だったけどこれは? セカンドは3Tにしようとしたけど途中で2Tにしたっぽい感じだったけど違うかな? これ4T+2Tを2回実施してるけどリピートではないの? ルール変わったのかな? しょっちゅうルール変わるから分からない😅
最後の大技3A+1Eu+3Fも最後の3Fが耐え気味でqが付いた。1/4回転足りないということで、基礎点はそのままだけれどGOEでマイナスされるということで-2.29点。
ちょっと着氷が耐え気味なジャンプが多かったかな💦 冒頭2本はチャレンジなので仕方がないとして、得点源でGOEマイナスになってしまうのは避けたいところ。とはいえ、冒頭2本含め転倒や抜けがなかったのは大きな収穫だと思う。
スピン3本はレベル4で、それぞれ0.87、0.30、1.05点の加点。コレオシークエンスも0.93加点。ステップもレベル4で1.45点の加点。PCSも8点台後半と9点台が並んだ。ジャンプミスが減れば9点台で揃えられると思う。181.61点。トータル270.68点で2位。銀メダルを獲得
「ボレロ」といえばアイスダンスのトービル・ディーン組の伝説のプログラムというくらい、フィギュアスケートでは度々使われる曲ではあるのだけど、昌磨のはかなりポップにアレンジされている。町田樹氏が「ボレロ」はメリハリがつけにくく、曲を無視してエレメンツを入れることになるので、あまり競技に向いていないが、このアレンジは良いとおっしゃっていた。
また、ステファン・ランビエールの振付については、ステファン自身が滑ると素晴らしいのだけれど、それを他の人が滑った時に彼自身のような魅力が出るかというと難しいとおっしゃっていて、その辺りがどう宇野昌磨の「ボレロ」に出来るか期待したい的なことを話されていた。
そういう意味ではまだ完全に宇野昌磨の「ボレロ」ではないかもしれないけれど、ジャンプが完璧ではなかったのに観客がスタオベしていたのは、やはり昌磨の滑りに訴えかけてくるものがあったからだと思う。
昌磨の美しくボリューム感のあるスケーティングがとても映えるプログラムだと思う。シーズン通して滑り込んでオリンピックで宇野昌磨の「ボレロ」完成形が見たい! 見れるよ絶対!!
Shoma Uno (JPN) | Men FS | Guaranteed Rate Skate America 2021 | #GPFigure
銀メダルおめでとう!🥈
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